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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

吉野家「牛すき鍋膳」、マクドナルド「ダイナーダブルビーフ」「ダイナーハニーマスタード」

吉野家の「牛すき鍋膳」。
あの値段(580円)で、あの内容を提供できるのはちょっと凄い。

いや、確かに鍋の中に入ってるのは
牛と葱と白菜と豆腐と饂飩って、
今までのメニューに隠れている具材ばかりなのだが、
それでも「加熱し続ける」というプラスに
付け加わった値段が全く負けていない。
そして、今回の成功を乗り越えてしまえば(ハードが出揃って)、
これを応用したもっと雑多な新商品の開発だって可能になるのだ。

全く同じ食材を使っているにも関わらず、
元を崩さずに、新しいサービスや概念で既存のサービスを塗り替える、
こういう大きな発想ができないからマクドナルドはダメなのだ。

ということで、マクドナルドの
「ダイナーダブルビーフ」と
「ダイナーハニーマスタード」は
いつかどこかで食べたような味です。
いつかどこかで食べたような味に390円は高いな。
そら、開発的に独立した味にまで高められなかった失敗ってことだから。

『ファーザーズ・デイ 野獣のはらわた』を新宿武蔵野館3で観てこっちはのりのりアストロンふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★しまった、面白い】

同じ製作グループ、アストロン6の『マン・ボーグ』が好きな事やってればボクちゃん満足のオナニー映画だったので躊躇していたんだけど、二番組券で前売券を買ってたので最終日に観に行ったらゲラゲラおもしれーや畜生。

お金の差(トロマが協力して銭と人材を出してるっぽい)と、演出全員ってのが功を奏したんだろう。

基本、悪役シリアルキラーのファックマン(只のオヤジだよ(泣))が退治されるまではちょっとハイセンスかました俗悪なB級ホラーくらいの位置だったんだけど、要は本来はいらない、その後の余禄の部分がムチャクチャ面白かった。
つうか、この余禄が明らかにバランス悪くて、思いついたらどんどん大きくなっちゃったけど面白えからやっちゃえ、みたいなだよな、絶対。
何でも我慢はして見てみるもんである(いや、我慢して近親相姦しろとか、そういう事じゃないから)。とはいうものの「『エル・トポ』を超えた衝撃と興奮!」というコピーは明らかに言い過ぎだろう。でも、『ホーリー・マウンテン』くらいは越えてると思う。

見終わって、人生的には糞の役にも立たない映画なんだけど、
映画って、そういうもんだし、
映画観て糞の役に立った事も記憶にないからそれでいいだろ。


【銭】
二番組券2000円を購入、そのうち1回。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ファーザーズ・デイ/野獣のはらわた@ぴあ映画生活
▼関連記事
マンボーグ@死屍累々映画日記

『拳銃貸します』『いんちき商売』をシネマヴェーラ渋谷で観て映画の至福ふじき★★★★,★★★★

特集上映「映画史上の名作10」から1プログラム。


◆『拳銃貸します』

五つ星評価で【★★★★大娯楽】

全く何一つ知らずに鑑賞。
アラン・ラッド主演(出世作)のノワール物に当たるのかな。
いやあ、よく出来てる。実に面白い。
主人公、道行きになる女性、その恋人の刑事、悪漢、隠れた殺人鬼、国家反逆など、
様様な人物の登場や見せ方、話の組み立てが
いい手が切られ続けるカード勝負を見てるみたいな快感があった。
話が面白い、演出が的確。映画は基本、それだけで全く成り立つ。

PS 『拳銃化します』だと『鉄男』



◆『いんちき商売』

五つ星評価で【★★★★マルクス兄弟の笑いは体力】
マルクス兄弟が豪華客船に密航。
話よりもいかにネタを突っ込めるかに全てを賭けてるっぽい。
だから、とても映画っぽくない。

メインの話なんてマルクス兄弟が絡むことでヨレヨレだ。

トーキー以後、ここまで詰め込んでる笑いの映画って
『フライング・ハイ』シリーズくらいで他にないんじゃないだろうか。
惜しいのはグルーチョが延々喋ってる下らない言葉がネイティブじゃないから
字幕で、そっと窺い知れることだ。

