記憶。
そんなん忘れんだろう、と思われたり、
年だねえ、としみじみ思われたりしそうだけど、
そういう流れの話ではない。
昔、遠足で単独行動の挙句、足を滑らせて頭を打った事がある。
で、記憶が飛んだ。
その近辺、何も覚えてない。
短期記憶がなくって、何をやったという記憶が全くの欠落。
で、困るのはお説教
「反省しているのか?」
「覚えてません」
うーん。聴く方も聞かれる方もどっちも立場的にしんどい。
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特集上映「妄執、異形の人々・海外編」から1プログラム。
◆『ホーリー・マウンテン』五つ星評価で【★★★ビジュアルはともかく、仲間の話は退屈】
久々に見直したけど、個人的な意見としてはホドロフスキーは
『エル・トポ』が至高。
ビジュアルショックはこっちの方が一々凄い事をやってるのかもしれないけど、
「仲間と一緒に聖なる山を目指せ」と仲間の話に移行してからが、
お芸術が並列で繋がるだけで、話のダイナミズムが失われてしまい、退屈なのだ。
あんないっぱい出さんでも、
三銃士とダルタニアンで3人くらいで良かったんじゃないかな。
配役が変わっても大して違う事やってないんだから。
ラストは映画史に残る・・・かもしれない。
『書を捨てよ街へ出よう』『蒲田行進曲』で似た事はやってるけどね。
冒頭、全裸の少年が山のように出て来るカットで
昔はなかった少年のチンチンへの検閲が煩わしい。
多分、デジタルリマスター版を作る時にボカシたんだろう。
おいおい、破壊かよ。
まるで去勢してるかのように見えて、効果かと思ったよ。
うーん、誰だよ。子供のチンチンをいやらしいと思ってる奴は。
あれが本当にいやらしいんだったら、
ロダンの考える人にだってパンツ穿かせろよ。
◆『死なない頭脳』五つ星評価で【★★★強烈な部分が強烈】
ロシアのSF古典ベリャーエフの
『ドウエル教授の首』に
痴話喧嘩とモンスター・イン・ザ・クローゼットを組み合わせたような珍作。
ショックな映像とショックな音響がけっこうベタでえぐい。
ただ、話運びは短い割には冗長。
何かずっと「口喧嘩」してるのが、どうにもぬるいのだ。
そこから大した展開ないだろ、ちゃっちゃと次に移れよ。
女性と口喧嘩してはダメ。
それがこの映画の教訓だな、きっと。
頭脳だけ生かしておけるなら声帯も取れ。
【銭】シネマヴェーラの会員割引で1000円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
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ホーリー・マウンテン@ぴあ映画生活・
死なない頭脳@ぴあ映画生活
五つ星評価で【★★★いちゃいちゃアニメだって】
女の子同士がいちゃいちゃする(の域を越えてる)いちゃいちゃアニメ。
個人製作アニメということで、作画は素人だが熱意が見て取れて、
絵の粗ささえ気にしなければ、ちょっとかーいらしいなと好意的に見てしまう作品。
物語としてはいろいろ足りない部分もあるが、
好意的に必要最小限にとどめたと思いたい。
エロいけど、長さに抑制が効いてるし、
けっこう細かい演出もやってて、なんか初々しいのう。
初日、本編45分、舞台挨拶1時間。
舞台挨拶、面白かったなあ。
主題歌ライブで歌ってくれたり、
司会務めた落語家の春風亭ぴっかりちゃんは可愛くて上手かった。
すげえキャラの付いた姉さまな今井麻美と、
小動物でいっぱいいっぱいの一色みくが面白くてたまらない。
一色みくはメディアに上手く乗っかれば物凄く話題になる逸材な気がする。
で、監督が「気にいったら、お友達と家族に勧めてください」と
たどたどしく言ってドッカンと受けてた。
百合シーンのあるアニメを家族に勧めるのは、
心臓の強いキモオタでもちょっとハードル高いでしょ。
それをやるとしたら、防腐処置を施した死体の家族とかでだな。
【銭】正規入場料金1000円均一1000円を払って入場
▼作品詳細などはこちらでいいかな
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くっつきぼし@ぴあ映画生活PS 記事のタイトルを最初、間違えて『くっつきぽし』にした。
ま、まあ、よくある事だ。