ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『インターミッション』を銀座シネパトス1で観て、嫌いな点羅列して情け容赦なしふじき★

五つ星評価で【★なんか癇に障る】


どうもピンと来ない。
癇に障る。

何がなんだろう。
書きだしてみよう。


映画館の休憩時間にみんなでかい声で喋ってる。
うるさい。
同席したらもっとも嫌なタイプの客たちだ。
だって、そいつらって自分の時間を他人に押し付ける自己中野郎じゃん。
映画は終わった後の余韻もそうだけど、始まる前の時間だって大切な筈だ。
まあ、これは休憩時間、幕間の物語だから、そこで何も喋らないという構成は難しいだろう。だが、作りで言えばオムニバスなのだから、自分達が作っている映画の非日常性を理解していることを明示する為にも逆にそんなエピソードが1本くらいあっても良かったのではないか? そういう事を思い浮かばなかったという事なら、それはきっと劇場に足を運ばないような人が脚本を書いたという事でしょうがないのだが。


映画館に映画を見に来る「常連さん」は実際、顔くらい判別付く人はそこそこいたりする。でも、普通はホイホイ声をかけあったりしない。多分、みんな一国一城の城主、サムライであって、不用意に近づけばそのマニアな刀でお互いを傷つけあう事を我と我が身で知ってるからだ。


映画館で娘に新しい後妻を紹介する。
あまりにありえない。
仮にあったとしても、少なくとも、それを行うのは場内ではない。
場内ってそんなゆとりがあるような作りではないし、
休憩時間10分で済むような話ではないだろう。
場内にこだわる必要は全くない。
百歩譲って、そういう話だからと言われても、
何か演じてる人が普通じゃない人に見えるのは避けられない。
ただ、あのエピソードの森下悠里は好き。
森下悠里だけはいつもと同じことをやってるからかもしれない
(それに大きな声で喋らないし)。


イスを踏んで歩くなよ。
確かに明日なくなってしまう劇場という設定だから、
それをやっても違和感はないという情報は頭にはあるけど。
一度でも劇場に勤務した事がある人なら、
それをやる事がタブーである事も分かりきってるから、
あんなに簡単に何のてらいもなく踏んでもらっても困るのだ
(あれだと日常的に踏んでいてもおかしくないように見えてしまう)。
そして、あの踏まれた椅子には撮影翌日にも普通に観客は座るのである。


劇場営業と観客の差が分からない。
「ありがとうございました」と叫んでる人が劇場の人。
これは秋吉久美子と佐伯日菜子しか映さないから仕方ないか。
男だったら制服じゃなくてもスーツを着せておけば劇場関係者に見えるけど。
地下鉄ガタガタみたいなハードは語られたけど(地下鉄ガタガタだけ)、
この劇場がどんな映画館であるかについては全く分からなかった。
名画座やってるって事くらいか。
セガールも名画座枠でやってたし(どんな映画館だよ)。
というか3館である事すら分からなかった。
「あっちを見てきて」って言ってたから単館でない事にはなってたけど。
えーと、何だ。そういう客は見に来ないのかもしれないけど、
後々の資料的な側面で考えると一見さんに優しくないぞ。
別に記録映画作ってる訳じゃないから御座なりでいいのかもしれないけど。
なら、ガタガタに触れんでもいい訳だし。


「腹腹時計」って。
今だったら小学生がネット見て爆弾作るの方がよっぽどリアルだ。
「その見た事もないアイテムは何?」というのが普通じゃないだろうか?


