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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『エレナー電気工業』をポレポレ東中野で観て、すすめづらい良作ふじき★★★

五つ星評価で【★★★良作。トップシーンを観れば何故、勧められないかが分かる】


トップシーンにSEX。
そのSEXは凄いSEXだ。
被写体の美醜を別にして、今まで観てきた映画の中の
どんなSEXより美しくない濡れ場。

持ってるなあ。
相変わらず寺内康太郎(監督)は飛び道具みたいな演出力を持っている。

んで、映画は終始一貫ダメ男の話。
ダメ男って可愛いな(ホモ的な視点ではなく)。
ダメ男を追ってるだけで、ちゃんと映画として成立するからテク上手いんだな。
この青春Hシリーズは、エロさえ入れておけば、あとは何の制約もないらしい。
まんま、昔のにっかつロマンポルノみたいだ。
先物買いの人はここを押さえておけば、20年後くらいに
「当時から注目してました」と若い坊主どもに自慢できるぞ。
まあ、それを阻むかのごとく、映画チラシがつまらなそうなんだけど。

さて、この映画を観に行く気になったのは、
監督夫人が映画に出演して、おっぱい出してるって話をツイッター上で聞いたからだ。
そらあ、行かねばなるまい。

大島渚の昔から、園子温の今まで、女優に手を付けた監督の手腕はなかなか優れている。
そう言えば、乳こそ出してないが、小説家の乙一の自主上映監督作品の主役は彼の奥さんである。

結論から言えば、奥さんの乳とパンツは良かった。
奥さん、かーいーよ。



【銭】
公開後、当日1300円の300円引き前売券をユーロスペースで購入1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
エレナー電気工業@ぴあ映画生活

PS ちなみに、ポレポレ東中野さんはレイトショー終映時刻と一緒に
 レイトショーイベント終了時刻を開映前に放送してくれてた。
 グッジョブっす。

マンガ『セクシーボイス アンド ロボ 第一巻』黒田硫黄、小学館を読む男ふじき

殊更に美しく芸術的に描こうとしていないというのもあるけれど、
黒田硫黄は物凄く絵が上手い。そう、見える。
「絵が上手い」という表現が当てはまらないのなら、
「とても気持ちのいいセンスの絵を描く」でもいいかもしれない。

そして、マンガも上手だ。
キャラ分けもコマの中での人物のバランスも、
流れるような話運びも、マンガ(テク)が上手いからこそ、絵が活きる。
ここんとこ、絵だけ活きててマンガが死んでる様なのを読む機会が多かったので、
何かとっても眼福でステキ。

マンガ『妖怪のお医者さん 第十五巻』佐藤友生、講談社コミックスを読む男ふじき

最終巻。

妖しよりも性質の悪い人との戦い、
で〆るのかと思いきや、最後は自分自身との戦い。

真面目な講談社のマンガらしい。
どっかんと来るカタルシスも
本当は欲しいところだけど、
これはギリ納得させられてしまう終わり方・・・かな。

『恋の罪』を銀座シネパトス2で観て、無駄に濃密やねえふじき★★★

五つ星評価で【★★★どっと疲れるが、納得できる疲れだ】


園子温だねえ。
嫌がる方へ、嫌がる方へ、話を持っていきつつ、的は外さないみたいな。

あまりにぶちまける原色が強烈なので、
観てる方は自分が何を観てるのかが分からなくなってしまう。

という訳で、インパクトに蛸殴りされた感じだが、
結局、自分が何を見せられたのかがいまだによく分かっていない。
とりあえず水野美紀の乳と全裸は見たのだからそれでいいだろう。

うっ、練られた戦略にまんまとはめられてる気がする。

まあねえ、映画の登場人物みんなが完全主義を突き詰める必要はないと思うんだ。
そんなキャラばっかりを集めるからハイテンション・ドラマになる。
そうそう、『ALWAYS 三丁目の夕陽』と正反対の市井の人々。
『けいおん!』の記事で、園子温の『けいおん!』を望んでみたけれど、
作ったら『恋の罪』『自殺サークル』みたいになるんだろうなあ。
なんか榊原郁恵の「アル・パシーノ+アラン・ドロン<あなた」みたいだな。
そうでもないか。
 
アンジャッシュの児嶋が結構大事な役で普通にちゃんと演じているのに
嘘のようにどこの誰の話題にも乗らないのが何か逆に凄い。


結局「恋の罪」ではなく「行為の罪」という、只のダジャレなんじゃないのか。
なんか、ともかく虚仮脅しでも何でも、あれだけ大きい声を張り上げて
撮り終えた作品はそこに何かが宿っている気がしてならない。

その度胸に敬意を表する。


【銭】
シネパトス三回券を前月のうちに購入1200円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
恋の罪@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
恋の罪@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
恋の罪@LOVE Cinemas調布
恋の罪@我想一個人映画美的女人blog

共通テーマ「大学で送り仮名、句読点、分数の勉強、どう思う?」

なしではないな。
  
国内で外国人が、国外で日本人が
補習教科として言語研修を受けるように、
それが必要であり、現実問題として身に付けていない生徒が多いなら、
受け皿を作ってやる事はとても正しい事だと思う。
ただ、それは学ぶ為の過程であって、
  
