巷では「何故だ、何故かけたのだあ」という意見も多いようですが、
食べてみると割と好きだな。
いや、リアル西瓜にアステカの灼熱ホットチョコかけて美味いかどうかは別の話よ。
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五つ星評価で【★★★★愛の為に死ね、蘇れ、そしてまた死ね】
うおおおおおおおおう。
ベタでい。
でもそれでよし。
ひるんでいてはマサラ・ムービーは楽しめない。
ってことで
『恋する輪廻』、ベタベタである。
女の子が加藤ローサに似てて、その上、目が韓国整形みたいにガッとでかい。
いいね、かーいね。加藤ローサも好きだけどね。
男はいつものシャー・ルク・カーン。
この人もラジニカーント同様老けないね。
傷ついた女の子のために、
男の子は自分が愛される対象にない事を知りながら命をかける。
こんな大ベタな。どこかで見たようないつもの話だけど、
プロが作るもんだから、やっぱオモロイんよね。
目的は達したけど、決して百パー、ハッピーじゃないというのは
マサラ映画では珍しいんじゃないだろうか?
【銭】会員割引で1300円。
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恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム@ぴあ映画生活PS 宣伝も兼ねて来てたインドパンが頭になってるナン子さんを見た。
うん、声がかーいーの。
五つ星評価で【★★★普通に面白いけど、リュック・ベッソンが提供するゆるゆるアクション系映画に絶賛の拍手を送るのは気が引ける】
という事で、いい加減な話なのに普通にかなり面白かったですね。
延延と軽口を言い続けるキャラが活き活きしてたから字幕翻訳者が良かったのかもしれない。
宇宙空間の監獄って
『アイアンスカイ』を思わせる大雑把な設定。
ナチが経営してたりして(しててもおかしくないくらい設定甘いよ)
そこに、よりによって大統領の娘が施設の取材に行って、囚人暴動が起きて、
乗りこむガイ・ピアースの特技が「軽口」。わはははははは。
悪い奴がビックボス系と蛭男系の二枚看板にしたのも偉い。
蛭男スリで重犯監獄入りかよ(他に重い余罪があるんだろうな)
しかし、大統領の娘を囚人全員に輪姦させて、それを遮蔽物のない宇宙空間から衛星放送を乗っ取って放映して、自分の娘すら守れない大統領というイメージを付けて失脚させるぞくらいの要求があってもいいと思うのだけど、そんな鬼畜を思い付いちゃいけないか?
そうそう、宇宙空間で冷凍刑にした受刑者が反乱を起こすという話の母体は
『未来戦隊タイムレンジャー』の方が先だよね。あの中では圧縮もされてて、受刑者が電子レンジみたいな機械でチンして元に戻ってたけど。
そういや、娘以外は皆殺しか。他にもちょっとくらいは救えよ。
【銭】夜間割引で700円。
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ロックアウト@ぴあ映画生活▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
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ロックアウト@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評・
ロックアウト/秘密の書@流浪の狂人ブログPS 冷凍されちゃうと、みんなロッキーみたいに頭が悪くなっちゃうから
「ロッキーでアウト」って題名が本当だったけど訛ったんだと思うな。
◆『さみしい未亡人 なぐさめの悶え』(ネタバレと言えばネタバレ気味だけど、話の基本フォーマットだからなあ。話さん訳にはいかん。気になる人はパスしてください)五つ星評価で【★★★★愛田奈々がよいけど、それ以上に出てくるエピソードの映画館愛に打たれる】
荒木太郎監督、愛田奈々(義娘)里見瑤子(長女)出演
愛田奈々がいいんである。
ドキドキする。
そこにいてくれてありがとう、みたいな感じだ。
今回は「新々東京物語」(脚本時の題名)。
ちっ、そう分かっていれば「東京家族」だって見ておいたのに。
小津の奴は大昔、見た筈だから話のフォーマットは知っている。
久々に息子のところを尋ねたら長男、次男夫婦に邪険にされたが、思いもよらずに三男に優しくされて、みたいなウロ覚えだなあ。
で、邪険にする長男に荒木太郎監督本人、
邪険にする次の兄妹に里美瑤子、成人映画なのでどっちも濡れ場が入る。
子供には子供の生活がある。みんなギリギリでやってるから生活を乱す者には優しくない。今の時代に作るとどうしても子供の方が正義っぽく見えなくもない。かと言って親の目の前でSEXしなくてもいいとは思うが。そして末っ子は東日本大震災で死んでいて、義母はその嫁と月命日の墓参りで出会う。生前は二男を軸に対立していた義母と嫁は二男の思い出で邂逅する。
普通にいい話なんだけど、ぐっとくるのは被災地の映画館のエピソード。
愛田奈々「震災で水没していた映画館が再開していたんです。
84歳のおじいさんが総支配人なんですが、
戦争の辛さに比べたら、何て事ないって言っていた。唯一の救いですね」
