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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『アシュラ』を新宿バルト9シアター1で観て、バルトじゃなければなあふじき★★★★(下書き間違えて公開しちゃったけど、書き換え完了)

わっはっは、工事中記事です。
わっはっは、工事終わり申した。

五つ星評価で【★★★★映画はよかった。問題は供給ラインにある】
  
作品はたいそうよく出来ている。
だが、しかし、問題はその映画が見たい観客に届かない事にある。
『アシュラ』朝8:00代の上映と深夜24:00代の上映。
こんなタイム・テーブル組まされて、
普通のお客が見に行ける訳ないじゃん。

殊更に新宿バルト9の上映は過酷だ。
基本、客入りが考慮に加えられているとはとても思えない。
前週の土日に満席が出ても、翌週
終電をまたぐような時間しかやらなかったりする
(割り当てられる劇場が元から小さいという事もあるが)。
いつまで上映しているかもあやふやなので、
バルト9での上映が決まったら、まず最初に行う事は
即座に観にいくか諦めるかを決める事である。

それにしても壮絶な映画だ。
ぬかるみの中から蓮の花が咲くように、
頭をもたげる「人への思いやり」。
地獄絵図の中で見せられるからこそ蓮の花のように貴高さがよく分かる。
その高貴な花が尊いのか、汚い肉の味を噛みしめながら
涙を流してでも生きる方が尊いのかは、観客の手に委ねられる。
私は覚悟があればどちらも尊いし、
覚悟がなければどちらも地に落ちかねんだろうと思う。
観念が肉体を凌駕する一瞬もあれば、
肉体が観念を凌駕する一瞬もあるだろう。
そのどちらも状況と偶然が幅をきかすなら、どちらが上だ下だとは断言できない。

さて、この映画とは全く無関係に『ヘルタースケルター』という
沢尻エリカが主演した映画がある。
何でそんな物を思い出したのかというと、沢尻エリカが男を食う、もとい、
その映画の宣伝コピーが「見たいものを、見せてあげる。」だったからだ。
見世物根性に乗っ取って映画はヒットした。

しかし、『アシュラ』なんかは、どう考えても「見たいもの」ではない。
見ずに済むなら素通りしたい内容だ。
なのに、見てしまう、目を離せない。
同じ括りで語るなら「見たくないものでも目を離せなくしてあげる」だ。
そこに製作者側の巧みな技術と大きな自信が見える。
その自信に見合う観客を用意してあげたいものなのだが、
敵は興行側自身の近くにいる。

ちゃんと興行しろよな、おめえら。
24時台オンリーとかでアニメ興行打ってんじゃねえぞ。



【銭】
チケット屋で前売券を650円でGET。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
くろねこルーシーじゃなくて、アシュラ@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
くろねこルーシーじゃなくて、アシュラ@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評

PS そう言えばインド映画『アシュラ』も結構すごい映画だった筈だ
 (記憶が劣化してて「凄かった」という印象オンリーしか残っていない)
PS2  ♪ マッハ業、業、業
PS3 次にリメイクがあるなら目茶苦茶明るくミュージカル仕立てで
 (おいおい)
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ふじき78、11月10日の気の利いた一言

  

えっ、『のぶおの城』って金子信雄が主役じゃないの?