洋画の配給会社に在勤していて、この映画の宣伝を命じられた社員の奮戦記と挫折(ヒットはしてないでしょ)を見たい。ようこんなの劇場公開したな。いや、決して嫌いじゃないけど(「大好き」でもないよ)。
芸人を評価する時に「ハートが強い」という表現がある。
「受けるか受けないか分からない、というより受けない可能性が非常に高いボケをかまして、周りからの冷たい視線に耐える事を恐れない」という意味である。そういった意味では、『ムービー43』は「ハートの強い映画」。
「どんな映画だった」
「ハートの強い映画だったよ」
・・・いい映画っぽく聞こえて笑える。
それにしても有名どころがいっぱい出たもんだ。
一番誉めたいのはクロエ・グレース・モレッツ。
あんな役を!
まあ、時期で言ったら一生に一回しかやれないような役だけど。
ええと、でも、クロエの次回作は『キャリー』だから又、やるのか。
専門女優っぽくてちょっとかっこいいぞ。
芦田愛菜にも同じラインを目指してもらいたい。
クロエちゃんは演技が普通にリアルでよかった。
あと、ビビアン・スーに似てるかもしれんと思った。
二番はハル・ベリーのとことんな話。
あれ、あんな話なんだけど、実は「外見じゃないぜ心意気だぜ」っていい話だ。
とりあえずハル・ベリーの爆乳乳首も見れるし(嬉しくない)。
三番はニセ・バットマン。
コスチュームの緩さが凄い。
パジャマみたいだ。
ダメだったのはスカトロ。
どうもいい方向の連想に繋がらないのはダメだなあ。
男女逆ならありだったかもしれん
(いや、やりたいとかそう言うんじゃなくってね)。
結局、何が「43」なのかは分からなかった。
生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え「42」、
その一歩先を行く数字とか、そんなか?
【銭】
HTCのメンバー曜日割引で観て1000円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・ムービー43@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・ムービー43@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
PS X-MENのミュータントが「ぶうらぶら」じゃなくってよかった。
PS2 これ、日本で同種を作ったら案外、面白く作れると思う。
というのは、有名どころの出演はダメかもしれないけど、
日本にはダッチワイフ、ラブホ、AV、モザイク、加藤鷹
みたいなネタに転化できるコンテンツが山盛りなのだ。
名匠左甚五郎作バイブなんて話も映像化に向きそうだ。
PS3 仲代達矢さんの次みたいな演技が見たい。
「オナニーのやり方を子供たちに教えてください
でも、子供たちは耳が聞こえないので、全てパントマイムで教えてください」
仲代達矢熱演GO!
見たいなあ。
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