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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『捜査官X』『ミッドナイトFM』をキネカ大森2で観て、バリバリバリバリゴゴゴゴゴゴゴゴふじき★★★★★,★★★★ @kineca_omori

という事で『捜査官X』2回目を観ました。
痺れるう。

◆『捜査官X』

五つ星評価で【★★★★★うんうんうんうん】

ええのう。
やっぱりええのう。

ドニーの一つの身体に幾つもの心が棲み分けでもするかのように
きっちり宿ってる様に再び感嘆し、
金城武のマニアックな推理に狂喜し、
そのエキセントリックなビジュアルの下を
大河のように緩やかに流れる音楽に癒され、
金城武の流す涙に、やはり彼も人を信じたかったのだと知り、
片平なぎさに似たおばちゃんの気迫と牛に撃たれ、
片腕ドラゴンジミー・ウォングが恐ろしいながらも「内山くん」に似てる事に気づき、
そしてアユーが、まだ演技もやらされてた頃の「あゆ」に似てる事にも気が付いた。
あ、あの屋根を走る高揚感も捨てられない。

ああ、面白かった。

人は法がない世界では抑制を誤ってしまう事も事例多々あるが、
かと言って、ただそれをもってして情より法を絶対的に
優先してしまうのも問題が残る。

実は捜査官シュウのいる世界は法を至高としながら、情が前提である世界。
タンロンのいた世界は、彼等の掟すなわち法を守らせる為に、
暴力的な情が吹き荒れていた世界だ。
つまり、情が法より優先される世界の優位性も又、危ういのだ。
にも関わらず、金城武が情を肯定する姿勢には打たれてしまう。
それは、情を信頼する姿勢が人間を肯定する行為だからだろう。
よかったな、金城くん。

PS ちなみに『捜査官X』は上半期ベスト1です。
PS2 2012.08.06追記。
 『アメイジング・スパイダーマン』のEDでかかるヘタレ日本語曲も
 評判悪かったけど、この『捜査官X』のEDも大概あかんなあと思う。
 その国の言葉が分からんでも、あかんと分かるくらいの悪さなので、
 こっちの方がひどいかもしれない。
 「前衛的」と言えば全て済むと思ってもらっては困る。



◆『ミッドナイトFM』

五つ星評価で【★★★★なかなかやるじゃん】

生放送中の深夜番組DJに家族を拉致しているという電話がかかり、
番組内容を変更しないと人質の生命にかかわると脅迫される。
韓国発スリル・サスペンス・アクション

これは拾い物。

犯人とDJの電波に乗った戦いは「ありえるか?」と問われれば
リアル感は薄いが、次から次へと進行する展開の妙には唸らされる。

ただ、キモイというだけで、割といい目を見ないオタクがいいキャラ。

キネカ大森、「映写機の都合で上映画面が小さくなり、
 外の黒い部分が大きくなってしまいます」と説明していたが、
多分、フィルムがなくて、デジタル素材で映写になったという事だろう。
私自身は気にしないが、気にする人もいるので
これは「デジタル素材で上映させていただきます」と言った方がいいんではないか?
デジタルは通常映写には全く支障なし。
OP、EDが多少チカチカして見辛い。
まあ、でも、普通ハングル読めないからあまり問題にならんと思う。



【銭】
キネカ大森3回使える名画座専用3000円の回数券の6回目
(3回越えると1回1000円の割引券になる)。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
捜査官X@ぴあ映画生活
ミッドナイトFM@ぴあ映画生活
▼前回記事
捜査官X
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『捜査官X』をミラノ座3で観て、ど真ん中ふじき★★★★★

  

五つ星評価で【★★★★★負けた負けた負けた】

世の中には二種類の映画しかない。
ドニー・イェンが出てる映画とドニー・イェンが出てない映画である。
そして、ドニー・イェンが出ている映画も二種類しかない。
カンフーが無闇に熱い映画と、
カンフー以外も最高の映画。

これはドニー・イェンが出ていて、カンフー以外も最高の映画に属する。
ああ、もうそれていいや。
それ以上、言うのは省略しよう。

でも、省略を省略して一点だけ言うと、
あの、冒頭の事件の場面を金城武が脳内再生して註釈を入れていくのが
まるで大リーグボールの謎を一点一点、説明解釈していくマンガ手法みたいで
大層、面白かった。

ああ、もう一回観たい。


【銭】
映画ファン感謝デーで1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
捜査官X@ぴあ映画生活