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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

ヤマト2199第十五回はちょっとだけよ

うわ、時間ずれとるやん。定時枠前後10分プラスでしか録画してへんよ。
という訳でレコーダーの隅っこに10分だけお情けのように残ってた。
なんで今回はちょっとだけです。しくしく。

感想やら連想やら妄想やら。

・TV放映第十五話(の前半ちょっと)。
 謎の回。
 いや、TVの番組表ちゃんとチェックしてないおのれが悪いんだけど。

・大ガミラス帝星からデスラーとセレステラさんの会話。
 デスラー 「やはりイスカンダル人が乗っていたのか」
 セレステラ「リンケが伝えてくれました」
 デスラー 「だが、逆に言えばリンケの言葉しか残ってないという事だな」
 セレステラ「はい、申し訳ありません」
 デスラー 「・・・・・」
 セレステラ「・・・・・」
 デスラー 「(ぼそっと)リンケに賭けろ」
 セレステラ「は?」
 デスラー 「何でもない!」
 セレステラ「総統がどんなでも、私は総統に忠誠を誓います!」
 デスラー 「ならば私に『ちゅうせい』」
 セレステラ「・・・・・」
 デスラー 「何でもない!」

・秘密警察のトカゲっぽい奴が惑星オルタリアを壊滅させる。
 長官「さあ、殲滅のメロディーを」
 部下「 ♪ ちゃかちゃかちゃん、ちゃかちゃかちゃか、ちゃかちゃかちゃん
  ちゃん、ちゃりらあ」
 長官「それは戦メリのメロディーだ」

・実は、この惑星殲滅カット、映画館でイベント上映を観た時に物凄く興奮した。
 でもTVのモニター越しだとそうでもなかった。
 やはり、でかい画面と響く音響はいい。
 ガミラス国歌みたいな荘厳な曲は特にそうなのかもしれない。
 ああもう、スクリーンで同じ興奮を味わうために
 ガミラスの属国は幾つも幾つも粛清されてほしい。

・という興奮の粛清カットが終わって、シーンはヤマト艦内の岬ゆりあに。
 「はてな?」
 ふふふふふ。憑依しちょる、憑依しちょる。
 「はてな」という語彙が浮世離れしてて、実は非常に秀逸だ。

・平田「水と食料など、このままでは備蓄が底をつく恐れがあります」
 島 「なに、ビーチクが!」
 古代「島の言動は無視するように」
 島 「び、ビーチクに虫だって。それはすぐにでも動画サイトにうぶしないと」
 古代「島・・・・いい気になってると絞めるぞ。あーん」
 島 「あああああ天の川らんちたたたた食べあった仲じゃん」
 藪 「古代×島で薄い本作ったら、作家先生としてモテるかなあ」
 岬 「はてな?」
 あああああああ、俺が悪かったあ。
 はてなの人を汚せはしない(しない事もないけどそれは公表しない)

レコーダーの中身はここまでです。

この後、きっとヤマトに最強を名乗る世紀末覇者が現われ(そういや世紀末だよね)、艦内モヒカンだらけになったり、実は艦内に拳法の一子相伝伝承者が百人を越えて存在することが判明したり、山ほど色々な展開が残り20分で繰り広げられたに違いないのだけど、その辺はよく分からないながら収束に向かったと信じて、次週を楽しみにしたいと思う。

  以上



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『モンスター・ユニバーシティ』をトーホーシネマズ六本木5で観て、正しいが正しいかどうかだけで終わるのもどうなのかふじき★★★

五つ星評価で【★★★『アニマルハウス』モンスター版】

アメリカ映画で出てくる大学の描写で
多分、日本人が面食らうのはプロムナイトと学生クラブだろう。
プロムナイトはダンス・パーティー、ダンパだな。
『キャリー』とか見てるとキング、クィーンを選んだりするらしい。
よう分からんが「盆踊り町コン」を学内でやってるようなもんだろう。

学生クラブは、単に先輩後輩のいる学生サークルと思っていいんじゃないだろうか。
ちょっと違うのは寮付きで、入会の為の審査とかがあるらしい。
勝ち組基準で作られたいけすかねえ組織だ。
エリートになればなるほど、いけすかねえ度は上がって、
それを打ち砕かんとする下司な学生クラブの活躍を描いたのが『アニマルハウス』

