だって、夏帆ちゃんかあいんだもん。
星野源は十点だ。畜生、いい思いしやがって。
ただ、蛙に似せたようなメイクはよかった。
まあ、そんな事言っちゃえば大杉漣なんて、どうにも蛇っぽいし、
黒木瞳も首の辺がどこか蛇っぽい。
首を頭より大きく膨らませて
「奈穂子、母さんは蛇だったのよ。オホホホホホホホ」とか言い出しそうだ。
大杉蓮は損な役回りで、彼は彼で彼視点からは全く正しいのだ。
「見た目だけで笑われた事がありますか?」
そんな御託は『エクステ』を観てから言いなさい。
多分、大杉漣も平泉成もそれを乗り越えてきた。
乗り越えてきた者が大人なのだ。
でもね、もう映画としてはこんなの好きに決まってる。
好きに決まってるのが恥ずかしいから星一つ減じちゃったくらいだ。
夏帆ちゃんと星野源は子供のいい部分の結晶ってか、
一番濃い子供、デミタス子供同士の恋愛なんである。
誰もが元々持っていた素養だから、そんなん応援したくなるに決まっちょる。
それに、社交性を捨て去って隠者のように生きるのは、
やはり誰もが持ってる一面であり、いっぱい持ってると自覚する自分としては
他人事じゃない。いいなあ。
他人事じゃないけど、近くに夏帆ちゃんはいないからなあ。
あと、とんねるずのタカの娘というだけで、
嫌ってると言う、本人にとっては理不尽であろう待遇をしている
「穂のか」は割と美味しい役だった。
親譲りのアバウトっぽさが合ってるのかもしれん。
【銭】
常設ダフ屋(チケット屋)でテアトル招待券を980円で購入。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・箱入り息子の恋@ぴあ映画生活
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