劇場勤務の映写係が原発のデモに出られない事で彼女とギクシャクする。
なら節電対策で映画館の上映なんてすべきでない、という議論があった事だって触れてもいいだろう。そういう無意味な雰囲気的な節電をはねのけてちゃんと消費活動をすることで日本全体が潤う、その為にちゃんと働くんだと彼に言わせてあげたかった(そう言えば1年前に花見自粛とかの議論もあったなあ)。


セレクトする映画が銀座シネパトスでかからないものばかりなので
「銀座シネパトス愛が足りない」と監督自身が言われており、
それに対してあえて銀座シネパトスのラインナップに特化しない事で
銀座シネパトスの精神を出した。外国の映画祭に持ち出したら、
このセレクトで外人は受けていた、と挨拶で話をしていた。
それは優先順位が違って、銀座シネパトスで映画を観てきた人たちがまず、
納得できるラインナップを出して、喜んでもらうが筋ではないの?
そういう映画ではないの?
監督がこの映画を誰に見せたいかは知らないが、
現実的には、この映画は銀座シネパトスと別れを惜しむ人が見るのだから。


辛うじてセガールの名前は出てた。
多分、セガールの名前を一回出しておけばアリバイになるからだろう。
ヴァンダムやウェズリー・スナイプスはどうしたんだろう。
銀座シネパトスが名画座宣言をするよりも昔から、
アクション映画は延々と掛けていたというのに。
まあ、多分、監督(もしくは脚本家)さんに銀座シネパトス愛は薄いだろうから、
おいしいとこだけピックアップしておけば、という感じなのだろう。


多分、出来上がった脚本の内容は、
映画よりも、劇場用座席を舞台上に配置した小劇場用演劇の方が適している。
それはありえない大声で話したり、ありえないオーバーな内容であっても
「演劇だから」というブレーキが心にかかるから。


制作時間が少なかったのは不幸な事だ。
だが、時間がない事は最初から分かっていた事だし、
その中で結果を出すのがプロだろう。


んー、佐伯日菜子ちゃんが好きだから、彼女の事は悪く言わない(おいおい)。


「映画って何でもありなのよ」
いいセリフだけど、言訳に使っちゃいけない。



【銭】
3回券ラスト使い切った1200円。

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インターミッション@ぴあ映画生活

PS よかった点。
 ・佐伯日菜子ちゃんは好きよ(それは映画と関係なくよかった点じゃん)。
 ・森下悠里のエロさがいつも通りでよかった。
  森下悠里に引きずられて、中丸新将、中丸シオンは許す。
 ・染谷将太は映画製作が決まるより前、場内張り最初の寄せ書きで
  「俺のセガール」と書いてくれたので、映画はともかくとして許す。
 ・香川京子さんは一番よい。逆に言えば、ここが良い分、他の悪さが目立つ。
  というか、ここの良さは映画の良さではなく、香川さんの良さであるが。

PS2 本当に情け容赦なくなった。
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『デッド寿司』をバウスシアター3で観て、井口と梨奈の相性はなかなか★★★

五つ星評価で【★★★井口昇は別腹】


ありがとう、バウスシアター、こんなくだらない映画をかけてくれて。

「キャーキャー」という女女した悲鳴ではなく、
「うわあ、わあ」という子供子供したビックリ声の武田梨奈ちゃんの
リアクションが自然で愛くるしい。
その隣のお姉さん的な困り顔を見て、
井口とけっこう相性いいなあと思った。
井口だって大人だからもう誰とでもそこそこ合わせれるだろうとは思うけど、
でもやっぱり井口だからと、何となく心配させられるのは逆に井口のいい所だ。
大人でいながら、いつまでも成長しきらない男、井口昇。
でも、成長しきらない所に魅力がある。

寿司モンスターはまあ、あんなもんだろう。
寿司がモンスターになるってだけで「出落ち」だから、更に何って事はない。
ただ、寿司の交尾カットにだけはやられた。
さすが井口昇。井口は穴さえあれば、鮨とだってやれる。そんな男だ。
今回は食品だから控えたのだろうが、井口は穴さえあれば、鮨のアナルでスカトロだって撮る男だと思う。