基本骨格はこれだと思う。
人間は学歴や成績だけで全て推し量れるものでなく、
一人一人の個性が大事なのだ、と。
君が勉強に不得手であっても大丈夫。夢に至る道のりは一本だけではないのだ。

泣ける。
特にマイクが「全く怖くない」と学長に宣告されるシーンは身につまされる。
それはいつ自分が喰らってもおかしくない事態だからだ。
いや、毎日、喰らいまくってるかもしれない。
努力だけで、どうにもできない壁もあるのだ。
多分、こんな残酷な事を語ったファミリーアニメは今までなかっただろう。
これは殊更に現実的に残酷な映画であったりするのだ。
だが、当初と違う形ではあっても幸せになる道は開ける。
凄い話作りだ。よく、こんな話を作った。

この話の展開が物凄く誠実で正しくて現実的でフェアな事は認めよう。
にもかかわらず疑問に思う点がない訳ではない。

「映画は嘘だ」
だから変幻自在に嘘をついてもいい。
なら、努力の末、マイクが「全く怖くない→怖い」に至るという嘘だってありだろう。
いや、分かる。
それをやったら、只の「ど根性物語」になってしまい、ベタにかっこよくない。
ただ、そういう頭の悪い話の作りの方が、クライマックスが半端なく盛り上がる筈だ。
大リーグボール3号を投げる星飛雄馬のような鬼気迫るマイク。
それを秘かに望む自分がいる。
ただ、そんなところに踏み込まなかったから、
とっても上質な娯楽に仕上がって、上質に娯楽に仕上がったからこそ、
そんな下品な連想にうつつを抜かせてる自分がいる。

最低な学生クラブの仲間のダメっぷりもキュートだが、
学長の冷静でダイナミックで、それでいて生理的嫌悪感を合わせ持つ複雑なキャラクターがステキ(結婚相手には選ばないけど・・・と言いながらちょっとエマ・トンプソンっぽくもあるな)。



【銭】
トーホーシネマズデーで1000円均一料金

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モンスターズ・ユニバーシティ@ぴあ映画生活
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モンスターズ・ユニバーシティ@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
モンスターズ・ユニバーシティ@映画のブログ
モンスターズ・ユニバーシティ@迷宮映画館
モンスターズ・ユニバーシティ@流浪の狂人ブログ

PS 次回作は『モンスターズ・ハイスクール』だ!
PS2 併映は「青い化け傘」。
PS3 併映は「青ざめたアンブレラ社」。

『遠くでずっとそばにいる』をユーロスペース1で観て、がんばれ倉科カナふじき★★★(ネタバレ気味)

五つ星評価で【★★★倉科カナ】


事故で十年の記憶を失った主人公の自分探しの旅。

倉科カナの可愛さはよく分かった。

探しているうちに、自分の知らない自分の嫌な部分が
浮かび上がってしまうのが切ない。

事実が分かり出しながらも、
その事実が分かるだけで、
最後まで過去の自分に浸食されないのは救いかもしれない。

『ラブ★コン』のでっかい笑顔娘、藤澤恵麻がヒールで出てきたのでビックリした。


【銭】
ユーロスペース会員割引で1200円。

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遠くでずっとそばにいる@ぴあ映画生活

『絶叫学級』をトーホーシネマズ六本木アートスクリーンで観て、ダメだよ川口春奈ちゃんふじき★★

五つ星評価で【★★霊物の怖さは一切ない】

霊よりも集団イジメの方が全然怖い映画。

主人公の川口春奈ちゃんがけっこう自己中でイヤな奴ってのが衝撃。
ダメ、ダメだよ。そんな役やっちゃ。春奈ちゃんは死ぬまで理想の娘でいてほしい。
かーいーなー、ホルマリンに漬けるかプラスティネーションしてえなあ。
制服のソックスの色が中途半端でみんな脚太く見えるのはようない。

