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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『受難』をシネマート新宿1で観て、岩真悠美人になったなふじき★★★

五つ星評価で【★★★設定に大笑い。そして岩真悠の美人度に心洗われる】

グラビアアイドル時代の岩真悠はもっと肉っぽかった気がする。
いい感じで精進落としをかまして、凄い大人の美女になった。
その美女「フランチェス子(いかにも女子が付けそうな仇名だ)」の全く使わない女性性器に古舘寛治の人面瘡が付くという凄い設定。配役はともかくピッタリである。古舘寛治って女性器に人面瘡で付くために生まれてきたような顔立ちなのである(いや、本当)。

フランチェス子がバカで可愛い。
もてもてモデルの、ビッチでゆるゆるな女の子(決して腹黒とか性悪とは思うまい)も
分不相応にキラキラ可愛い。
そんな自分、ならびに、人類のバカヤロー。

わざと下手に歌ってるのかどうかは分からないが、岩真悠の鼻歌は腹が立つからやめてほしい。


【銭】
火曜日、新宿シネマートのメンバーズデーで1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
受難@ぴあ映画生活

ロッテリア「角切り絶品ベーコンチーズバーガー」

ロッテリアの「絶品チーズバーガー」シリーズは美味いと思う。

さて、今回の「角切り絶品ベーコンチーズバーガー」
恥ずかしい出来上がりではないのだが、
値段(490円)に大きさが比例しない。
美味しいとは思うものの「ジュニア商品かよ!」と
毒づきたくなるくらいの大きさなのである。
ロッテリアさんは、割とこのパターンが多い気がする。

『FLU 運命の36時間』をシネマート新宿1で観て、デジャヴだらけだけど秀作★★★★

五つ星評価で【★★★★どこかで観たような映像満載。でも、だからと言ってダメな訳じゃない】

パンデミック(感染)系パニック映画。

喜怒哀楽が激しく、正味10円くらいのことで激昂する韓国人をいっぱい集めてパニック映画を作れば、それは面白いだろう。という事で、この映画は過去の感染映画の焼き直し部分が大半で、新しい物と言えば、アメリカと韓国に板挟みになる韓国大統領くらいじゃないかと思うのだが、問題なく面白い。又、これでもかと今までの感染パニックを網羅していて漏れがないように見える。

基本、裏表のない、いい意味で直情バカの韓国さんはこういう映画に適していて(怒られるって)、本音と建前で感情を表わさない、ニヤニヤ笑いの日本人は、エスプリ映画の笑われ役みたいなのに向いてるのかもしれない。

ウィルスが蔓延して、バタンバタン一斉のせいで患者が鰻登りに上がってく描写と、地獄のクレーンゲーム(見れば分かる)がすげえ怖い。怖すぎてテンションあがった。

あと、子役が可愛いとか可憐とかってラインじゃないのだけど、無茶苦茶、女優してる。


【銭】
新聞屋系の招待券もろうた。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
FLU 運命の36時間@ぴあ映画生活

『47RONIN』を109シネマズ木場5で観て、これはこれそれはそれふじき★★

五つ星評価で【★★忠臣蔵でない事に関してはどうでもいいんだけど、単純にテンポ悪くて見せ場の見せ方が悪いので映画としては残念。皆で見終わった後、話が弾みそうだからつまんなくても映画としての存在価値は高いと思う】

日本語吹き替え版2Dで鑑賞。

映画が始まってすぐにニューギニアの大怪鳥みたいな奇天烈な化け物を狩る中華武士の群れみたいなビジュアルにぶつかるので、これが忠臣蔵として正しいかどうかを考えるなんて無駄としか思えない。

インスパイアされたらしいにも関わらず、忠臣蔵で日本人が好む「悪名の下ずっと耐えに耐えた1年間」が「とりあえず1年くらい経ったでよお」みたいに5秒で済まされたのには笑った。基本、発端と大団円だけで中身をゴッソリ削ぎ落とした、皮だけで虚勢を張ってる剥製みたいな映画だ。でも、大きく「忠臣蔵」って声高に主張する宣伝をしなかったので、脱線はしてても「まあ、いんでね」くらいに好感を持っている。

