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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『隣る人』をキネカ大森1で観て、素晴らしくても俺向きではないふじき★★★

五つ星評価で【★★★いいドキュメンタリーなんだけど、そこには惹かれない】
  
信じてもらえないかもしれないし、
信じてもらえなくてもいいのだけど、
私だって鬼じゃない。

真摯な態度で児童養護施設に寄り添いながら、
そのどうあるべきかを生活を通して模索するドキュメンタリーに
「けっ」とか言う気は毛頭ない。

これはこれであってもいいし、
これを誉める人を攻撃する気はさらさらない。

ただ、個人的にはこういう編集に力を裂かない
映像記録系のドキュメンタリーは苦手。
頭が悪いから、過剰なくらい説明してもらいたい。
そういう傾向のドキュメンタリーを好む。

私がドキュメンタリーに望むのは
観た事も聞いた事もないような珍しい真実だ。
残念だけどそういう映画ではなかった。

ムッちゃんとマリナは普通の子供であって、
身長20メートルあったりしないし、
ネクストと呼ばれて奈良の大仏を歩かせたりもしない。
保育士も子供を食い物にしたりしないし、
『ドラゴン・タトゥーの女』みたいなひどい目を
子供に与えなそうで安心安心。
誕生日のシーンがあったけど、観たいのは裸族の通過儀礼で
初めて獣を狩りに行くとか、死のバンジージャンプとかだ。

それにしても規模は色々だろうけど
児童養護施設って『タイガーマスク』
ちびっこハウスみたいな印象だったので、
何か「親戚のお泊り」に近い。そんな風に感じた。
まあ、でもちゃんとミスターXに出てきてもらって
人買いみたいな事をしてもらいたいね、『タイガーマスク』は。

これはこれで良しなんだけど、でも、それはそれで、やだいやだいやだい。
そんな状況です。

にしても、世界はなんて不完全なんだ。
自分の子供くらい無条件に好きでいるのが当たり前とか思うのだけど、
そうじゃない事もあったりするのだ。やるせないなあ。


【銭】
ラス1本。キネカの会員だと500円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
隣る人@ぴあ映画生活
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