サービス精神があって詰め込み過ぎてテンポを崩したりするので、
なんとなく井口昇の映画は70分くらいがベストな気がする。


【銭】
バウス、月曜メンズデーで1000円。

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デッド寿司@ぴあ映画生活

『シュガー・ラッシュ』を109シネマズ木場7で観て、これは大絶賛ふじき★★★★★

五つ星評価で【★★★★★負けた負けた負けた】


超絶面白いんである。

大衆娯楽の行きつく到達点のようである。
ちなみに私はゲームを基本やらん人なんで、
ゲーム知らんでも充分楽しめることを保証する。

そもそも恵まれない主人公が、
自分より恵まれない者の為に命を賭けて戦うというフォーマットが好きなのだ
(復讐の為に遮二無二突っ込んでく話も好き)。

ラルフいい奴だ。そうか『美女と野獣』の野獣に立ち位置が似てる。
 幸せの掴み方が恋愛による大団円でないのは今日っぽい。
ヴァネロペかーいーなあ。こっちはベルだな。
 変わり者でいつも一人だけど確固とした物を持っている。
フェリックス、アメリカンなニヤニヤ顔がちょっとイラっとする。
カルホーン軍曹、実はそんなに深いメンタルないだろ。

ああ、それにしても面白かったなあ。

唯一の不協和音とまでは言わんが別にいらんかったのはAKBの曲くらいだ。
あれPerfumeの『チョコレート・ディスコ』とかがかかればクールだったのに。

ゲーム機のモニター画面からゲームキャラが外界を見れるって設定は
藤田和日郎『月光条例』のお伽話キャラが
お伽話を読んでる読者を天に開く窓を通して確認できるって作りに似てる。
どっちも誰かが幸せになる為に自分を投げ打つ不器用者の話なのだよね。

どっちも好きだ。


【銭】
前売券をチケット屋で50円安い1250円で購入。

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PS  うおおおおおおお、5倍くらい書いてた翻訳論、全部、吹っ飛んじまった。
PS2 店側はちゃんと脱衣麻雀も置くように。
PS3 シュガー・ブッシュ
 「俺、平和とか何でも壊すから嫌われ者だ。よし、別の世界に行くぞ」
 「この世界で探し物をしよう。ねえねえ大事なものを隠してるでしょ」
 かくして世界は危機を迎えそうだった。
 リアルの方がゲームかよ!
PS4 シュガー・ダッシュ
 『ウェディング・ベル』を歌いながら走れ!
PS5 同時上映「紙ひこうき」
 口紅じゃなくデスマスクで飛行機に操られて線路に落ちたらホラーだ
 (行動の自由を奪われる点はオリジナルでもちょっと怖い)。

『思秋期』をギンレイホールで観て、暴力怖いぞふじき★★★

五つ星評価で【★★★イギリス映画らしい渋さが爆発ってか渋すぎる】

暴力は怖いね。
主人公が暴力を止められない男って設定は珍しい。
この主人公に同居者がいないからこそ
この話はきっと救われているんだな。

その主人公と友情で結ばれるプチブル主婦。
観客は主人公がその気のいい主婦を傷つけないかとハラハラするのだが、
その主婦の夫もDV野郎で、この後、意外な展開が訪れる。

DV夫が最低。
酔って帰って妻にしょんべん引っ掛ける。
それもごくごく自然にだ。つまり慣れている、日常的な光景なのだ。
このDV夫、誰かに似てる誰かに・・・・・デーブ・スペクターの顔をとろけるスライスチーズで作って1分くらいとろけさせたら、こいつの顔かもしれない。
うぬぬぬぬぬぬぬぬ、デーブ・スペクターめえ!(いや違うって)

話はなかなか見応えあり。
アメリカだったらすぐ、銃撃戦になって決着つきそうだ。
みんなが神様信じてる割には、すぐ人を殺したりするんだよね、あの国は。
煮え切らない話なのだが、一歩いい方向に進んで終わるのがホッとする。

日本だったら、主人公に大竹まこと。
外面がよく、とてもDVやってそうに見えない夫に斉木しげる、とかかなあ。



【銭】
ギンレイホール、会員証で入場。

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思秋期@ぴあ映画生活
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思秋期@SGA屋物語紹介所