ビジュアルは面白い。
武士が一切、月代(オデコ前面)を剃ってないのは、考証的にはかなり違和感があるのだが、まあ「ぱちもん日本」だからしょうがないな。質素な衣服や日本刀が結構らしく見えるから、武士のデザインは全体的によく持ちこたえた方だと言える。あのボロ衣服で月代だけ剃るってビジュアルは外人が納得するには難しいからやらなかったのが正解かもしれない。

武士の宮殿(笑)にいる何かキラキラした人たちが明らかに「チャイナ日本」。衣装の類いは一回、日本風の物を作った後、美的にアレンジしていったと言われているが、そのアレンジのベクトルがあからさまに外人が好きそうなオリエンタル(中国風)に向かっている。まあ、それもよかろう。武家社会って男ばっかりだから、対外的な饗応の場で女官が山のようにいるのも違和感はある。武家の饗応は白黒や侘び寂びを基調とした如何に節制を効かして至高に達した物にするかだと思うが、無節制で豪奢にする方向にお金をかけて派手派手になってる。石井輝男が監督だったらきっと蛍光色とか使ったに違いない、目に悪い。でも、この辺りは些末な問題だ。

妙な和服だ柴咲コウ、エリ部分をちょっと変えるだけでああも和服らしくならなくなるというのは新発見。そして、あんなにユルユルに着てたら風邪ひくだろう菊池凜子。あっ、凛子の大魔術「きれっぱしから登場」は面白かった。

松の廊下やらないのか。
なんか吉良演じる浅野忠信が天下を取る布石として浅野家を滅ぼすみたいな話になってる。元禄から戦国時代に逆戻りするのか。実はこれが一番斬新な改変だ。魔王吉良を退治するAKB47。センターはキアヌ、団長タカミナは真田、秋元康は田中泯か、泯ちゃん立派に演技してすぐ死んでもうた。吉良が若くて浅野がヨボヨボにも驚いた(松の廊下やらんからこれで問題ないんだけど)。

キアヌは主役だけど、まあ、外人として誰か入れとかないとってスタンス。決して悪くないから、よくやってると思う。この映画の中での超自然的人格はキアヌ(鬼)、菊池(魔女)、特撮(天狗)の三つに大別されるのだけど、これを全部外人=非日本人が演じたら、面白い文化批評になったのに。

この映画で一番かっけーのは真田広之。棚からぼた餅的にかなり主役を食ってる。

悪い奴が浅野忠信と菊池凜子とでっかい武者侍くらいしかいないから、浅野は目立つ。
これで浅野が目立たんようなら映画として成立せん。なので浅野はよかった。

主に吹替えがダメ出しされてる菊池凜子。桃井かおりみたいでええやん(笑)。
菊池凜子の演技が上手いとは常日頃から思ってないが、周りが普通な演技の中、凜子だけは演技が特殊だから、難易度は高かったと思う。

あの吉良側のでっかい武士がキアヌに
「I am your father」と言うんだな。そうだな。

四十七人はもう誰が誰だか。1年を通したそれぞれの役割がないんだから十人くらいで充分だった。そいでまた殺陣が集団戦だし。集団戦の場合は明確に勝つ理由や戦いの流れや勢いをちゃんと見せてくれないと、振りになってしまう。振りになってしまっていた。

本当に日本人が作ったらキアヌは切腹させてもらえないよね。
その場合は多分、誰か(例えば大石息子)の代わりに
仮面かなんか被って切腹するんだろうなあ。


【銭】
毎月10日109シネマズのサービスデーで1000円。

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PS 版違い
 もし天狗がキアヌたちに刀を与えなかったら
 キアヌも真田さんもみんな丸腰だけど犬のコスプレをして吉良の居城に向かう。
 そう、生類憐みの令があるから、吉良方は浅野の侍を決して斬る事はできないのだ。
 噛み殺して四十七士の勝ち
 (チャンチャン)