ああ、グルーチョもチコもハーポも(ついでにゼッポも)エネルギッシュだなあ。
これ、3本とか4本見るのは持たない。基本、緩急が乏しいから。
でも、よし。マルクス兄弟だから。

原題の『モンキー・ビジネス』の方が有名そうな気がするが、
それはモンローが同じ題の映画を作ってるからか。
どう考えても同じ映画じゃあないな。



【銭】
シネマヴェーラの会員割引で1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
拳銃貸します@ぴあ映画生活
いんちき商売@ぴあ映画生活

『ミイラ再生』をシネマヴェーラ渋谷で観て、カーロフの顔芸だけだなふじき★★

特集上映「映画史上の名作10」から1プログラム。

五つ星評価で【★★ミイラ状態の出番が少ない】

包帯でグルグル巻き状態のミイラは最初の復活の時だけで、
その後は包帯を解いて普通の(アクの強い)エジプト人になってしまうのである。
エジプト人になった後もボリス・カーロフの強烈な顔芸は確認できるけど、
やっぱりそれは人間だから、今一つ面白味に欠けると言わざるを得ない。

発掘隊の娘にエジプトの王女を乗り移らせるみたいな設定も因果関係がよう分からん。
ただ、似てるだけみたいなんだけど傍迷惑な話だ。


【銭】
シネマヴェーラの会員割引+夜間割引で800円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ミイラ再生@ぴあ映画生活

『幌馬車』『キートン短編集』をシネマヴェーラ渋谷で観て、いやあジョン・フォード★★★★,★★★

特集上映「映画史上の名作10」から1プログラム。


◆『幌馬車』

五つ星評価で【★★★★映画が人生っぽいなあ】

いやあ、ジョン・フォード。
何はなくとも、ジョン・フォード。
間違いないな、ジョン・フォード、という感じ。
でも略歴、調べたら、ジョン・フォードなんて全然見てなかった。

堅物のモルモン教徒の旅の先導に雇われたカウボーイ。
旅は途中で旅芸人とお尋ね者を拾いながら、インディアンや難所を乗り越えていく。

今の映画と比べると実にノンビリした感じだけど、それもまたよし。
映画の中にきっちり人生が詰まってる感じ。
ガン・ファイトはクライマックスだが、
ガン・ファイトで映画が終わらないのがしっかりしてるってか、
ちょっともたれるような感じってか。

カウボーイの兄ちゃんはまあ、実にそこいらにいる兄ちゃんっぽいんだけど、
ロデオ・チャンピオンでスタントマン出身なので、凄い馬術の見せ場がある。
これみよがしに鞍なしの馬に乗ったりもする。うんうん、分かったよ、分かったよ。

旅芸人夫婦はともかく、一緒にいる姉ちゃんの仕事が全く分からないんだけど(ホステスさんか?)、この姉ちゃんはちょっと性悪そうで気位高そうで抜群に美人だ。よいなよいな、西部劇の美人はよいな。

悪漢は人間くさいけど、本当に屑だ(マカロニじゃないからまだマシか)。
宗教団体の旅なので、その寛容さから、旅芸人や悪漢どもを完全に追い払えないみたいなパワーバランスが上手い。そもそも主役のカウボーイがモルモンから見ると、てんでなってないけど我慢しての旅なのである。それぞれの立場が対立するからキャラクターが深まる。立派に面白い物を見たなあ。

モルモンの中で角笛を吹くおばちゃんがキャシー・ベイツに似てる。
いや、単に普通のおばちゃんです。怖くなんかありません。
キャシー・ベイツが変えるまでは
キャシー・ベイツの体型は普通のおばさんの物でしかなかったのです。



◆『キートン短編集』

五つ星評価で【★★★短編4本中2本ほど春が来る前に春眠】
『隣同士』
『化物屋敷』
『ハード・ラック』
『強盗騒動』
キートンはクール、かつ、母性本能くすぐるって相反要素持ってていいな。
疲れてて後2本を居眠り。