色物モデルの栗原類がいい感じに適当な扱い。
喋らせんで顔だけで存在感出させたんは正解。


【銭】
映画ファン感謝デーで1000円

▼作品詳細などはこちらでいいかな
絶叫学級@ぴあ映画生活

『ゴットタン キス我慢選手権 THE MOVIE』をトーホーシネマズ六本木7で観て含み笑いふじき★★

五つ星評価で【★★ファン・ムービーだ】

壮大な悪ふざけだなあ。

ベースになる脚本はあるのだけど、
主演の劇団ひとりだけがその内容を知らされておらず、
他の共演者との会話から糸口を掴みながら、
アドリブで全ての展開を乗り切らなければならない。
又、話の節々に入るキスを迫る女優の群れから
言葉一つで巧みに唇を守る事がルールになっており、
唇を奪われた時点でゲーム(物語)は終了となる。

って、基本設定くらいはちゃんと前説しようよ
(前説でふざけるのはようないよ)。

全て一発勝負で24時間撮った物を切り貼りしてるだけなのでリテイクはない。
カメラの影とかばんばん画面に映ってたりする。
「これが映画か?」と言われたら「映画になってない」と言っていいだろう。
でも、「これだって映画だ」と言われたら「そうですね」とも答える。
映画の間口はそれくらい無駄に広いのだ。

劇団ひとりのアドリブ力恐るべし。
歌舞伎のようにチョコチョコ見栄(見どころ決めセリフ)を挟んでくる。
芝居の中に見栄を挟むというのは現代劇では失われた技術だろう。
とても、気持ち良い
(その見栄に喝采するおぎやはぎ、バナナマンが五月蠅すぎるのが構造上の欠点)。


そして、みひろがバリバリよい。

芝居できるんだよな、まじでこの人は。

前提になってる番組を知ってれば納得できる出来。やるこたやったな、と。
前提になってる番組を知らなければ、
単に度が強い悪ふざけに見えてつまらんのじゃないだろうか。
ファン・ムービーってのはそんなもんだ。


【銭】
トーホーシネマズデーで1000円均一

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE@ぴあ映画生活

PS あのアジトは江角の出てた『ライアーゲーム』の試合開催地と同じところかな?

『ワイルド・スピード ユーロ・ミッション』をトーホーシネマズ六本木6で観てゲラゲラ大笑いふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★ハゲとマッチョと美女に乾杯】

ハゲだねえ。
マッチョだねえ。
美女だねえ。

相変わらず、凄い事をサラっとやる。
(ハゲとかマッチョとか美女である事が凄い事ではないです、一応念の為)

前作はたかだか走り屋風情が警察とマフィアを出し抜く話だったが、
今作はたかだか走り屋風情がプロの傭兵を出し抜く話になっている。
で、これで終わりかと思ったら、エンドロール後に「次に続く」がちゃんと出る。
全く。
チラシに乱舞する「ファイナル・ステージ」とか「最終決戦」とか止めろよ。
別に「最後だから」見に来る訳じゃないんだから。
ブラフかまして、騙してお客いっぱい呼ぶもんじゃねえぜ。

宣伝はともかく、
戦車だ、飛行機だってね、おめえらバカじゃねえの。
バカでサイコー。

最も頭の悪い連中がどうすれば最高に楽しめるかを
最も頭のいい連中が脚本を練って作り上げてるんだな。
次はどんな手を打つんだろう。
次のスペシャルゲストでハゲ率が上がる事は分かった。
しかも、ハゲじゃない奴を減らした上でだ。
金庫、戦車、飛行機の次は何だ?
ユンボ、ブル、ハシゴ車みたいな「働く車」の高速走行とか、
鉄道車両とのコラボ(客車内と屋根の上を破壊しながら走行)とか、
鉄道車両を車で曳行とか。夢が広がるのう。
ギャフンと言わせてほしいのう。
とりあえず次の次のハゲはビルドアップした角野卓三あたりでどうだろう。

ロドリゲス姉さんも充分素敵だったあ。
これで、実はパンツに苺のワンポイントが入ってたりしたらギャップ死にするぞ。



【銭】
トーホーシネマズデーで1000円均一料金

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ワイルド・スピード EURO MISSION@ぴあ映画生活
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ワイルド・スピード EURO MISSION@迷宮映画館
ワイルド・スピード EURO MISSION@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記
ワイルド・スピード EURO MISSION@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評

