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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『カイジ2』を109シネマズ木場1で観て、うーん、こりは評価分かりてしまうかもふじき☆☆☆(ネタバレではないけど、っぽい書きぶり)

五つ星評価で【☆☆☆原作の毒気にやられながら、映画向きのようなそうでないような】


カイジの一作目は好きです。
あのイカサマを乗り越えた後のEカードの腹の探り合い、
知略戦略が、分かりやすく提示されていたのが良かった。

そういう意味で、今回は腹を探り合うというより、
全てが既定路線の勝負にどれほどの「覚悟」を決められるか。
知略戦略は一歩後ろに下がって、
ギャンブルの麻薬性が強烈に打ち出されていた。

その麻薬性の前に生瀬勝久演じる坂崎のおっちゃんは酔ったようにヘロヘロになり、
伊勢谷友介演じる一条は時に腰を抜かす。この辺が役者の好演も相まって凄く面白い。
ただ、最後まで力で押させずに、もう一捻り欲しかった。

例えば、カイジが裕美から教えられて、
一条に切り札を使えさせなくする何らかの手段を講じるとか。

「人喰い沼」に関するトリックはマンガ通りなので、
新しい驚きはなし。マンガのアクの強い作画に
役者の力演以外に演出の援護射撃が欲しかった。
逆にトリックを知らない無地の状態で観たら、
あのトリックにはそりゃあビックリしたと思う。
ここが今作、私が躓いてしまった箇所だ。
多分、1作目の腹の探り合いの方が普遍的なので
複数回、同じことをされても耐久性がある(面白く見れる)。


さて、今回三つのゲームという事で

1、地下チンチロ
2、姫と奴隷
3、人喰い沼

という布陣になっている。
まるで『モテキ』の仲、真木みたいに、沼以外の二つのゲームはウェイトが低い。
カイジくんは沼には恋するけど、チンチロと姫には恋しないのだ。
勿論、森山未来みたいに負け犬4人で踊ったりもしない。
あ、今、書いてて、ちょっとダンスを見てみたいと思った。
そして麻生久美子のように泣き崩れて、香川照之に身体を任せた後、
牛丼屋でお代わりをする伊勢谷友介。

そうか、そういう映画だったのか
(筆がどんどん滑り続けてるけど、ともかく違います)。

チンチロはビックリしたなあ。
あれ、原作を忠実にやったら、あれだけで映画1本作れる話なのに、
10分くらいの前座話にしてしまった。
なんて贅沢な無駄使いだ。
松尾スズキの誰よりも信用が出来なそうでいて、
どんなに勝っても金持ちなんかにはなれそうにない、
あの貧乏くささが好きだったので、このウェイトの軽さはちょっと寂しかった。

そして映画オリジナルの「姫と奴隷」。
ええと、これは単につまらん。
これで勝利を得るのはきっと三択の女王、竹下景子だけだ。
一回真剣勝負のジャンケンみたいなものだから、ゲーム性が低いのだ。
やっぱりカイジが一回言い当てるごとに姫のドレスが短くなっていくとか、
そういうのがないと燃えないじゃん。
ちなみに山本太郎が裸になるオプションはいらないです。

PART3は今回のPART1.5エピソードで、
吉高由里子がカジノ客の言いつけでメイド衣装であんな事や、こんな事を、
それで一本!(い、いや、一本ってそういう意味じゃなくって)
あー、できないかなあ。

役者を振り返っておこう。

藤原竜也は前作通り。
というより、前作より明らかに単純お人よしバカになってる。
後、前作より貧乏臭くなってる。
次があったら靴下に穴くらいあけてくるだろ。
なんか、カッコ悪いな。
まあ、今回は多分、靴下に穴あいてないだろうから、ギリせーふ。
人情押しなので、これ以上、続けていると寅さん化してくと思う。

吉高はメイド服を着てくれてるからそれでいいよ。

生瀬勝久はこーゆーのやらせると上手いし、
原作ともそんなに外れてないのが凄い。
でも、原作の坂崎の方が強烈。それについて生瀬を責めるのは酷だろう。
それは演出側の責任だ。

