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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『シュタインズ・ゲート 負荷領域のデジャヴ』を角川シネマ新宿2で観て、ボンクラ共振ふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★素養があればそんなに難しいとは思わん】


ゲームはこれに限らず全くやらんし、
アニメも全くの未見なので基本一見さん状態で突入。
作品の世界観はアニメ本編の一年後でアニメ鑑賞者をベースに据えた製作姿勢だったが、こんな話との前提くらいは知ってたので、理解できないという程ではなかった。

話の基本は『バタフライ・エフェクト』だな。改変を繰り返す度に改悪されてしまうもどかしさ。そして、今回、存在の記憶を消滅されても戦うもしくは戦わない訳にはいかないという設定は『うしおととら』を思い出した。あと、登場人物のヘタレ具合との共振密度が『ビッグ・バグズ・パニック』に似てて、俺ら人間の下から数えた方が早いダメ人間だけど、大事なものの為には命かけるぜってのは胸を熱くする。あ、これは小野寺浩二先生のマンガ『妄想戦士ヤマモト』そのものだ。こういう要素がダダ盛りなら、それはつまらん筈がなかろう。

登場人物は多いが、登場シーンでそれぞれちゃんと個性を明確にしているので、同一人物かどうか分からなくなるような事はなかった。

ああ、女の子の声が本当、可愛い。
野郎のボンクラ具合、緩さ加減が妙に落ち着く。

けっこう泣ける話であると思う。

一点、気になったのは、世界が一つではなく、パラレルワールドがともに過去から未来へ川のように並行に流れているという考え方であるなら、過去改変していけないのは、中心人物である彼(世界を行き来できる)の為だけではでなく、過去改変によってできた無数の無残な残滓の世界の為ではないだろうか。Aの世界からBの世界に乗り換える事によって元のAの世界がなくなる訳ではないだろう。悲しみが累積した打ち捨てられた世界に対して、落とし前は付けないのだろうか。まあ、アニメ本編では何らかの回答が出されているのかもしれない。そういう世界を放置する方が実は無責任ではないのか。でも、そういう不要になった世界を壊滅させればいいのかというと、それも違う気がする。改変した過去が連鎖して収束するような影響を与えられればいいのだが・・・もっとも深い根にいく事か? いや、だが、それは深い根を改変した世界と改変しなかった世界が二重に出来るだけだろう。

やはり過去改変はしてはいけないのだろう、多分。

でも、自分がボンクラで、天才で、仲間がいっぱいいて、あんな風なキュンキュンツンデレな恋愛が出来るなら、全てを打っちゃって過去改変にかまけてもいいかもなあ、と鬼畜に考えたりもするのである。



【銭】
映画ファン感謝デーで1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様で
す。
劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ@日々是精進
劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ@ダイターン・クラッシュ

PS ふと思った。一見さんで見た人は割と評価悪い。
 非一見さんは抜かして、ダメ人間度が高いほど共振の振れ幅が高くて
 評価が高かったりするのかも。ごめんねダメ人間で。
PS2 存在を思い出す事が出来なくなってしまった
 『横道世之介』みたいと言えば言えるかもしれない。
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