『ゼロ・グラビティ』をトーホーシネマズ六本木7で観て、立派だなふじき★★★★(ネタバレ)

五つ星評価で【★★★★この手口は上手い】

書きづらいので最初からネタバレで行きます。
読み直したらLINK後のPS以降しかネタバレしてないや。

予告と一緒の不安定な状態が約90分続くのだけど、
『127時間』みたいに一か所固定ではなく、
いくつか背景が変更される事で、おう、ようできとるねと感心した。

立体3Dにしても地上とは違って物体A、物体Bの間に真空空間しかないので、逆に立体感が増す。という今までにない体験が得られる。
そして、泣かせる。
クルーニーの優しさが泣かせる。
サンドラの生きる力が泣かせる。

だが、でも、アトラクションとしては優れているが、
凄く立派な骨格を作ってしまったので、
大部分作品がそこに吸収されて終わってしまった気がする。
よくは出来てるけど「いびつ」っぽい気がするのだ。
うん、でもでもでもでもリスペクトの一本だ。


【銭】
毎週火曜日はトーホーシネマズ、メンバーズデーで1300円。
プラス3D料金300円+3D眼鏡100円。
3D眼鏡を持ち歩くのも面倒なんで毎回購入するはするでいいんだけど、できれば50円くらいで下取りしてくれんかな(エコにもなることだし)。

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ゼロ・グラビティ@ノラネコの呑んで観るシネマ
ゼロ・グラビティ@紅茶屋ロンド
ゼロ・グラビティ@はるみのひとりごと

PS ラストすっくと立ち上がったサンドラを見て
 「ガンダム大地に立つ」かいな、と連想した自分はどこかおかしいでしょうか?
PS2 ラストすっくと立ち上がったサンドラを見て
 「ここで撃ち殺されたら」と『ナイト・オブ・リビングデッド』のラスト
 みたいやんけ、と連想した自分はどこかおかしいでしょうか?
PS3 演歌歌手ジェロが宇宙空間でサバイバルする「ジェロ・グラビティ」
 とか連想してしまう自分はどこかおかしいでしょうか?
PS4 大気圏突入はサイボーグ009を思い出しますね。
 サイボーグ001がテレポーテーションさせるから無事だっていうね。
PS5 日本版エンディングテーマに「0Gラブ」かけるってどう?
PS6 トートツですが「ツンドラ・ブロック」って思いついたので、
 このネーミングのキャラをマンガとかで使うことを許します。

▼関連記事。
ゼロ・グラビティ2回目@死屍累々映画日記

『キャプテン・フィリップス』をトーホーシネマズ六本木アートスクリーンで観て、宣伝詐欺ねんぞふじき★★★

五つ星評価で【★★★普通の人ができることをアクション映画にうまくのせている】

トム・ハンクスが出る映画は感動の涙で圧倒されなければいけない、みたいな恥ずかしい宣伝をSONYが展開してるけど、そんな映画ではない。かといって、トム・ハンクスが実はジェイソン・ボーンなみの人間兵器だったとか、偶然乗船していたコックがケイシー・ライバック(沈黙の戦艦)だったとかでもなく、超人ヒーロー不在のアクション映画で、そういうのは類例が少ないので宣伝が難しい。

そもそも、フォーマットがないと宣伝が出来ないというのが問題なのだが、昔に比べると映画公開本数が2倍くらいになってる気もするので(単なる体感です)、そんな1本1本丁寧に宣伝やってられっかってのもあるかもしれない。
えーと、やれ。それが仕事なんだから。

