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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『処女の泉』を下高井戸シネマで観て、ゴゴゴゴゴゴゴゴふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★ゴゴゴゴゴゴゴゴってそれはジョジョだよ】

白黒のメリハリも美しいイングマール・ベルイマン監督の映画史上の古典名作。
白黒(素玄)も美しいイングリマングリ・ベロリンマンとか言ってちゃダメだ、俺。
そして、処女の泉ちゃんってどんな泉ちゃんなんだろう、ドキドキとか
それも違うよ、俺。

さて、神の御心は計り知れない。
西洋・キリスト教で言うところの神は絶対的な唯一神であるから、劇中に出てくるオーディーン等の存在を許さない。仮に他教の神に居場所を与えるとするなら、悪魔や異端としてであろう。悪魔や異端ですら神の計画の一部とするかどうかはよく分からない。多分、意見の分かれるところだと思う。
映画の最後、被害者の亡骸の下からこんこんと泉が沸きだす。
それを聖なる証し(神からの回答)とするなら、
神は自分を崇拝する者に便宜を与えたりはしない。
神は自分がやりたいようにやり、崇拝するものはその結果を享受しながら、ただ崇拝だけを続けなければならないのだ。これって、餌(聖なる教え)を貰って、飼い主の為に尽す家畜に近い。神は人にそういう属性を求めているのだろうか。
そして、湧きあがる泉が単なる偶然の産物であるとしたら、
神の不在の証しでしかなく、神を敬う民はやはり救われない。

神様に現世利益を求めても、現世不利益を抗議しても、何も返答はない。
神様は現世を一切保障しない。とりあえず、そういう存在と考えた方がよさそうだ。


【銭】
チラシ持参割引(下高井戸のホームでGET)で、1500円から200円割引の1300円で鑑賞。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
処女の泉@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
処女の泉@或る日の出来事
▼関連記事。
処女の泉(二回目)@死屍累々映画日記・第二章

PS 泉は頭部の下から湧き出たが、
 下半身の下から湧き出たら皮肉だったと思う。
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『四十九日のレシピ』を渋谷TOEI②で観て、ちょっとピンと来ないふじき★★★

五つ星評価で【★★★ことさら悪くはないが】

ボクシングに例えると、
ずっとボディーブローをかまし続けたのに最終ラウンドまで持ちこたえられてしまって、判定勝ちしましたみたいな映画。一発でっかい大振りパンチが当たってKOみたいな爽快感が欲しかった。

妻を亡くした夫とその娘のところに現れる更生施設から来たというイモとハル。
彼等4人は49日の大宴会を開くための準備を始める。

夫、石橋蓮司はいつものクオリティーで、とても安心。
娘、永作博美も安心。元々が童顔なので、
 アップで皺とか映ると予想以上にかなり老けてしまった印象を受けた。
施設から来たイモ、二階堂ふみ。変で可愛い。それでいい。
施設から来たハル、岡田将生。映画ごとにメリハリは付けてるけど、
 ちょっと出すぎ。役柄が普通じゃないからってのもあるけどウルサイ感が強い。
 色が茫洋としてるような無名の若い役者を使ってあげればいいのに。

コアになる話は妻から夫、妻から娘への、
伝えたのに忘れられたことや、
伝えそびれていたこと、だろうから、
取り上げられるレシピはもう少し多くても良かった。



【銭】
映画の日に観て1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
四十九日のレシピ@ぴあ映画生活
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四十九日のレシピ@映画的・絵画的・音楽的
四十九日のレシピ@C’est joli~ここちいい毎日を
四十九日のレシピ@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評

PS 何でもいいと言われてしまうと言い返せないのだけど、
 最後の踊りはフラダンスではないと思う。
PS2 岡田将生は日系ブラジル人って役柄でキャスティングされてるのだから
 サンバでも良かったじゃん。あのキレッキレのサンバ衣装でポロリ行け! だ!
PS3 レシピ実行陣の4人もいいですが、
 レシピ作成者の妻・乙美を演じた荻野友里さんがダンチによかったです。