五つ星評価で【★★面白い証言は数々あれど】
証言記録としてなら体系的にまとめてさえおけばいいのであるが、
興行的な商品としては、無駄な部分、まとめ上げられてない部分が目立つ。
下種な興味心であるのだが、各課毎の研究内容、研究成果をもうちょっと体系的に把握できるように作ってほしかった。
基本、現物が残っていないので証言中心になってしまうのはしょうがないのだが、証言を3時間聞いてるのは、とっても疲れる。又、証言が多い物(証言者が多い出来事)はそのまま多く映画に残っているように感じた。つまり、いろいろ雑多な事をやっていたのが雑多なまま、集められてるような印象を受けた。
大きく時間を割いているのは風船爆弾と偽札製造であり、それはコンテンツとして、とても面白いのだが、その作業が陸軍登戸研究所のどれくらいを占める作業だったのかなどが、この映画を観るだけでは全く分からない。作業の総量も分からない。「陸軍登戸研究所」というタイトルを付けるなら、会社の企業案内のように、その組織の全体像と何をやったかを量的に、何も知らない人に知らしめなくてはいけないのではないか。
【銭】UPLINK見逃してる映画特集 二本目以降1000円支払。
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陸軍登戸研究所@ぴあ映画生活
五つ星評価で【★★ラストの曲はいいけど、全体、作画が雑】
映画とTVシリーズが同時連動なんだそうな。
映画のみ鑑賞。
仙台ローカルを中心に育成される7人組ユニットのアイドル誕生物語アニメ。
難点は二つ。
(1) 作画が一定せず、かなり雑な部分がある。
(2) 輪郭を変えるような作画上のキャラ分けが乏しいので、誰が誰だか分かりづらい。
キャラクターの性格分けもまだ観客にアピールしきれていない。
7人いる中で抜き出てて明確なのは、リーダー、ラーメン屋。
中間地点は、アイドル崩れ(主人公)、その友人、メイド。
いなくてもそんなに変わらなそうなのが、民謡歌手、ピアノ。
『七人の侍』だって、全員は頭に浮かばない。
7人って結構、話を作る上では大所帯なのだ。
逆にいい点を二つ。
(1) ラストでかかるデビューライブの歌はアイドルらしくて、凄く多幸感を感じる。
(2) アイドルとは何か、という規定を大真面目に考えている。
話の真面目さと笑いを取ろうとするボケに絵や演出が付いていってない感じ。
話が続く中で明らかになる引きの部分があるんだけど、それは劇場ではなくTVでやるに違いない。そういう仕掛けであるなら、劇場に来た人にTVの告知(映像であれ、紙媒体であれ)をすべきだけど、そういうのは一切なかった。「情報弱者には何もやるな」なのか? いや、情報提供者が出し惜しみして得になる事はこの場合、何一つないだろ。アイドルを売り出す話なのに、その映画の売り出しがマルチメディア展開に失敗してていいのか。製作と配給は別だろうから、そんなん縦割りで無関係って言ってしまえば終わりだけど、そういうのをトータルで見る目がないと「金の匂いがする」大きな商売は出来ない、という事なのだと思うよ。
えーと、この映画自身も映画内同様、金主が逃げちゃったとかならせんないけど。
【銭】一般入場料1200円均一だが、前売券を1000円でGET。
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Wake Up, Girls! 七人のアイドル@ぴあ映画生活▼関連記事。
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Wake Up, Girls! 青春の影@死屍累々映画日記・
Wake Up, Girls! Beyond the Bottom@死屍累々映画日記
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『 外国映画用投票テンプレート』
【作品賞】(3本以上10本まで)
「マッキー 」 5 点
「ジャッジ・ドレッド 」5 点
「キャビン 」 5 点
「殺人の告白 」 3 点
「ホワイトハウス・ダウン 」 3 点
「シュガー・ラッシュ 」 3 点
「サイド・エフェクト 」 3 点
「クロニクル 」 1 点
「NO ONE LIVES 」 1 点
「セッションズ 」 1 点
【コメント】
理屈じゃなく、単純に脳がワサワサ揺らされた奴。マッキーは目茶苦茶な映画と分かっているが、蠅でさえ悪漢に打ち勝てるというコンセプトに感激した。ジャンルムービーばっかやな。
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【監督賞】 作品名
[北村龍平 ] (「NO ONE LIVES 」)
【コメント】
エール
【主演男優賞】
[アーノルド・シュワルツェネッガー] (「ラスト・スタンド 」)
【コメント】
エール
【主演女優賞】
[ルーニー・マーラー ] (「サイド・エフェクト 」)
【コメント】
もう単に凄かったから。
【助演男優賞】
[ヤヤン・ルヒアン ] (「ザ・レイド 」)
【コメント】
小さな強いおっさん。それが理由。
【助演女優賞】
[オリヴィア・サールビー] (「ジャッジ・ドレッド 」)
【コメント】
見事な添え物感。
【ニューフェイスブレイク賞】
[ナン子ちゃん ] (「にっかつインド映画宣伝用ユルキャラ」)
【コメント】
ナン子ちゃんに何かあげたいなと思って
【音楽賞】
「ゼロ・グラビティ」
【コメント】
何気に音楽が映画を支えている。