でも『アメージング・スパイダーマン』のエンドロールに日本語主題歌をぶち込んだSONYに宣伝の期待なんかしちゃいけないのかもしれない。

チラシにでかい字で書かれている「勇気」と「愛」はあまりありません。
「知略」と「姑息」だったらあるか。
主人公をトム・ハンクスに据えた時点で、
自国自社の権利は守るが人間としては優しい、という路線は確約されたのだろう。
一応五分五分として捉えられているソマリア人サイド、
ソマリア人サイドに肩入れした映画が作られたら
実はもっとSONYが推したがってる「愛」の映画になったかもしれない。

トム・ハンクスをソマリア人リーダー「ムセ」に抜擢。、
彼にはソマリアに守るべき家族も、守るべき生活も、彼等なりの誇りもある。
彼は彼を見下した目で見るアメリカーナの視線に耐えながら、
そのアメリカーナの命を保護しつつ、祖国に帰ろうとする。
こっちの方が「愛」と「勇気」を絞り出せそうだぞ。
最後に現出する怒涛の悲劇も演出できるし。

ってことで、適度に面白いんだけど、騙された感があるからいい気はしない。
基本、戦闘が「逃げる」ことがベースなので、どうもスカっとしきれないし。
ジャスト90分尺くらいがいいなあ。
最終的にトム・ハンクスがヘロヘロの姿で終わるから、
「偉大な人物が不正な悪に対して自分たちの生活を守りきった」感が
持てずに終わっちゃうんだよね。

えーとね、
宣伝まったく見てないなら、ちょっといい映画だと思うよ。



【銭】
毎週火曜日はトーホーシネマズ、メンバーズデーで1300円。

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キャプテン・フィリップス@映画的・絵画的・音楽的
キャプテン・フィリップス@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評

PS フィリップ王国の威信をかけて
 トム・ハンクスが全身タイツで戦うスーパーヒーロー映画じゃないのか!
PS2 映画の裏ではマーク・ウォルバーグが密輸してるって言うね。
PS3 続編を作ろう(実話だって)
PS4 続編はムセの脱獄シーンから
PS5 ミュージカル化しよう!
PS6 「これからはサバイバルだ」
 船に乗りこんできたのは鯖のコスプレをして威張っているムセ。
 「サバサバサバサバ鯖威張」を熱唱する。

『カノジョは嘘を愛しすぎてる』をトーホーシネマズ六本木5で観て、弩少女マンガ展開にキュンふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★少女マンガのセオリー】

原作は映画館配布お試しマンガだけ試し読み。

かーいらしーのー。
ナイーブ男を演じさせたら今、誰よりもブイブイな佐藤健に、
絶品の新人、大原櫻子。どこからか分からんが、よう拾ってきた。
ほどよい可愛さ。決して可愛すぎない、美しすぎない。
でも、一瞬、切り取った時に凄くいい表情を見せる。
ほどよくブスにも見えるのが黄金の少女マンガ主人公ラインである。
二の腕細いなあ。身体が薄くって、少女マンガから抜け出てきたって言うよりも、
子供の未成熟な身体を思わせる。何にしてもそういう身体は抜群の清潔感だ
(相武紗季ちゃんの身体がHでただれてるって訳ではない
 でも、相武紗季ちゃんにはHでただれててミミズ千匹であってほしくもあるなあ)。

そのド少女マンガの主人公(大原)に舞い降りてくるちょっと嘘つきな王子(佐藤)、
王子さまの知り合いの貴族達(バンドメンバー)、
その貴族の中に見え隠れする罠を仕掛ける悪魔(反町&相武&窪田)、
障害を乗り越えて二人は愛を成就できるか。
すんげえ、ベーシックにド少女マンガのフォーマットなんだけど、
上手い。主人公の天才だけで全てを乗り越えさせようとか無理をしないし、
それぞれがそれぞれを思いやるベクトルと、
だからこそ一緒になれない切なさがビンビン伝わってくる。