ばんばん

  

「にんじゃりバンバン」と聞くと、

「妊娠じゃろ、ぱんぱん」とか連想する。

『ジャックと天空の巨人』を109シネマズ木場8で観て、ダメなのはキャラだなふじき★★★

五つ星評価で【★★★面白いのであるが】


面白いんである。

特に後半、巨人が怒涛のように押し寄せ駆け寄って来る辺りから、
攻城戦のやり取り、巨木を使ったあの攻撃まで、
スペクタクル活劇として、とても面白い。

でも、ダメを出したい。

全体、キャラ的にビジュアルがよくない。
主役の農夫少年ジャックのニコラス・ホルトくんは普通で地味。あまりにも地味。
なんかキラキラしてない。そこいらの中防っぽい。
キラキラさせようよ。
キラキラしてる農民って変かもしれないけど、まあ、その辺は嘘だからいいだろ。
対するお姫様もどこか可愛さが足りない。いや、別に勇猛でもいいのよ。
勇猛と可愛さは両立するから。
冷静っつか、発情してないっつか、この二人から全く恋愛要素が感じられない。

ああああああーっ、こんな事なら人種を越えて川口春奈ちゃんを使えよ!

ユアン・マクレガーの評判がいいようだが、
これは主役二人に華がないからであって、漁夫の利と言っていいだろう。
あと、巨人のビジュアルも失敗したキャベツ人形が角質化してしまったみたいで今一。
オモチャでも売ろうとしてるのか?
何となく、この巨人のビジュアルの悪さが
主要客層であるところの小学生中学生から敬遠を引き出してる気もする。
いや、「今更『ジャックと豆の木』かよ」ってこまっしゃくれた小学生が
見向きもしないなら、客層は幼稚園まで下がったりするのか。
見ないな、これを幼稚園児は。



【銭】
109シネマズ、レイトショー割引で1200円。

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ジャックと天空の巨人@カノンな日々
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ジャックと天空の巨人@タナウツネット雑記ブログ

PS PART2は全て美しい女巨人で!

『キリマンジャロの雪』『星の旅人たち』をギンレイホールで観て、もうかなり忘れてるから超短評ふじき★★★,★★★

『キリマンジャロの雪』

五つ星評価で【★★★こういう善人で世界が構成されてればってのが社会の理想だよね】

「お、お前ら

 世界お人よし選手権のチャンピオンを

 狙ってやがんな!!!」
みたいな映画。



割を食った貧乏人が「お前らがくじ引きでやる事を決めたから」みたいに主人公をナジるのだが、そもそも組合は独裁的な組織じゃないのだから、てめーがその時にちゃんと反対しないのが悪い、とちゃんと反論すべきだろう。教育ややる気がない事をタテに寄り掛かられてはいかんのである。ジャン・バルジャンの『レ・ミゼラヴィル』から切り出した別の話らしいので、『レ・ミゼラヴィル』の話題になった時、あ、そう言えば『キリマンジャロの雪』って知ってる・・・って知ったかするといいっすよ。詳しくはウィキか何かで学習しとく事。




◆『星の旅人たち』

五つ星評価で【★★★ロードムービーだった事は覚えてる】

監督のエミリオ・エステベスが実父のマーティン・シーンを使って撮った巡礼映画。
そもそも、息子(エミリオ・エステベス)の死を契機に息子がやりかけていた巡礼の旅を父(マーティン・シーン)がやり遂げる話なのだが、そんなに出番が多くない役でもあるのだし、息子役にチャーリー・シーンを使ってもよかったのでは? なんか使えない理由でもあるのかなあ?

