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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『黒の天使Vol.2』『鉄と鉛』をシネマヴェーラ渋谷で観て、傑作やねえふじき★★★★,★★★★

特集上映「ヴァイオレンス暴力の90年代」から1プログラム。


◆『黒の天使Vol.2』

五つ星評価で【★★★★片岡礼子と寺島進がよすぎる】


確か、ファーストラン時に1回見てる。

主演は天海祐希だが、これが努力の甲斐もなくよくない。
ブラもパンツも見せながら美しくないし、可愛くない。
でかくて角棒のように振り回される四肢は機能的だが、要はそそらない。
それでも石井隆は絶望もせずによく撮っていると思う。
にも関わらず、天海祐希の良さはフィルムに定着しない。
相性の問題だろう。
天海祐希から唯一、感じる事が出来ないのがセックスの匂いなのだから。

その逆説、セックスの匂いをぷんぷんさせる役が片岡礼子と寺島進。

うわあああああ。
寺島進、若いよ。
若いのにもんもん背負って褌一丁で女犯すって後のイメージと基本ぶれてないよ。
その寺島進にヤクを撃たれながら犯される未亡人・片岡礼子がお得な役すぎる。

映画の主人公(ヒーロー)は天海祐希だが、ヒロインは片岡礼子だ。
スクリーンを凝視するボンクラどもは片岡礼子を好きにならずにはいられない。
だって可愛いんだもん。
そのうえ可哀想なんだもん。

主人公の相棒を運命づけられた大和武士と天海祐希に守られながら、
彼女は最後まで一番の被害者を貫き通す。
天海祐希と大和武士が運命に裏切られた被害者である事も知らずに。


この時いくつであったか知らないが(20代前半と推測)、
天海祐希の怯える女子高生姿はかなり無理がある。
やはりVol.2も葉月里緒奈で撮ってほしかったなあ。



◆『鉄と鉛』

五つ星評価で【★★★★男の映画】

初見。

やっと観れた。
濃密に男な映画。
渋く刻まれる男の皺を叩きつけるようにアップで撮り、
夜の闇の中にうごめく獣をネオンの極彩色で浮かび上がらせる。

かっけー。

そして小学生高学年か中1くらいの
まだバリバリ処女の(じゃなかったら困る)

酒井彩名のかーいーのなんのって。

主役は渡瀬恒彦。
どうどう主役と張り合うのが名前も知らない役者、成瀬正孝。この人もえーわ。



【銭】
シネマヴェーラの会員割引で1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
黒の天使 Vol.2@ぴあ映画生活
鉄と鉛@ぴあ映画生活
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