『ジャンゴ 繋がれざる者』『スーパー・チューズデー 正義を売った日』をギンレイホールで観て、タラちゃんったらあゴズリングうるうる★★★,★★★

『ジャンゴ 繋がれざる者』

五つ星評価で【★★★長えよタラちゃん、三池に追いつかれるねんで】

最初「 ♪ ジャンゴ」と掛かった途端、
あ、これは北島三郎が歌った「ジャンゴ」の方が音はかっけーなと思った。

そして尺が長い。

この尺の長さはセリフ・活劇パートとは別に
音楽・情景パートが付加されてるからだろう。
えーと、何だよ。三池の『愛と誠』かよ。
なげーよ、タラちゃん。
この話は90分で観てえ話だよ。
そりゃあ、すげえ名画カットにご機嫌な音楽かぶせりゃカッコイイに決まってる。
でも、それは豪華だけど無駄な部分じゃん。
カラオケの間奏部分がひたすら長いようなもんだ。

という訳で、コアな演出や役者の演技は面白いけど、
全体的な編集は上手いんだけど気に食わない。
そりゃあ切るべきであろう部分を「味」と称して切れないだけに過ぎないだろう。

ジェイミー・フォックス:タイトルロールのジャンゴを手堅く演じる。
 情が熱く見えない冷たい顔が今回の役に似合ってる。
クリストフ・ヴァルツ:お得な役。
 何でこう、めんどくさい役をやらせると、この人は光り輝くんだろう。
 ミスターもったいぶった演技ガイ。
 この人のイカレタ演技がイカレタ話の根底を肯定する。
レオナルド・デカプリオ:けっこうちゃんとやな奴に仕上がってる。
 でもニガー爺に盛大に食われてる。
 たまらんよな、あんな好き勝手な演技、横でされちゃ。
 義務は果たしたがプラスとまでは行かんかったみたいな評価かな。
ケリー・ワシントン:ニガー姉ちゃん。
 この姉ちゃんを助けるに値する宝石のように描かれんといかんのだけど、
 そんなグっとは来なかったな。
 この姉ちゃん身体の線が強すぎて、どうも野郎っぽいのだ。
 女としての華やかさ儚さに欠ける
 (お伽話だからこの映画では自立している女である必要は全くない)。
サミュエル・L・ジャクソン:糞ニガーようやった。

水がいっぱい詰まった革袋が壊れるようなビジュアルでの人体破壊が極限にカッケー。

PS 長いと言いながら、
 『アンダーファイヤー』のメインテーマがかかると気分ノリノリ。



◆『スーパー・チューズデー 正義を売った日』

五つ星評価で【★★★ゴズリング、ホフマン、クルーニー】

「火曜日にはスーパーで正義が特売なのよね」
いやいやいやいや、大統領選挙(予備選)に絡む政治スキャンダル物です。

そして、ライアン・ゴズリングが目をうるうるさせさえすれば
映画として成立する事を的確に証明した一本。
ゴズリング毛布で指をしゃぶるライナスやっても似合うと思うな。

ホフマンの負けた途端にニートっぽくなる分かりやすい堕ちっぷりも素敵。

そして監督自身クルーニーの皺深い悪相。
「ほっほっほ、越後屋おぬしも悪よのう」とか言い出しそうだ。
クルーニー津川雅彦に似てきた。

人類を滅ぼせる生殺与奪権を握るような要職に付こうとも部下の職員をファックしてはいけない。正論なんだけど、地球上の全ての猿に君臨するボス猿になったのに見返りがなくって哀れなようでもある。

ゴズリング、ホフマン、クルーニーで
『サボテン・ブラザーズ』をリメイクしたら面白いかもとか唐突に思った。



【銭】
ギンレイホール、会員証で入場。

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ジャンゴ 繋がれざる者@ぴあ映画生活
スーパー・チューズデー ~正義を売った日~@ぴあ映画生活
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ジャンゴ 繋がれざる者@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
ジャンゴ 繋がれざる者@映画のブログ
スーパー・チューズデー ~正義を売った日~@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
スーパー・チューズデー ~正義を売った日~@映画的・絵画的・音楽的
スーパー・チューズデー ~正義を売った日~@いやいやえん

