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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『ルート・アイリッシュ』をギンレイホールで観て、なかなかと唸るけどハゲ談義ふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★ケン・ローチ魅せる】

主人公のファーガスは傭兵だがハゲでかっこいい。

男の渋さの前には「ハゲ」はあまり大きな障害ではないのだ。
(渋くないのにハゲてるハゲはダメ)
そう言えばジェイソン・ステイサムだってハゲだ。
ジェイソン・ステイサムもほっぺたをバカボンみたいにぐるぐる書いたら
「なんだかなあ」と思うけど、そうじゃないからハゲでも渋くてかっこいい。
ジェイソン・ステイサムも傭兵っぽいものなあ。
という訳で傭兵はハゲだ。
主人公ファーガスの親友フランキーはハゲてないけど、
きっと、だから長生きできなかったのだ。

そして、そのフランキーを死に追いやった屑傭兵ネルソンもハゲだ。
やはり傭兵だからハゲなのだ、きっと。
え、他にも傭兵いたけどハゲじゃなかったって。


そいつらはヅラだあああああ!

はあはあ。
撮り方が上手いから混同したりはしないが、
ファーガスとネルソンの外見は似てる。
おそらく意図的に似たタイプを見つけて正逆の位置に配置したのだろう。
そして皮肉な事に似てない二人はファーガス自身が思うほど似てなくもない。
ええと、ややこしいな。つまり、似てるのだ。


劇中、取っ掛かりと締めくくりに、同じ
「悪い時に悪い場所に出くわしてしまったとしか・・・」
という言葉が使われるが、
これは実はイラク自身が他の国や企業にいいように
「悪い時、悪い場所」にされてしまうという・・・何なんだ、その「悪い」は。
実に都合よく使われる「悪い」なことだ。
なので、ファーガスはその都合のよい「悪い」をイラク国外に突きつけ返すのである。
その際に、陰謀には加担していない無関係そうに見える秘書らしき女性が
「悪い時に悪い場所に出くわしてしまった」ように、巻き添えをくうのも堂々巡りだ。


この世界には厳格で正しい審判を行う神はいない。
神はただ無慈悲に、殺すべき人間だけを選り分けて殺す。

それがハゲでもヅラでも、ハゲてなくても。

いい映画でした。



【銭】
ギンレイホール、会員証で入場。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ルート・アイリッシュ@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
ルート・アイリッシュ@映画のブログ
ルート・アイリッシュ@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評

PS ダメだ、俺。「愛ティッシュ通り」って風俗街みたいだ、とか思ってちゃ。
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