そこに昔、夫婦で映画館に通った映像。
実際に再開して、その再開が映画を作るきっかけになったんだそうです。
何もない建築のインフラさえ整ってない土地で映画館を作り直すってのも凄いけど、それをすかさず撮りに行っちゃう荒木監督のフットワークの軽さも偉い。もともと荒木監督は各地の映画館で撮影をしたり、映画館と距離が近い人なのだ。
映画ラストに献辞が贈られる。
「津波の被害に遭いながら、再会した石巻日活パールシネマに
心からの尊敬と感謝をこめて」
壊れた映画館を直して、そこで新しい文化を産もうとする人がいるくらいなのだから、人だってやり直せる。人だって再生できる。甘いと言えば甘いかもしれないが、そういう正論は時に全く甘いままでよい。
◆『淫虐令嬢 吸いつく舌』五つ星評価で【★★★投げっぱなしホラー】
池島ゆたか監督、夏海 碧主演作品。
この夏海 碧ちゃんが蛇女なんである。
物凄い蛇女感。そしてエロい。ええのう。
ただ話のオチはなく、蛇女がいました。蛇女怖いです。呪ってます。
で、終わってしまった。勿体無いなあ。全役者の好演に星一つサービス。
◆『義姉のうずき 揉んで誘って』五つ星評価で【★か★★】
関根和美監督作品。
えーと、田舎にいれなくなった弟が東京に来て
兄の事実婚嫁と仲良くなって一緒に田舎に帰ってくる、
ピンク映画ならではの軽コメディーだが、
怒涛のように記憶が残っていない。
熟睡したかどうかすら覚えていない。
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さみしい未亡人 なぐさめの悶え二回目@死屍累々
◆『鄢い下着の女』五つ星評価で【★★★★SEXしよるボニー&クライド】
斉藤信幸監督、倉吉朝子主演作品。
何やら関西弁をまくしたてる強気でイケイケな姉ちゃんが主役で、彼女が出てくるシーンの7割方以上SEXしてるって(体感)、そんなんで映画として成り立つのかというと、ちゃんと成り立つから不思議だ。
倉吉朝子かーいーねん。もう、それで充分だと思う、映画なんてのは。
ちなみにそんなにずっと黒の下着ではない。
◆『羞恥心の強い喪服妻 性飢餓』五つ星評価で【★★大した事なし】
池島ゆたか監督、水野さやか主演作品。
池島ゆたかの20年くらい前の古い映画で、これは何てことなし。
主人の死をきっかけに喪服デリヘルをやりだして繁盛みたいな話(おざなりやな)。
◆『淫婦義母 エマニエル夫人』五つ星評価で【★ZZZ】
「エクセス久々の海外ロケ作品」とのコピーがポスターに踊る。
海外で外人の濡れ場を撮って、日本で日本人がアフレコしてるらしい。
外人さんの柔らかくも透明な乳が揉みしだかれるのを観てると、
これはこれで何だか実にいい物を見せてもらった感はあるが、
イメージ映像の間に話が滑り込むような薄さに後半ガーガー本気眠りした。
【銭】新橋ロマン、ネット割引で100円引いて1200円。
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黒い下着の女@ぴあ映画生活
上野オークラに森村あすかの見てない(であろう)旧作がかかったのでイソイソと出向く。改装してから初だ。昔あった場所ではなく、奥まったところにある。ホモ映画専門館、上野傑作劇場を改装したのかな。ロビーにカップ麺の自販機がある。なるほど、年中オールナイトやってる映画館だからだな。
◆『人妻エロ道中 激しく乗せて』
五つ星評価で【★★★★拾った拾ったおもろいおもろい】
田中康文脚本、監督。
加藤ツバキ主演。
主役の加藤ツバキはピンク初出演らしい。
凄いな。エロいし、しっとりしてて、いい人そうな空気感がとてもよし。
持ち主に車を帰す旅のロードムービーで、
そこに旅ならではの出会いや冒険が盛り込まれる。
いいなあ。健さんの『あなたへ』より旅な感じだよ。
(健さんその物に揺らぎがないので、旅はあまり似合わないのだと思う)
旅に同乗する若いカップルの女の方、桜瀬奈もほどよい軽さ具合。
あと、役者としての荒木太郎はいい感じで年取ってると思う。
演出は真面目で誠実。
一応、これは「面白い映画を観た」と言い張っても全く恥ずかしくない映画。
◆『黒タイツの制服 内緒の蕾』
五つ星評価で【★★わははははは】
森村あすか主演、佐藤寿保監督。
これ目当てで来たのに寝てしまった。
あるある、そういう事。
痛いAV女優、森村あすかはスクリーンの中で相変わらず可愛かった。
映像派、佐藤寿保の絵も綺麗だ。
でも話はつまらん、割とよくある感じだし、オチてない。
ちなみに森村あすかは黒タイツを穿いてないし、
共演女優が穿いてるのは黒タイツというよりは黒のストッキングである。
ちぇっ
◆『濡れた人妻秘書 肉体妄想』
五つ星評価で【★★★わははははは】
時任歩主演、渡邊元嗣監督。
ライトコメディー。
リストラされた夫の代わりに働く社長秘書、時任歩の夫婦生活見直しドラマ。
林由美香も出てるって事は結構昔だ。
時任歩ってクールでさっぱりツルンゆで卵顔が好きだ。
化粧品の宣伝に似合うオスマシフェイスなのだが、
意外と百面相でコメディーにも向いている事が分かった。
今一つ身体からムンムンの色気を感じ辛いのは腰のくびれがないからかなあ。
まあ、普通。
【銭】
正規料金1600円。