『樹海のふたり』をユーロスペース1で観てエンクミ美人になったのうふじき★★★

五つ星評価で【★★★2時間4分は長目だが退屈せずに見れてエンクミが美人】

あまり驚くような展開はない。
「樹海あるある」が色々詰まってるから知識欲は満たされるかもしれないが、
実際にそこで事を成そうとする以外、その知識の使い場所があまりない。

なんか否定的な意味ではなく「だらだら面白い」。

主役のインパルス板倉と堤下は演技はたどたどしいが、存在に嘘がない。
板倉の手際の良さは追及できるが、自分の主義を変えられない不器用な生き方。
堤下の細かくしっかりしてそうで、現実的に居汚いさま。

主役二人はもとより、キャスティングがみんなそれらしい。

きたろうはいかにも人生に失敗したみたいに貧相だし
(そう言えば人生に成功したきたろうを観た事がない)。
烏丸せつこは映画の中で、揶揄される感じだし、
インパルス二人の上司の新井康弘は口で指図するだけの中間管理職上司だし、
その上にいる長谷川初範はお金で全て取りこもうとする俗物だ。

そして遠藤久美子ことエンクミが美人だ。
ぷっくりしたカワイコちゃんフェイスが大人になるとこんな美人になるとは。


【銭】
ユーロスペースの会員割引価格は1200円だが、安売り前売券を見かけたので1000円

▼作品詳細などはこちらでいいかな
樹海のふたり@ぴあ映画生活

PS エンクミ主演の『樹海のふたなり』を作ってほしい。
PS2 堤下の父親役が中村敦夫。
 遺伝情報がメチャクチャという風に思われるかもしれないが、
 実際に二人が並ぶと、ちょっと似てなくもない。

『カッコーの巣の上で』をトーホーシネマズ六本木1で観て、相変わらずの大傑作やねふじき★★★★★

五つ星評価で【★★★★★相変わらずの大傑作】

二回目である。
二回しか観てない。
基本、劇場でしか映画を観ないので鑑賞機会が少ないというのもあるが、
一回観ると物凄いボディーブローでお腹いっぱいになる、みたいな感じでもある。
一回観ると10年から20年効くみたいな。

舞台は精神病院。
いいぞいいぞ。映画には狂人が良く似合うのだ。
そこに訪れる怒りっぽい小悪党ジャック・ニコルソン。
ちょっと怒りっぽいが、常人である。体験入院みたいなシチュエーションだ。
このジャック・ニコルソンは一番ジャック・ニコルソンらしいと思う。
別にジャック・ニコルソンと付き合ったりキスしたりしたことはないけど。
実にジャック・ニコルソンニコルソンしてるのだ。
その病院に鎮座するザ・システム、ルイーズ・フレッチャー。
いいよ。怖いよ。外見じゃないよ。悪玉が強固であればあるほど映画は輝くよ。

婦長のルイーズ・フレッチャーの何も変わらない所が怖い。
つまり、そこで行われる事は全て「業務」なのだ。
業務は患者が良くなるために行われている、ベクトルはそちらに向いている、
にもかかわらず決定的にそこには心がない。
業務ゆえに、患者が病もうが死のうが、いつも通り続けられなければならない。
病気が増す、死ぬなどということは統計上の数字でしかない。
婦長の彼女が対峙してるのは「人」ではなく「物」にすぎない。
だから、殊更に「人」が強調されるジャック・ニコルソンと衝突する。

終盤、ニコルソンが「人」から「物」に失墜した時、
今まで「物」であったチーフがニコルソンを「物」から解放し、
まだ「人」であったニコルソンが語った夢物語の方法で自らを「人」に解放する。
これが泣かずにいられようか。

映画はそこで終わり、その先の栄光や残酷な未来は語られない。
映画には区切りがあり、全てに対しての答は与えられない。
まるで、この後はあなたたちの人生で答を出すのですよ、と言わんばかりだ。

チーフは上背があるサモハン・キンポーみたいだ。
何気にダニー・デ・ヴィートやクリストファー・ロイドが出てる。

婦長にくっついてる黒人の看護婦さんがちょっといい感じなのだけど、
本当に添え物みたいな感じで話に何も噛んでこない。ちっ。

婦長が風俗にいたら怖いな。
「こう、こうすればいいの。ずっとここで何十年もこうしてるんだから」
ゴシゴシゴシゴシ(火)
「ギャー」


【銭】
1000円均一料金

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カッコーの巣の上で@ぴあ映画生活
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カッコーの巣の上で@迷宮映画館

