五つ星評価で【★★淡々】
リアルっぽいスパイ映画。
ソダーバーグっぽく抑揚がない。
主人公の地味女マロリーがあちこち行って、
ユアン・マクレガー、チャニング・テイタム、マイケル・ファスベンダー、
マイケル・ダグラス、アントニオ・バンデラス、ビル・パクストン、
マチュー・カソヴィッツなどの絢爛豪華な面々と絡んだり取引したりするんだけど、
みんな牙を抜かれたようにリアルに地味。
出演者全員、ハリウッドの豪華スターの顔を持った普通のおっさんになってしまったので、ドラマとして見るにはキャラが立ってなくてつまらん。それに、あんなに豪華ハリウッドスターはいらん。数少なくて整理した方が話もシンプルでいいだろ。
そんな中、女スパイ、マロリーの格闘技が炸裂する。
このマロリー演じるジーナ・カラーノという人は現役格闘技の人らしいんで、アクションに違和感はない。説得力はあるが、ど突く蹴るがベースで、基本そればっかりなので、映画アクションとしてはケレンが薄くて、ちょっとつまらん。
基本が大事感は伝わってくるが、うーん。
普通のアクション映画のがいいな。
元からソダーバーグとはそんなに相性が良くないんだけど。
◆『シャドー・チェイサー』
五つ星評価で【★★ブルース・ウィリスとシガニー・ウィーヴァーのギャラが高くって、細かい所に目が届かなかったんだろうな】
うって変って普通のアクション映画。
ブルース・ウィリスは途中退場。
だからポスター図案のウィリスの写真は他のチョイ出演同様、いつも通りでかすぎる。
基本、素人がプロのスパイに頑張り勝っちゃう映画なんだけど、勝っちゃう根拠が全くないから「根性があったから」とか「家族を殺されたくなかったから」とか精神論に帰結してしまう。そんなんあかんやろ。
【銭】
前売券700円で入場。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・エージェント・マロリー@ぴあ映画生活
・シャドー チェイサー@ぴあ映画生活
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