ナオミ・ワッツと言うと『キングコング』でひたすら踊ってた人、
そんなイメージだが、今回はスパイなので踊らない。
まあ、踊りながらスパイしてもいいだろ、と思わなくもないが、
ともかく踊らないのである。
そして、その夫にショーン・ペン。
こっちも『アイ・アム・サム』みたいにピザ持って
ズデーンと転んだりしないのである。
「本当か、本当に本作でナオミ・ワッツは踊っていないのか?
それは解釈の問題であって、3%くらいだったら踊ってるんじゃないのか」
「本当か、本当に本作でショーン・ペンはズデーンと転んでいないのか?
それは解釈の問題であって、3%くらいだったら転んでるんじゃないのか」
みたいに、強引な弁舌により、いつの間にか真実が歪められ、
その歪みの隙間から始まるイラク戦争、
この本来ありえない展開がスリリング、かつ、やっぱり野蛮な国アメリカだ。
そういう恐ろしさは堪能できたが、さあ、これから逆転巻き返しだと思ったら
映画が終わってしまったので、それが一番驚いた。
これがもし本当なら(そして本当であろう)、理由なく他国を破壊しているのだから、
当然、アメリカは治安だどうだではなく、イラクに対して、
戦争前と同じになるように無償支援をしなければならない筈なのだが、
その辺はどうなっているのだろう?
【銭】
シネパトス3回券使用。
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