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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『ジャンゴ 繋がれざる者』『スーパー・チューズデー 正義を売った日』をギンレイホールで観て、タラちゃんったらあゴズリングうるうる★★★,★★★

『ジャンゴ 繋がれざる者』

五つ星評価で【★★★長えよタラちゃん、三池に追いつかれるねんで】

最初「 ♪ ジャンゴ」と掛かった途端、
あ、これは北島三郎が歌った「ジャンゴ」の方が音はかっけーなと思った。

そして尺が長い。

この尺の長さはセリフ・活劇パートとは別に
音楽・情景パートが付加されてるからだろう。
えーと、何だよ。三池の『愛と誠』かよ。
なげーよ、タラちゃん。
この話は90分で観てえ話だよ。
そりゃあ、すげえ名画カットにご機嫌な音楽かぶせりゃカッコイイに決まってる。
でも、それは豪華だけど無駄な部分じゃん。
カラオケの間奏部分がひたすら長いようなもんだ。

という訳で、コアな演出や役者の演技は面白いけど、
全体的な編集は上手いんだけど気に食わない。
そりゃあ切るべきであろう部分を「味」と称して切れないだけに過ぎないだろう。

ジェイミー・フォックス:タイトルロールのジャンゴを手堅く演じる。
 情が熱く見えない冷たい顔が今回の役に似合ってる。
クリストフ・ヴァルツ:お得な役。
 何でこう、めんどくさい役をやらせると、この人は光り輝くんだろう。
 ミスターもったいぶった演技ガイ。
 この人のイカレタ演技がイカレタ話の根底を肯定する。
レオナルド・デカプリオ:けっこうちゃんとやな奴に仕上がってる。
 でもニガー爺に盛大に食われてる。
 たまらんよな、あんな好き勝手な演技、横でされちゃ。
 義務は果たしたがプラスとまでは行かんかったみたいな評価かな。
ケリー・ワシントン:ニガー姉ちゃん。
 この姉ちゃんを助けるに値する宝石のように描かれんといかんのだけど、
 そんなグっとは来なかったな。
 この姉ちゃん身体の線が強すぎて、どうも野郎っぽいのだ。
 女としての華やかさ儚さに欠ける
 (お伽話だからこの映画では自立している女である必要は全くない)。
サミュエル・L・ジャクソン:糞ニガーようやった。

水がいっぱい詰まった革袋が壊れるようなビジュアルでの人体破壊が極限にカッケー。

PS 長いと言いながら、
 『アンダーファイヤー』のメインテーマがかかると気分ノリノリ。



◆『スーパー・チューズデー 正義を売った日』

五つ星評価で【★★★ゴズリング、ホフマン、クルーニー】

「火曜日にはスーパーで正義が特売なのよね」
いやいやいやいや、大統領選挙(予備選)に絡む政治スキャンダル物です。

そして、ライアン・ゴズリングが目をうるうるさせさえすれば
映画として成立する事を的確に証明した一本。
ゴズリング毛布で指をしゃぶるライナスやっても似合うと思うな。

ホフマンの負けた途端にニートっぽくなる分かりやすい堕ちっぷりも素敵。

そして監督自身クルーニーの皺深い悪相。
「ほっほっほ、越後屋おぬしも悪よのう」とか言い出しそうだ。
クルーニー津川雅彦に似てきた。

人類を滅ぼせる生殺与奪権を握るような要職に付こうとも部下の職員をファックしてはいけない。正論なんだけど、地球上の全ての猿に君臨するボス猿になったのに見返りがなくって哀れなようでもある。

ゴズリング、ホフマン、クルーニーで
『サボテン・ブラザーズ』をリメイクしたら面白いかもとか唐突に思った。



【銭】
ギンレイホール、会員証で入場。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ジャンゴ 繋がれざる者@ぴあ映画生活
スーパー・チューズデー ~正義を売った日~@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
ジャンゴ 繋がれざる者@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
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スーパー・チューズデー ~正義を売った日~@いやいやえん
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『樹海のふたり』をユーロスペース1で観てエンクミ美人になったのうふじき★★★

五つ星評価で【★★★2時間4分は長目だが退屈せずに見れてエンクミが美人】

あまり驚くような展開はない。
「樹海あるある」が色々詰まってるから知識欲は満たされるかもしれないが、
実際にそこで事を成そうとする以外、その知識の使い場所があまりない。

なんか否定的な意味ではなく「だらだら面白い」。

主役のインパルス板倉と堤下は演技はたどたどしいが、存在に嘘がない。
板倉の手際の良さは追及できるが、自分の主義を変えられない不器用な生き方。
堤下の細かくしっかりしてそうで、現実的に居汚いさま。

主役二人はもとより、キャスティングがみんなそれらしい。

きたろうはいかにも人生に失敗したみたいに貧相だし
(そう言えば人生に成功したきたろうを観た事がない)。
烏丸せつこは映画の中で、揶揄される感じだし、
インパルス二人の上司の新井康弘は口で指図するだけの中間管理職上司だし、
その上にいる長谷川初範はお金で全て取りこもうとする俗物だ。

そして遠藤久美子ことエンクミが美人だ。
ぷっくりしたカワイコちゃんフェイスが大人になるとこんな美人になるとは。


【銭】
ユーロスペースの会員割引価格は1200円だが、安売り前売券を見かけたので1000円

▼作品詳細などはこちらでいいかな
樹海のふたり@ぴあ映画生活

PS エンクミ主演の『樹海のふたなり』を作ってほしい。
PS2 堤下の父親役が中村敦夫。
 遺伝情報がメチャクチャという風に思われるかもしれないが、
 実際に二人が並ぶと、ちょっと似てなくもない。