最終到達点がそこなのだとしたら否定すべきだろう。

共通テーマ「あなたの2011年の三大ニュースは?」

えええっ。

だってなあ。三太夫ニュースつったって、

そんなに毒蝮三太夫に関心がある訳

ないしなあ。

『子どもたちの夏 チェルノブイリと福島』を銀座シネパトス2で観て、ふーんふじき★★★

五つ星評価で【★★★役立ちはしないが、残る記録としてはいいのでは】


ウクライナでも福島でも子供に癒される。


KLYさんの「LoveCINEMAS調布」の記事で、
放射線量測定における公式な量把握が
どこにも求められていない事を批判している。

然り。

今現在、何がどんな状態なら悪い状態なのか全くわからない。
ウクライナの元技術者父ちゃんが言う
「日本人は政府に情報を隠されている」
野田あぁぁぁぁぁぁあああ


【銭】
シネパトス三回券を前月のうちに購入1200円。

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子どもたちの夏 チェルノブイリと福島@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
子どもたちの夏@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
子どもたちの夏@LOVE Cinemas調布

PS ちなみにウクライナ人クリスティーナは新山千春に似てると思う。

『八月のラヴソング』をシネマート六本木1で観て、残念でしたふじき★

五つ星評価で【★パク・ジョンミンファンはいいんでないの?】


退屈して正編23分しかないのに居眠りしてしまった。
罪悪感高まる。

携帯LISMOドラマの劇場公開で、
何でこんなん観てるの、と言われれば、
酒井美紀が出てるから(地道に好き)。

酒井美紀らしい良さが生きてないなあ。

単に少し年を取った綺麗なお姉さんだ。
これなら誰でもいいじゃん。
顔立ちが、杉本彩、EVE、小向美奈子って
脱ぎ路線顔に似てきたなと思うのは気のせい?

何がどう「八月」なんだろう。
携帯配信時期が八月だったんだろうなあ。

そう言えば二人が恋に落ちるキッカケもよく分からん。
偶然、同室にいただけで、お互いの「キュン」ポイントないでしょ。

監督はデビュー2作で燃え尽きたと言われる大谷健太郎。
もうちょっと燃えようよ。


【銭】
劇場800円均一だけど、偶然500円の前売券を見つけた。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
八月のラヴソング@ぴあ映画生活

『ブリューゲルの動く絵』をユーロスペース2で観て、てめえふざけんじゃねえこの野郎ふじき★

五つ星評価で【★歴史の副読本ビデオじゃないっつーの】


むちゃくちゃつまらん。

基本的に話はない。

ブリューゲルの絵の中に入り込んで、
当時の日常生活を垣間見るだけと言っていい。

えーと『ルパンⅢ世 ルパンVS複製人間』
ルパンが絵の世界に迷い込んでしまう1分程度の下り、
あれを2時間に引き伸ばしてると思えばよい。

絵を現実化する技術は面白い。
でも、そんなもんだけ観せられて2時間はきついんだぜ、セニョリータ。

大体、この絵画の世界に入り込むという実験映像を
既にもっと巧みに行なっている先人の映画がある。
パトリック・ボカノウスキーの『天使』である。
これもストーリー的な内容はゼロに近いが、
『天使』を絶対的に支持する。いい出来だからである。

絵の世界その物に入り込む訳ではないが、
ストーリー面のしっかりした、フェルメールに題材をとった
『真珠の耳飾りの少女』だってニアだろう。
スカヨハも出てるし(関係ない)。

こんな退屈な映画にルドガー・ハウアーと
シャーロット・ランプリングが出てる。
うーん、別にこんなん出て株を上げようとしなくてもいいでしょ。
そうとしか思えん。
借金とかあるのなら、早く払って、こんなん出ないようにしようよね。



【銭】
ユーロスペースの会員割引で1200円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ブリューゲルの動く絵@ぴあ映画生活

『インビテーション・フロム・スパイク・ジョーンズ』をユーロスペース2で観て、スパイクの短編はなかなかだぞふじき★★★

『マルコビッチの穴』でデビューして、
その後、何かボヤケテしまった感が強い監督スパイク・ジョーンズの短編三本立て。

 爆弾のように詩情をぶつけてくる『アイム・ヒア』が大傑作です(★★★★)。
ファーストカットで鷲掴みにされます。

 『みんなのしらないセンダック』はスパイク・ジョーンズが実写映画化した『かいじゅうたちのいるところ』の原作者モーリス・センダックのドキュメンタリー。
センダックはなかなか変わり者親父してていいのだが、そのキャラに頼り過ぎてドキュメンタリーとしてはごく普通の映画(★★★)。

 『モーリス万博に行く』モーリス・センダックの少年の日の思い出を軽く再現ドラマ化。まあ、これも普通です(★★★)。



【銭】
ユーロスペース会員割引で1200円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
アイム・ヒア@ぴあ映画生活
みんなのしらないセンダック@ぴあ映画生活
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