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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『綱引いちゃった!』をユナイテッド・シネマ豊洲9で観て、果てしなく注文を付けてしまう男ふじき★★★(ネタバレあり)

五つ星評価で【★★★いろいろ足りない所足りすぎてる所はあるけど及第点】
  
ネットの下馬評はちょっと悪かった。
なるほど死ぬほど笑い転げたりはしない。
でも、井上真央ちゃんかーいーなー、程度で観に行くのならOK。
そこそこ元気なお返しがもらえる感じ。

さて、もうこんな辺りからネタバレ初めちゃうけど、
ラストの落とし前の付け方は嫌い。
『レイダース』じゃないんだから。
「いい思い出になりました」というのも一つの見識であり、
優等生的なエンディングだとは思うが、
せめて、優勝こそ逃したものの、
その頑張りがマスコミにクローズアップされた結果、
メンバーは全員、新給食ビジネスに再雇用、
嘘の約束がテレビで明らかになり、市長の株、大いに下がるとか、
そんなんが娯楽映画としていいんでないの。

あと、スポ根物としては強くなる過程の描写が弱い。
中間中間、どうなっているかの段階がないので、ほぼ一発勝負みたいに見えてしまう。
それでは「優勝してやろう」の説得力が沸かない。

CMでも流れる市長の車引止めや、
「私は市民の味方です」なんかはいいアイデア、いいセリフ。

メンツ8人の中で
親子(井上真央、松坂慶子)、問題の深追い(西田尚美)、特殊体型(渡辺直美)
を除く他の4人の個性は薄い。
それぞれ、タバコ、ギャンブル、恋愛、掛け持ちバイト、の属性を持つが、
これらは通常いつも前面に出ている物ではないので、練習や試合になると薄さを増す。
一目で見て分かるような
外人、和製グラマー、××かぶれ、ネイリスト崩れ辺りに変更をして、
それぞれのキャラにも個性を増やしたい。
多分、映像を伏せて会話させて、誰だか分かるかってやったら
井上真央、松坂慶子、渡辺直美しか判別できないだろう。
それだけ各個人のキャラが薄いのである。
薄くても困らないのは、個性が衝突する場面がさほど多くないからだ。
それでも成り立つんだけど、やはり感情移入の面から損だと思う。

それとそれとエロ目線がない。
いや、きっと、これはファミリー路線にする為にわざとだろう。
けっこう撮り様によってはエロい競技だと思うんだけどなあ。惜しい。
まあ、いいや。そこは脳内補完だ。
真央ちゃん、ハアハア。

井上真央ちゃんは国民の娘的なスタンスでまあ、頑張ってるからいいじゃん。

松坂慶子、笹野高史、異常な安定感。

西田尚美は昔からのお馴染みだからOK。いつの間にか、立派なママ役者よのう。

ソニン可愛らしいけど場違いな感じで惜しい。

渡辺直美は色物としてよし。ありがちに静ちゃんを使わなかったのはよい。

佐藤二朗はいつも通りの佐藤二朗だけど、
佐藤二朗にそれ以上を求めていないからそれでよし。

玉山鉄二は相変わらず硬軟自由自在。



【銭】
ユナイテッド、金曜はメンバーズデーで1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
綱引いちゃった!@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
綱引いちゃった!@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
▼追加でもう一記事
綱引いちゃった!をもう一言誉めてみる@ふじき78の死屍累々映画日記


PS 「まずは各人、全裸になって綱と戯れてみよう。
  これから苦楽を共にする綱と一体化する。まずはそこからだ」
 「はい、コーチ」
 えーと、そんな展開がいいな。
PS2 「最後の手段よ。みんな大量のガンマ線を浴びて頂戴」
 「おおーっと、大分代表、綱娘、全員が激怒して緑色の大女にーっ」
 もしくはこんな展開がいいな。
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