香川照之、もう完全に利根川はマンガから逸脱してるが、これはこれでいい。
吉高の父親を実質的に死に追いやったのは、
この利根川なので、吉高とその下りで絡みがないのはちょっと不自然。

嶋田久作、香川照之の後釜にスポっとおさまったラッキー黒服野郎。
なんか「ぬここ」っとした感じが好き。

兵頭、佐藤慶が物故してしまったので逆光で声だけ。
その声が声量があって堂々としすぎてて、何かショッカーの首領みたいだ。


そして 伊勢谷友介

なんかすんげえおんもしれえ。



主役はカイジだけど、カイジの勝敗ゲージを
伊勢谷友介が人間の身体すべてで表現している。

役者も気持ちいいが、ここまでやってくれると観客も嬉しい。

「おれえ?」が一番すきだな。


【銭】
毎月10日は109シネマズのサービスデー料金1000円で鑑賞。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
カイジ2 ~人生奪回ゲーム~@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
カイジ2 ~人生奪回ゲーム~@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
カイジ2 ~人生奪回ゲーム~@Akira's VOICE
カイジ2 ~人生奪回ゲーム~@LOVE Cinemas調布
カイジ2 ~人生奪回ゲーム~@新・映画鑑賞★日記
カイジ2 ~人生奪回ゲーム~@ほし★とママのめたぼうな日々
カイジ2 ~人生奪回ゲーム~@as soon as

PS 前も思ったけど、メインテーマ曲がいい曲だ。
PS2 「くあいじい」という香川照之の呼びかけは
 「仮面ライダーV3」に出てたドクトルGの「かめんラアイダV3」って呼びかけに
 ちょっと似てると思った。
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『カウボーイ&エイリアン』をユナイテッドシネマ豊洲6で観て、まあまあふじき☆☆☆

五つ星評価で【☆☆☆ハイホー、まあこれはこれで、でもエイリアンの出来は悪い】


原題を直訳すると『牝牛少年達と異星人達』。
合コンでもするのかよ、みたいな題だな。

ダニエル・クレイグが強烈にかっこいい。
ちょっと拗ねたぐらいの役の方が合うんだな。
だから本当は007より、『ロシアより愛をこめて』の
ロスケ暗殺者の方が似合っていたに違いない。
それにしても本当に目が青いな。
闇の中で光りそうな青だよ。

そして、ハリソン・フォードが強烈に爺ちゃんだ。
まあ年相応だ。今迄の方が年より若い役が多かったから、
揺り返しが来たんだろう。

この二人を中心にけっこうカッチリした西部劇が組み込まれる中に
宇宙人が混入してくる。

こういう棍棒を持った方が似合うような宇宙人って
宇宙人としての仁義に反するよね。
強いのはいいんだけど、『エイリアン』みたいに本当の野獣でないなら、
強さに「野生」以外の理由が必要だ。
それにしても、何で地球人が望むままに、
宇宙人が白兵戦で相手をしてしまうのかね。
何か、先祖供養をしっかりしてないとか、呪われてるとか、
表に出せない理由があるのだろう。
辛くも生き残った宇宙人は壺を買ったりするといいと思う。


【銭】
チケットショップで前売券を額面100円引きの1200円でGET。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
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カウボーイ&エイリアン@LOVE Cinemas調布
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カウボーイ&エイリアン@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評

PS 爆発がチャレンジャーっぽかったなあ。
PS2 単に金塊を集めたがる宇宙人より、
 その金塊を流通できなくして利益を得ようとする
 007のゴールドフィンガーの方が悪役として優れてる。
 レーザーで股間をピッとかやられたら宇宙人も泣くと思うよ。

『エス。』神戸蘭子、ゴマブックスを読書する男ふじき

Sサイズモデル神戸蘭子のフォト・エッセイ。
  
あの声が聞こえないってのは明らかにマイナスでしょ。