舞台っぽい。
なるほど、舞台の映画化らしい。
ありえないような設定ながら、それぞれ役者が上手いので、ぐいぐい引き込まれる。
本来は、謎を解く事が主眼の物語ではないのかもしれないが、
かと言って無視する訳にもいかない。
結局、ミステリーが仇になり、物理的に謎が解けた後も、
感情的にその犯行にリアルを感じられない点は
この映画の最大の弱点になってしまった。
大小の差はあれ、ヤスコに依存する事で、何かを得ようとする男たち。
ヤスコは求めるものが強いのに、いや、強すぎるので、
男たちとの関係で求める物を入手できない。
ハッピーエンド好きの単純嗜好の私としては、
盗癖のある寿司職人とヤスコの間に、
ハッピーエンドを思わせる何かを匂わせるなりして、
終わってもらいたかった。
岡本あずさは、銭形家の姉妹の一人かあ。
随分、映画では大人だったなあ。
良かったなあ。
ポスターは友近っぽくて良くないなあ。
【銭】
ユーロスペースの会員割引で1200円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・センチメンタルヤスコ@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・センチメンタルヤスコ@LOVE Cinemas調布
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