ヤマト2199第十四回

感想やら連想やら妄想やら。

・TV放映第十四話。
 リアルタイムではこの時、ユーロスペースで映画を観ていた筈。
 なので、ツイッター参戦もせず、後から一人でゆっくり静かに孤独に鑑賞です。
 魔法少女ミレーネル・リンケ回。

・冒頭は岬ゆりあのヒール、どアップから。
 何か「このヒールに踏まれたい」みたいな、とても力の入った作画だ。
 ディテールが細かいのはいいよね。
・即座に画面スイッチングでガミラスに。
 ミレーネル・リンケって、パッと見、少女マンガっぽいキャラだ。
 ヤマトの世界に前髪揃ってるJKみたいな女の子はいそうでいないからかな。
・即座に次元潜航艇のムサイ艦内にスイッチング。
 副長「俺たちは便利屋じゃないんですぜ。戦争屋ですぜ」
 艦長「安心しろ、次はデスラー総統自らの指示がある」
 デスラー「三丁目のスーパーの特売に次元潜航艇で出動だ!」
 一同「ぎゃふん」
 つうか正規軍の癖に海賊みたいで、こいつらが一番おもろいわあ。
・そして目まぐるしく古代と雪のイチャイチャぶりにスイッチング。
 せわしないアニメやな。
 ラブコメっぷりおかし。
 このやり取りが艦内(と言っても第一艦橋だけだろうけど)に筒抜けになることで
 古代と雪の仲が半ば公然化していく。
 今回、島は恋のライバルとして全く候補にあがらない。
 その役は南部に振られてる。
 南部ってチャラくて攻撃的で人間的に全然ダメそうなところがいいキャラだ。
 現実にいたら、信用おけなそうだし、
 一群引き連れてカツアゲとか笑ってしそうだから
 繁華街とかでは逢いたくない野郎である。
 ヤマトがもっとダークで腐った世界なら、南部はレイプくらいしそうなキャラだ。
 いいよ、やっちゃえ。
 何となく地球に帰還するまでに何組かのカップリングは出来そうなのだが、
 南部だけは恋に積極的なのに誰ともくっつきそうに思えない。
 その辺りは製作者側のチャラ男に対するルサンチマンが
 地味にあるんじゃなてだろうか。

・ラブコメの二人が帰ると、ヤマトが縦にぐるんぐるんである。
 芸術点目当てみたいな操船だ。

・そして、ここから精神攻撃みたいな、
 ヤマトなのに、エヴァみたいな、押井みたいな、ウテナみたいな、になっていく。
 個人的には好かん。

・森雪のケツを下から見上げる古代。
 ああああああああああああ
 こんな目に会いたいという、とても力の入ったカットだった。
 描いた奴ブラボー。

・艦内になんかでっかいゴキブリがいるかのようなカット。
 まあ、黒髪テカテカでゴキブリっぽいっちゃ、ぽい。

・映画館で先行上映してる時には気にならなかったが、
 モニターで見てると、画面がずっと暗くって見えづらいな。

・森雪とユリーシャと岬ゆりあの、とっても込み入った連携。
 後から見直すと、ちゃんと納得できる演技をキャラクターがさせられてて、
 その鉄壁ぶりにはちょっと舌を巻く。

・古代家のハーモニカは父から兄から弟へ。
 前の二人は故人だから、これは形見分けと言ってもいい。

・最終的に若い二人の初めての共同作業みたいな形でヤマトは危機を脱するのだが、
 何故、危機を脱する事が出来たかの説得力は乏しい。
 相手が通常の上を行く「魔女」であるなら、
 もうちょっと明確にイスカンダル介入みたいにしてもよかったのではないか。

・ってことで、有耶無耶のうちに魔法少女リンケは破れ、
 セレステラさんは一人っきりになって「美魔女」と呼ばれていく。
 若く見えないんだよな、セレステラさん。

・古代と雪のラブコメっぽい展開は面白かったが、
 精神攻撃はやっぱり理屈を付けた戦争と相性が悪い。


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