ちなみに、試し読みコミックでは反町Pが
「俺、女は自分の女しかプロデュースしないから」と言う、
この後、理子を毒牙にかけるイメージ付きのセリフがあります。
あーもう、そんなんなったらアキ死んじゃうぜ。
って、アキに全力で感情移入(理子にも感情移入するけど)。

原作マンガ(あくまで試し読みサイズのみ)よりも、
主役二人、二つのバンドのバンドメンバーの個性が一目で分かるように
キャラが補強されてるようで感心した。
キャラを立てられながらスポットライトは当てられないクリュード・プレイの二人と
マッシュ&コーの二人も、正しく出番を抑制されてるようで好感が持てる。
ドラマ化されたらスピンオフ回とかすぐ作れそうなくらい彼等は出来上がってる。
ポイズン反町もビッチ相武もそれぞれすぐ主人公にできそうなくらいの濃さがある。

大原櫻子の声は、素直で綺麗な声だが凄みはない。
『カメレオン』のEDを歌ったシギみたいな声だったら唸るんだけど、あの声だとドラマが付いて来づらいだろうからなあ。歌声ではなく、セリフところどころに補強エフェクトが付いてるのは細かい事やってるなあ、と思った。

原作からだか映画からだか分からないけど、アキが理子に偽名を使う
「小笠原シュンシンヤ」ってネーミングも凄い。
明らかにビジネスネーム(自分の代わりのクリュード・プレイのベーシストの名前)
なのに、そこに自分がいない。確かに嘘付きの名前だ。

なんかまとまんない。
いいか、まとまんなくて。
いつも、そんなにまとまってないし。

しかし、失恋したり、限界を感じたミュージシャンは何でみんなイギリスに行くのか?
ロックの聖地? 聖地なんか? 松田整地か?
イギリスとか、アメリカとかじゃなく、
もっと身近に八丈島とか恐山とかじゃいかんのか?

そこに割り込んでくるのか? という谷村美月の隙間に入ってくる力にも驚いた。
隙間に入って来るだけで、今回は大きく広げもしなかったし。


【銭】
毎月14日はトーホーシネマズデーで1000円。

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カノジョは嘘を愛しすぎてる@ぴあ映画生活
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カノジョは嘘を愛しすぎてる@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
カノジョは嘘を愛しすぎてる@カノンな日々
カノジョは嘘を愛しすぎてる@あーうぃ だにえっと
カノジョは嘘を愛しすぎてる@気ままな映画生活(適当なコメントですが、よければどうぞ!)
カノジョは嘘を愛しすぎてる@オールマイティにコメンテート
カノジョは嘘を愛しすぎてる@はるみのひとり言


PS ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ。←JOジョはスタンドを愛しすぎてる
PS2 堤のアレみたいに無音で歌え。
 ←っつか、それは超音波唱法か。
 ←天使の歌声で怪獣退治だ。

『立候補』をポレポレ東中野で観て、そのエド・ウッド臭にクラクラふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★怖いよ、バリバリ怖いよ】

物事の既成概念が壊れるのは怖い。

何一つ、物を考えていなかろうと思った人の思慮深さが分かりかけた時、それはとても怖い。実際、この映画ではそこまでは到達していない。だが、道筋が見えかける。それがとても怖い。

全編のほぼ9割(体感計測)を占めるのはマック赤坂。
他も含めて泡沫候補に対しての密着ドキュメントである。
マック赤坂は政見放送で「スマイルセラピー」と叫んで、
ネタのようなボディ・ランゲージを振る舞う奇人である。
だが、彼は本当に奇人なのか。
ここが揺らぐ。
彼が単に変な人でないとするなら、それはとても怖い事だ。

マック赤坂は選挙期間中、
街頭で踊ったり、がなったり変なパフォーマンスをただただ続けている。
たまたま、その場にいた外国人に「お国にこういう人はいる?」
と尋ねるとみんな首を横に振る。

