現代美術家、会田誠を撮ったドキュメンタリー。
きゃあ、会田誠は好きよ(ホモセクシュアルな意味ではなく)
だって、面白いんだもの。
さて、美術系のドキュメンタリーを見る時の関心は
作品がどのように作られているか、
作品にどのような意図が込められているか、
など作品の裏話であって、
作者へのアプローチについて興味があるかと言われれば、
あくまで作品のついでというスタンスだと思う。
ごくまれに岡本太郎やダリのように、
作品に負けない個性の作者が出て来るが、
そういう特例を除けば、
「美人女子高生芸術家」とかでない限り、
そんなに積極的に作者自身がどんな人なのかは知らんで充分だ。
「美人女子高生芸術家」であるなら、
作者自身、それも生まれたままの夾雑物のない作者自身にとても興味がある。
なので、ずっと作品を作ってる前半は良し。
いつまでも作品が仕上がらずに、
作者の生活を書き出しちゃう形になる後半は多少、退屈。
あと、奥さんを初めとする化粧っ気のない
サブカル女子の皆さんたちは何だかとても好み。
【銭】
ユーロスペースの会員ポイント8ツで無料入場。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・駄作の中にだけ俺がいる@ぴあ映画生活
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