【銭】
シネマヴェーラの会員割引で1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
幌馬車〈1950年〉@ぴあ映画生活

ふじき78のラノベの振りしてラノベじゃない奴みっつめ

ライブドアさんで「ライトなラノベコンテスト」なる物をやってて、
ふじきさん、止せばいいのに三つばかし手を出してます。
(①②は以前に告知したけど、③はお初)

▼以下のアドレスにあるので、暇つぶしにどうぞ。
ライトなラノベ用行き当たりばったりブログ(完結)
AくんとBくんはPCパーツの夢を見るか?(AKIBA賞応募)(完結)
美少女力士伝 佐藤錦ブルース ←NEW

③、どこをどう考えてもラノベじゃないんだけど、
 個人的には極限までコンパクトにした作りがお気に入りです。
 なかなかキュートやと思うしー。

マンガ『となりの関くん 第五巻』森繁拓真、MFコミックスを読書する男ふじき

相変わらずネタが切れないのが凄い。

登場人物が増えないのが凄い。

正確に言えば、関くんの妹、母とか小出しで増えてはいるのだが、
彼女たちは関’(せきダッシュ)として活躍するので、
基本的には、このマンガは関VS横井の対立構造はそのままに、
たまに作者以外の第三者視点が欲しい時に活躍させられる後藤を合わせて、
風景でない人間は3人しかいないのだ。

ここまで高いハードルを設けてしまう方が
逆にギャグとしての純度は高くなっていいのかもしれない。

とりあえず、こういう気の狂ったような思考ゲームの果てに作られているマンガが
書店で沢山、平積みになって儲かってる状態は大変、正しくていいと思う。
儲かれ、儲かれ、ギャグまんが。

KAGOME「野菜生活100 ゆずミックス」

うめえ。←字色は赤じゃなく柚子っぽくオレンジです(細かい・・・そうか?)。

柚子が好きってのもあるけど、野菜生活史上一番好きな味だ。
これがあるから、病気でも生きていける。本当か。
絶やしたら死ぬのか。ゾンビになるのか。なんねえよ。
別にKAGOMEの呪力(『帝都物語』参照)で生きながらえてる訳じゃねえよ。

でも、うまいんだ。
繋ぎ記事完了。
ああ、毎日更新を続けたいものだけど持つもんかなあ?

あ、季節限定商品です。オススメ。

病欠

より簡単に弱音を吐けるツイッターでは先に「ダメでーす」を投げたんですが、

2014年1月16日(木)夜間から下痢と嘔吐とそこから来る睡眠不足にやられまして、
2014年1月19日(日)まで外出もせずに(映画も見ずに)自宅療養していました。

原因は熱や風邪の症状が出なかったので、ノロウィルスではなさそうなのですが、
食い意地が張っているので単に食い過ぎだったのかもしれません。
いつまでも若いつもりでいてはいかん、という神の啓示かもしれん。う、やだなあ。

そんなわけで、コメント、TB、記事等、ちょっと乱れてます。
いつも通りって言われちゃうと、寂しいところでありますが。

病状の方は療養の甲斐あって、下痢、嘔吐は止まって、
物を食べられるようになりました。

徐々に、又、映画の記事なども書いていきますので、
たまに死んでないか確認に来てね(10日更新なかったら死んでると思う)。

(マンガの記事がポコポコ入る時は繋ぎ記事だなあ、と思っててください)

(2019/3/24にカテゴリ「ふじき78記録部」から「ふじき78闘病部」に移動)

マンガ『ブラック嫁によろしく! 第一巻』赤衣丸歩郎、ドラゴンコミックスエイジを読書する男ふじき

メイドガイ作者の新刊。

基本、この人のマンガは
乳と、流れるセリフの立て板に水的な気持ち良さ、で出来ている。

基本構造は前作と変わらなかったが、
基本構造に新たな物が足されもしなかった、という事でもある。

定石通りの展開であるなら、ダラダラ長引かなければ面白く終わり、
ダラダラ長引かせちゃうようなら駄作に堕ちるだろう。
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