たまりかねたギャラリーから「抱負や演説を聞かせろ」と言われると、
そこでやっと話し出したりする。
真面目に話し出すと、人は劇的に去っていく。
そして通常のマック赤坂はかたくなに演説しないという姿勢を崩さないのである。

これは、間違えた方法論を取っているという事ではないだろうか?
劇中、マック赤坂に対抗する勢力、日本維新の会代表として
橋元徹元大阪府知事が出てくる。彼はTVバラエティ出身の代議士である。
TVバラエティで名を売ったが、愚者扱いはされていない。

マック赤坂は無名だ。名前を売る為に奇行を繰り返す。
名前は売れた。だが、彼の奇行は彼を愚者のジャンルに位置づけた。
この一度仕分けられたジャンル分けを覆すのは至難の業だ。
そして、もう一点。どうも彼自身に、もうそれを覆す意思があるように見えない。
彼は今の愚者の位置づけのままで、だが、その愚者が立候補した場合においても
全ての候補者と同様の権利を与えられるべきである、と存在で主張する。
わ、分かる訳ないだろ。そんなメタ主張!

だから、彼はもうどんなにあがいても選挙で勝利を得る事はないだろうし、
その主張で勝利を勝ち取る事も難しいだろう。
彼はエド・ウッドに似てる。
類い希なる映画への愛情を持ちながら、それを表現する方法を持たなかった男。

彼の敵は、イメージとして「ちゃんと政治してくれそうな人達」である。
いや、どうだろうか。実際は分かった物ではない。ただ、形式は整っている。
いわゆる政党が用意した人材、
それが「柔ちゃん」であっても形式が整っていれば当選してしまう人たち。
人は火急の状態に追い込まれなければ、
自分と比べてあまりに異質なものを代理人に選ぶことはしない。
そこに巨大政党の強みがある。巨大な政党であること自体が
選ぶ彼等と同質である事をある意味、保証しているのだ。
そして、巨大政党とマスコミがパイプで繋がっている事から、
自然、その活動は後押しされる。
「良さげな雰囲気」で、選ばれる選挙にも不安がある。

でもだが、だからと言って「マック赤坂」のような「奇人」を選ぶのにも不安がある。
他の泡沫候補のように「実直にいい人」である事だけが売り
という人も怖くてとてもじゃないが選べない。
「だけ」ということは、それ以上の強力な手腕を感じさせないということだ。

また、選挙を勝ち抜いて、民の代理人となり、日常の政治活動を始める時、
政党が持つ数の力がバックで必要になってくる。
基本、この国の政治は一匹狼では動かせない仕組みになっているのだ。

だから、国は変わらない。
そしておそらく、マック赤坂にもそれら全てが分かっている。
彼は愚者に見えるし、愚者としてしか振る舞っていないが、
いや、愚者にしか見えないが、多分、きっと、よく分からないし、
保障だってできないけど、愚者じゃないのだ。
認めたくない事なのだが、きっと、彼以外の全ての人間こそが愚者なのだ。

怖い怖い。

【銭】
1年間有効の10回券を10000円で購入。そのうち1回1000円分で鑑賞。

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映画「立候補」@ぴあ映画生活
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映画「立候補」@元・副会長のCinema Days
映画「立候補」@お楽しみはココからだ
映画「立候補」@みんなシネマいいのに

PS ピンクを基調とした服を見て、シモダカゲキさんを思い出しました。
 あの人も普通じゃなかった。そう言えば最近『ペコロス』に出てたな。

『REDリターンズ』をトーホーシネマズ六本木4で観て、お祭り騒ぎに茶々は無粋かなふじき★★★

五つ星評価で【★★★金太郎飴みたいにどこもかしこも面白いところが弱点】

金が掛かってて、全体、どこを切り取っても面白い。
それが売りであり、弱点でもある。
ずっと見せ場ということは(演出の腕にもよるが)
メリハリがなく、展開が平板ということでもある。
まあ、でも、面白いけど、もっと早業でテンポよくシュパっと切り上げてほしかった。

