「不器用でも、
一番じゃなくても、
持ってなくても、
誰にでも青春は光り輝く」
って帯のセリフが熱い。
もっと単刀直入に言うと「ぶざまでも熱く輝け」かな。
何にせよ感情が錯綜する試合が連続するのは楽しい。
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どっちも600円を超える値段ほどではない。
牛トロ丼。
角煮は煮込めばいいってもんではない。
煮すぎてエキスが飛んでしまったのかスカスカ。
バーコード親父の髪の毛くらいの濃度でライスの底地が見えるのも貧乏感抜群。
だから「牛あら煮丼」とかのネーミングで280円程度なら妥当だと思う。
「トロ」って言葉が秘めるドカン感がない。
豚蒲焼丼。
それなりに手間はかかってるが、
蒲焼の状態にこだわるよりは単に「豚の角煮丼」でいいんじゃないだろうか?
鰻丼チェーン「うなとと」のうな丼より値段が高いのは何やら不自然
(あっちが値上げしてなければだけど)。
どっちが勝ちというより、どっちもうっすら負けみたいな感じ。
五つ星評価で【★★★女優がええねん】
まず、猫や犬については思い入れがない。
どれって話で言えば金魚かもしれないが、
あれは別になつくもんでもないしね。
だが、そもそも人間もダメだから、
その流れから言ったら動物映画を見てもいいだろ。
という事で、間違いがないという印象の
亀井亨監督の
『くろねこルーシー』を観ました。
毎度、動物相手は大変だろうなあ。
だが、いつも通りいい出来に仕上がっているのである。
基本フォーマットが
『猫タクシー』に似てるのが気にならないでもないが、
ともかく女優がいいのである。
安めぐみが素晴らしいです。
あんなに昭和を体現できる女優さんはいないです。
現代は似合わんかもしれんけど。
ああ、あのセーターがなあ。
温かくってしっかり者で歯に衣着せず言いたい事は言うんだけど、
物言いが優しいから殊更叱責口調で険悪になったりしない。
女神だなあ。
こういう出来る女の人にはDV夫が付いちゃったりするのが
映画のパターンだけと、ドランク塚地はまあ、いい組み合わせだ。
何が引かれて結婚したんだかは分からんが。
安ちゃんはちょっとマヌケそうだから、そんな事もあるだろ程度で見れる。
あと、ペットショップの
大政絢も猫知識を伝える為だけの
便利な狂言回しでもあるが、優しさがにじみ出てる感じでよかった。
いつもあんなホワホワ感を持ってるから、こういう気持ちいいチョイ役には適任。
安ちゃんと大政絢ちゃんには黒猫のコスプレを披露してもらいたいもんだった。
いやあ、それくらい出来るっしょ。
迷子の黒猫ルーとシーを探す為に親猫のかっこをさせるとか、
別にリアルじゃなくても夢でいいんだし、それを舐めるように撮る。
舐めながら撮ってもいいよ。
黒猫コスの上に煮干しを撒きながら毒が入ってない事を怪しまれないように
ベロベロ舐めながら食べてくって………成人映画かよ、俺。
………成人映画でいいよ、俺。
いや、ちゃんと仕事しようよ。成人映画になっていいから。
もとい、相変わらず芸達者な濱田マリもおもろい。
この人は黒猫というより、コモドドラゴンコスだな。
根拠はないけど。
踊るとは全く別人、占い師匠の佐戸井けん太が上手い。
話の〆方も納得できるいい感じだった
(息子側の話はないならないでよかったと思うけど。
/他のブログ見てると息子側を描いたTVシリーズがあるんだそうです)。
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くろねこルーシー@ぴあ映画生活▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
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くろねこルーシー@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評・
くろねこルーシー@紅茶屋ロンド・
くろねこルーシー@ほし★とママのめたぼうな日々PS 『くろねこルー大柴』だったら躊躇した筈だ。
PS2 デジタル上映だったが、何かちょっとドット荒い感があったのは残念。
PS3 黒猫………安ちゃんのオッチョコチョイなキャット・ウーマンで
『ダークナイト・ライジング』。
バットマンのクリスチャン・ベールは死んじゃうかもしれないけど、
何となくラスト、安ちゃんがほほ笑んでほのぼのハッピーエンドで終わる気がする。
加藤あいが凄くいい役で、
深キョンがそこそこいい役で、
璃子様が思いの外、いい役で(案外すっと亡くなっちゃったなあ)、
今は杏ちゃんが輝いてる(でも姫様より小汚い恰好の時の方が可愛かったなあ)。
男優は誰が誰でもどうでもいいなあ。
松ケンは頑張ってると思うよ。
みんな似たような年齢の役者が演じてるので、
清盛の兄弟、息子、孫、どの辺りの世代なんだかが全く分からない。
五つ星評価で【★★浜路と伏と殿様はそれぞれ何がやりたかったのか?】
人に化けて暮らす獣「伏」と猟師の浜路の邂逅。
うーん、何が書きたかった映画なのかよう分からん。
チラシのコピー
「猟師と獲物の間には、見えない糸があるという。」
ふふふ。
何か吉田戦車の育ての親父が鯨、後継ぎ娘が鯨漁師の短編マンガを思い出す。
親父は娘に撃たれることを望んでいる。
鯨殺すの嫌いな外人に怒られること必須。
変なビジュアルの江戸はそれなりに面白い。
ただ主人公の浜路がちゃんと正面から笑うキャラだったのは誉めたい。
最近、悩んでばっかで単純明快に笑う主人公なんていなかったから。
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伏 鉄砲娘の捕物帳@ぴあ映画生活▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
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伏 鉄砲娘の捕物帳@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
五つ星評価で【★★★ボロボロの髭イーストウッドかっけー】
何と言っても最初にかかるモリコーネのテーマ曲が
今まで何回となくヘッドホン越しに聞いているのに、
映画本編として劇場で聞くのは初めてで、
この口笛を聞くだけでこみ上げて来る物がある。
でも、使われるシルエット絵は、
寄席で切り絵芸人がお題を貰って作る切り絵みたいだった。
単純にイーストウッドがかっけーのだ。
原型の
『用心棒』よりも女に甘く優しくメロウな感じ。
この辺はお国柄か。
いや、原型観たのはすんけー昔だから、敏郎も甘く優しくメロウかもしれない。
何にしてもイーストウッド寡黙な髭がよう似あう。
野郎は行動で語るのだ。
ガキの演技はちゃちい。
悪い意味で劇団ひまわりっぽい。
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荒野の用心棒@ぴあ映画生活
えっ、好きなパンスト料理ですか! 本日(あ、もう昨日だ)は世界パスタデーだそうで。
ああ、世界パンストデーがあったら、そっちの方が嬉しいかもしれん。
「実りの秋」を帯でうたってるけど、「食」話題はほぼ出ない。
今回は馬と部活。
まあ、荒川弘って、職人ってよりいい芸者だと思うんで
間間に小ネタの挟み方が上手くて、安心して読める。
『鋼の錬金術師』を真っ当に読んでないんで、
逆にあっちのテンションの方が不自然に思える。
表紙は登場人物女子7名。
全く分からん。
ヒロインとキツイ顔のと二人だけだな。
うんまあ、そんなに個々の個性を出さなくても困らん作りのマンガなんだな。
主人公以外は2、3人除けば「その他大勢」でしかないから。
だらだら面白いって、少年マンガっぽくないな。