石ノ森章太郎って巨匠みたいに思われてるけど、
作風は行き当たりばったりで、実は長編に向いていないマンガ家だ。
その点、手塚も行き当たりばったりだが、機転が効いてフォローが上手い。
という訳で、このマンガは肩の力が抜けた石ノ森の
「いい加減」が炸裂してる。どうでもいい感じのこのマンガが大層面白い。
読み捨て感が抜群である。
ただ、著者紹介欄に書いてある
「漫画→まんが→マンガ→コミック」という流れの後に
石ノ森が提唱した「萬画」という呼び方は
果てしなく爺ちゃんセンスで、かっこ悪いと思う。
出張の間いないので、予約登録を5本入れておこうの5本目。
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