『麦子さんと』を試写で観て、やはり断腸の思いで星三つだ★★★
- Date
- 2013/12/31/Tue 15:55
- Category
- 映画(ライブドアブログ時代)
五つ星評価で【★★★これも素晴らしい事は重々承知】
いい映画だ。
そして、ちょっとあざとい。
世の中のほとんどの誰もが親ってうざったいという「麦子さんと」の時期を通り越した末に、今を生きているに違いないと確証しながら、そこにちゃんと乗っかってる。
なんか安泰に胡坐かいてるなあ。
でもね、『ばしゃ馬さんとビッグマウス』同様、
軽ーく、もっと行儀の悪い展開を期待していたのだ。
う、ううーん。堀北真希主演だから、そっち側に作ることに無理があるよなあ。
麻生祐未の趣味の下りだけはそっち側で吉田恵輔だった(あれ不要な展開だもの)。
という訳で、どんな間柄でも相互理解が必要ですという、普通にいい話の映画です。
堀北真希はそんなに饒舌なイメージがないので、
アニメファンで声優希望と言う、何だかいたたまれないキャラが妙に似合ってる。
母親との接し方が分からず、強くばかり当たってしまうのも、生真面目なイメージの裏返しで実に「らしい」。あと、服がそんなにハイセンスじゃないなのに、彼女なりの一定のルールがあるのが良い。
余さんは大人。そして温水洋一も今回珍しく大人の役どころだ。
松田龍平と堀北真希の絡みそうで空回りするみたいな兄妹関係がリアル。
頼りにされるけど鬱陶しく、影で相当いい加減な松田龍平のキャラは堀北真希が基本、真面目な直線キャラだから凄く活きる。
宣伝で強く推してる松田聖子の「赤いスイートピー」は自分的にはどうでもいい曲なんだけど、あれ、そんなにプッシュ必要か?
これをステップアップとして、真面目な堀北が、吉田恵輔の地雷的感性に翻弄されてハラホロヒレハレな感じの方向に進んだ映画をもう一本撮ってくれないかなあ。
【銭】
売買不可って書いてあった試写状を600円でチケット屋で購入。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・麦子さんと@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・麦子さんと@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
PS 興行は12月21日からで、一週間で打ち切りはないから、
バリバリの正月映画なんだけど、地味な佳作は正月映画らしくない。
本来、正月第二段みたいな作品だよなあ。
正月映画として公開するなら、
麦子の兄を寅さんに見立てて……他に家族がいないんだよ、あの家。
いや、単純に火薬の量を増やしてサスペンスにするか。
亡くなった埋葬許可証の謎。いつも背後に現れる謎のタクシー運転手。
なんにせよ爆発せえへん!
温水洋一の頭が常に爆発してるとか言う設定でも付けるか(何言うとんねん、俺)
いい映画だ。
そして、ちょっとあざとい。
世の中のほとんどの誰もが親ってうざったいという「麦子さんと」の時期を通り越した末に、今を生きているに違いないと確証しながら、そこにちゃんと乗っかってる。
なんか安泰に胡坐かいてるなあ。
でもね、『ばしゃ馬さんとビッグマウス』同様、
軽ーく、もっと行儀の悪い展開を期待していたのだ。
う、ううーん。堀北真希主演だから、そっち側に作ることに無理があるよなあ。
麻生祐未の趣味の下りだけはそっち側で吉田恵輔だった(あれ不要な展開だもの)。
という訳で、どんな間柄でも相互理解が必要ですという、普通にいい話の映画です。
堀北真希はそんなに饒舌なイメージがないので、
アニメファンで声優希望と言う、何だかいたたまれないキャラが妙に似合ってる。
母親との接し方が分からず、強くばかり当たってしまうのも、生真面目なイメージの裏返しで実に「らしい」。あと、服がそんなにハイセンスじゃないなのに、彼女なりの一定のルールがあるのが良い。
余さんは大人。そして温水洋一も今回珍しく大人の役どころだ。
松田龍平と堀北真希の絡みそうで空回りするみたいな兄妹関係がリアル。
頼りにされるけど鬱陶しく、影で相当いい加減な松田龍平のキャラは堀北真希が基本、真面目な直線キャラだから凄く活きる。
宣伝で強く推してる松田聖子の「赤いスイートピー」は自分的にはどうでもいい曲なんだけど、あれ、そんなにプッシュ必要か?
これをステップアップとして、真面目な堀北が、吉田恵輔の地雷的感性に翻弄されてハラホロヒレハレな感じの方向に進んだ映画をもう一本撮ってくれないかなあ。
【銭】
売買不可って書いてあった試写状を600円でチケット屋で購入。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・麦子さんと@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・麦子さんと@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
PS 興行は12月21日からで、一週間で打ち切りはないから、
バリバリの正月映画なんだけど、地味な佳作は正月映画らしくない。
本来、正月第二段みたいな作品だよなあ。
正月映画として公開するなら、
麦子の兄を寅さんに見立てて……他に家族がいないんだよ、あの家。
いや、単純に火薬の量を増やしてサスペンスにするか。
亡くなった埋葬許可証の謎。いつも背後に現れる謎のタクシー運転手。
なんにせよ爆発せえへん!
温水洋一の頭が常に爆発してるとか言う設定でも付けるか(何言うとんねん、俺)
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