ただどこで切り取っても面白いので、宣伝用の素材は作りやすいだろう。
全体ちょっと長いので、
「蛙」か「ハン」か「昔の女」エピソードのどれかを削るくらいがいいと思う。

◆ブルース・ウィリスは鉄板。メイン・アクション担当。
◆ジョン・マルコヴィッチも鉄板。困り顔担当。
◆ヘレン・ミレンも活かしてる。ガン・アクション担当。
◆あれ、モーガン・フリーマンって死んじゃったんだっけ?
◆他のブログ記事読んでるとメアリー・ルイーズ・パーカーのキャラが成長と好意的に捉えられているが、個人的にはちょっとうるさかった。プロの仕事に口出すアマチュアのラッキー感が薄れて、技量がないのに無駄に口出してきやがって、みたいな。よし、この次は芦田愛菜と交代だ(バリ思いつき)。
◆アンソニー・ホプキンスは上手い使われ方。
◆キャサリン・ゼダ・ジョーンズは若いんだか若くないんだか。ビッグネームじゃなくてもよさそうってか。ビッグネームならユマ・サーマンくらいの綺麗どころを出してほしかった。ってか、何となくキャサリン・ゼダ・ジョーンズって取っつきにくい感がいつまでたっても抜けない。俺側の問題か。さーせん。
◆イ・ビョンホンの役って本当は爺の役でしょ。結果、イ・ビョンホンを出す事で新味と尻が出たけど、こんな何でもありな起用はいかん。

「見せ場よ」と言って、堂々と見せ場を演じるヘレン・ミレンが凄い。



【銭】
毎月14日はトーホーシネマズデーで1000円。

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REDリターンズ@ぴあ映画生活
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REDリターンズ@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
REDリターンズ@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記

PS すんげえくだらないことを思いついた。↓
 「キャサリン・せんだ・ジョーンズだ。なはなは」

『処女の泉』を下高井戸シネマで観て、ゴゴゴゴゴゴゴゴふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★ゴゴゴゴゴゴゴゴってそれはジョジョだよ】

白黒のメリハリも美しいイングマール・ベルイマン監督の映画史上の古典名作。
白黒(素玄)も美しいイングリマングリ・ベロリンマンとか言ってちゃダメだ、俺。
そして、処女の泉ちゃんってどんな泉ちゃんなんだろう、ドキドキとか
それも違うよ、俺。

さて、神の御心は計り知れない。
西洋・キリスト教で言うところの神は絶対的な唯一神であるから、劇中に出てくるオーディーン等の存在を許さない。仮に他教の神に居場所を与えるとするなら、悪魔や異端としてであろう。悪魔や異端ですら神の計画の一部とするかどうかはよく分からない。多分、意見の分かれるところだと思う。
映画の最後、被害者の亡骸の下からこんこんと泉が沸きだす。
それを聖なる証し(神からの回答)とするなら、
神は自分を崇拝する者に便宜を与えたりはしない。
神は自分がやりたいようにやり、崇拝するものはその結果を享受しながら、ただ崇拝だけを続けなければならないのだ。これって、餌(聖なる教え)を貰って、飼い主の為に尽す家畜に近い。神は人にそういう属性を求めているのだろうか。
そして、湧きあがる泉が単なる偶然の産物であるとしたら、
神の不在の証しでしかなく、神を敬う民はやはり救われない。

神様に現世利益を求めても、現世不利益を抗議しても、何も返答はない。
神様は現世を一切保障しない。とりあえず、そういう存在と考えた方がよさそうだ。


【銭】
チラシ持参割引(下高井戸のホームでGET)で、1500円から200円割引の1300円で鑑賞。

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処女の泉@或る日の出来事
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処女の泉(二回目)@死屍累々映画日記・第二章

PS 泉は頭部の下から湧き出たが、
 下半身の下から湧き出たら皮肉だったと思う。
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