日本で、同じ話を作るなら、飛雄馬の突然死に駆けつけた一徹が、飛雄馬が恋人(離婚されて独り身になった姉でもOK)の骨を散骨しようとしていた事を知り、代理で散骨しようとする、みたいになるんだろうな。うわ、そのまま『星の旅人たち』って題が使えるじゃん。もしくは『巨人の星の旅人たち』だ。あ、そう言えば、高倉健の『あなたに』にちょっと似てる。あれも旅を続ける中で、コミュ障チックな主人公が次第に仲間を作りながら人間性を回復していく映画だった。でも、綾瀬はるかが可愛いかったから『あなたに』の方が勝ち!(いや、勝ち負けじゃないから)



【銭】
ギンレイホール、会員証で入場。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
キリマンジャロの雪@ぴあ映画生活
星の旅人たち@ぴあ映画生活

『みなさん、さようなら』を角川シネマ新宿2で観て、セガールが好きな人にも是非、観てもらいたいふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★多くは語らん。語らん事が優しさだ。この映画が多くの目に触れてほしい。基本ネタバレで書くが、観る機会があるならすぐ映画館に走って、観終わってから読んでほしい】

宣材を見てコメディーかと思った。
そういう側面もある。
物語はうねる。
大きな転回点が2箇所、用意されている。
そこで映画の見え方が変わる。
そういう見え方が変わる映画にはなかなか出会う事が出来ない。
だから、強く勧める。

機会があったら是非、見てください。

観れば何故タイトルの中に「セガール」を持ってきたか、分かる人には分かる。
別にそれが分からんでも何の問題もない。セガール基本的に関係ないから。


濱田岳:20年間を演じる。
 ちゃんと演じて子供から大人になってるから凄い。
 弱いけど芯は強い。
 色々な物に期せずして裏切られながら彼は自分を裏切らない(裏切れない)。
 その自分に対する強さが試される時、映画を観てて久々にドキドキした。
 映画を観てて久々に主人公の為に祈った。
倉科カナ:可愛いよ。腹立たしいくらい可愛いよ。
波瑠:いやらしい事したいよ。腹立たしいくらいいやらしい事したいよ。
大塚寧々:上品だなあ。大塚寧々がお母さんだったら自慢だよなあ。
ベンガル:いつものベンガルさん、それでOK全く問題なし。

マリアのエピソードはドラマの転換点。
現実においては転換点のないドラマもままあるだろう。
だから、こういう脇腹を抉られて嘔吐を誘うようなエピソードでさえ、見返すと天の優しさが隠されて見える。そういう優しさを人は信じて生きていきたいのだ。だから、神様は繁盛する。この映画を観終わって、団地で同窓会を開いてくれる同級生に、倉科カナに、波瑠に、大塚寧々に、ベンガルに、それぞれ神を見る。そして、名前は明かさないあいつに悪魔を見る。圧倒的に神様の方が多いことが救いだ。団地を舞台にしたこの映画で団地から神様は減っていくのかもしれない。だが、減った神様が世界で善行を広めてる。そんな風にも考えたい。


【銭】
角川シネマ水曜割引で1000円。

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みなさん、さようなら@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBだけ付けさせて貰ってます。お世話様です。コメントは今回はネタバレなど考えると付けづらいので割愛します。又、それぞれのブログでネタバレの度合いが違うので、観にいく前の人はご注意ください。
みなさん、さようなら@映画のブログ
みなさん、さようなら@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
みなさん、さようなら@映画的・絵画的・音楽的
みなさん、さようなら@紅茶屋ロンド
みなさん、さようなら@単館系
みなさん、さようなら@大江戸時夫の東京温度
みなさん、さようなら@カノンな日々

『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館』をUCT10で観て、起伏は乏しいけど心意気は買うふじき★★

五つ星評価で【★★ドラえもんの鈴よりも気になるのはアレだ】


「のび太の」の「の」は明らかに違うだろ。
まあ、この「の」は大概いつも違ってる気がする。
「のび太が体験した」という意味合いなんだろうけど、それならそれでそう書けよ。
下ネタ的には「のび太のしずかちゃん」でもいい訳だな。

さて、お話は横並び並列な展開が多くて中盤ウトウトしてしまった。
そもそもひみつ道具が博物館に展示されているって設定が、ひみつ道具の通販カタログみたいなのが出て来る原マンガの設定とずれがある。うーん、客の本筋である子供たちはひみつ道具がいっぱい出てきさえすればいいのかなあ。ひみつ道具もただ出すだけではなく、効果的に使わなければつまらんと思うのだが。
それはいいや。
今回、別の世界に行って、別の世界を救うための救世主になる的展開でなかったのには正直「ホッ」とした。次も頑張ってもらいたい。


ドラえもんの鈴がないとドラえもんの猫化が始まるってのは初めて聞いた。
ドラミちゃんが同じなら、鈴を奪取して一匹の「雌のケダモノ」にハアハア。

しかし、ドラえもんでミステリーって基本ありえないよなあ。
アリバイは全部タイムマシンで有耶無耶に出来るし、
どこでもドアで鉄道ミステリーは全滅だ。
それ以前にコピーロボット使ったらどんな犯罪だってできる。

エンディングがPerfumeだけど、単に楽曲が流れてるだけ。
もっと双方にとってメリットのある使い方があったんじゃないだろうか。


【銭】
会員お得にしまっせネット券を使って1200円で鑑賞。おおっ、ドラえもんをオーシャン・スクリーンでかけるのか。人いないぞ。画面がでかかろうが何だろうが構わずに船を漕いでしまってごめんなさい。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館〈ミュージアム〉@ぴあ映画生活
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映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館〈ミュージアム〉@カノンな日々

『ゲットバック』『ドリームハウス』を新橋文化で観て、どっちもなかなかふじき★★★★,★★★

◆『ゲットバック』

五つ星評価で【★★★★ニコラス・ケイジには単純な役が良く似合う】

ニコラス版『96時間』。うん、正に。

悪い事をやってても誠実な人柄でテクが超一流というニコラスの王道。
基本、この路線からはみ出すのは、ニコラスの映画としてはズレ線だと思う。

という事で、ニコラスが銀行強盗技術を駆使して娘の誘拐犯を探し出す。
そそそそんなんありえんだろ、な話だけど、ニコラスに納得させられる。
そんな奴だニコラス。
2回目の強盗のアイデアが雑すぎて笑う。

娘が可愛い。
ニコラスの遺伝子が入ってるとはあまり思えないけど、
ニコラスそっくりの女の子を使ったら浸れないだろうから、そこはお約束でいいだろ。
この女の子の母ちゃんと義理の父ちゃんがセリフ上を除いて一切出て来なかったのは謎だけど、アクション映画的にはシンプルでよかった。家族のゴタゴタで哀しい目をウルウルさせるニコラスが見たい訳じゃないし。そういう部分が長くなるとアクション映画として劣化するから。

警察、最後まで上から目線だったな。おまいらニコラス信用しなかったこと謝れよ。
あ、刑事の帽子がバリバリ『フレンチ・コネクション』のポパイだったけど、外見だけだった。

こういうリアリティーのない話が単純に好きだわあ。



◆『ドリームハウス』

五つ星評価で【★★★うまいなあ】

醒めたくない夢なのに、
自分と同じ境遇の者を産みださない為に夢を切り離さざるをえないとする話の構造が秀逸。

海のものとも山のものとも分からぬ不安を観客に与えながら、
謎が氷解した時に全て破綻のない演技をしている主役三人、
ダニエル・クレイグ、レイチェル・ワイズ、ナオミ・ワッツに拍手を送りたい。

クレイグの娘二人と隣家の娘と子供が可愛く撮れてる。そういうのはとても大事。



【銭】
前売券使用で700円。

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ゲットバック@ぴあ映画生活
ドリームハウス@ぴあ映画生活
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ゲットバック@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
ドリームハウス@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
ドリームハウス@新・映画鑑賞★日記

『ゲットバック』が星四つで『ドリームハウス』が星三つってのが何か普通じゃないよね、俺。
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