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【私が選ぶ○×賞】
[[ひみつ ] (「ひみつ 」)
「ひみつ 」
【コメント】
ひみつ
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(同意しない方は「同意する」を「同意しない」に書き改めて下さい)
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『 日本映画用投票テンプレート』
【作品賞】(3本以上10本まで)
「みなさん、さようなら」 7 点
「宇宙戦艦ヤマト2199 そして艦は行く」7 点
「旅する映写機 」 3 点
「かしこい狗は吠えずに笑う」 2 点
「立候補 」 2 点
「桜、ふたたびの加奈子」 2 点
「箱入り息子の恋 」 2 点
「横道世之介 」 2 点
「暗闇から手をのばせ 」 2 点
「じんじん 」 1 点
【コメント】
人生、アニメ、ドキュメンタリー、ホラー、ラブロマンス。
今年はいい感じにバラけた。上三つを突出してリスペクト。
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【監督賞】 作品名
[中村義洋 ] (「みなさん、さようなら」)
【コメント】
邦画であんなにドキドキさせられるアクションが作れるなんて
【主演男優賞】
[濱田岳 ] (「みなさん、さようなら 」)
【コメント】
いくら童顔とは言え・・・
【主演女優賞】
[田代さやか ] (「くそガキの告白 」)
【コメント】
あんなカットを見せられちゃうとねえ。広末や夏帆ちゃんや杏ちゃんにもあげたかったけどイスが一つだからしゃーない。
【助演男優賞】
[遠藤賢司 ] (「中学生円山 」)
【コメント】
ゼロの田中泯にもあげたいが、多分、このエンケンは一生で一番の演技なので。
【助演女優賞】
[釈由美子 ] (「リトル・マエストラ 」)
【コメント】
わっはっは。単に釈ちゃんが好きだからだ。
【ニューフェイスブレイク賞】
[剛力彩芽 ] (「清須会議 」)
【コメント】
ガッチャマンの反動
【音楽賞】
「楽隊のうさぎ」
【コメント】
いい音も悪い音も網羅されている。そして音その物が映画という何かとても特殊な映画だった。
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【私が選ぶ○×賞】
[[ひみつ ] (「ひみつ 」)
「ひみつ 」
【コメント】
ひみつ
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五つ星評価で【★★★★少年や少女の一生懸命な顔がいい】
部活映画。
クラブ活動の全てが詰まってる。
自分自身の中学時代の部活より濃密だった(何の部活かは秘密)。
オーディションで選んだ46人の子供が吹奏楽部の演奏をする。長期に渡ってする。
基本、これ以上も以下もない。
でも、その演奏をしてる時の顔と音、ひたむきさ、まとまってなさ、まとまってさ、
などが水上の波紋を飽きることなく見ていられるように面白い。
逆に言えば、この揺らぎを楽しめるかどうかで、全くダメだという人もいるだろう。
映画の中に事件はなくもないのだが、事件らしい展開を見せない。
事件がクルーザーのように水面を切り裂いていくのではなく、
事件も彼等が生活する上で影響を受けたり与えたりする波紋の一つにすぎないのだ。
演奏者の中で主人公がいるパーカッション部隊とフルートの女の子には目が行く。
あと、それ以外でも演奏の中でぱっと目が行く子がいたりする。
息づかいみたいなのに惹かれるのだと思う。
映画でこんな体験は今までなかったから(主役とかは別にして)、とても面白く感じた。
子供たちの額縁として、見守る大人たちが出演しているが、それは映画としての体裁を整える為にすぎない(大人は大人でとてもいい演技をするけど)。
タイトルになってる、楽隊のうさぎが特に説明をされるでもなく、ただそこにいるのも気持ちがいい。
【銭】ユーロスペース会員制度の有料入場8回分のポイントを使った。
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楽隊のうさぎ@ぴあ映画生活
五つ星評価で【★そりゃあ、つまらないからさ】
地獄VS人類の戦いをロー調で描く。
製作費8万円ってのは確かに凄いが、
カナダとの為替差異やプロ機材が使える、
仲間で作ってるから人件費ゼロみたいな要素が重なってるのだと思う。
ネットでの予告再生回数が50万回を超えているらしいが、
所詮、無料だし、倍速とか見飛ばしてるとか考えると数は何の参考にもならない。
内容は「素人」感が強い。
いや、素人が身内の上映会で自分達だけで拍手してるのはいいけど、
外に売って自慢できるほど面白くはない
(とは言え、これ以下のプロ作品もありそうだけど)
具体的に欠点をあげると、魅力のない個性だけが強いキャラ、
キャラはもとより世界の説明不足により、
主人公の目標到着点がよく分からないのでカタルシスが得づらい、
とストーリー展開を阻む要素が多い。だから、本編64分しかないのに長い。
いい所はビジュアルがいいとは言わないが、思い切っている点。だけだ。
以下作品がオマケに付いてる。
『バイオコップ予告(6分)』
『ファイヤーマン予告(2分)』
『レーザー・ゴースト2(9分)』
『ファンタジー・ビヨンド(8分)』
『ファーザーズ・デイ予告(1分)』基本、短ければ短いほど出来がいい(ってバリバリ駄目だろ、それ)。
予告に浮き上がるセンセーショナリズムなデザインやセンスはいい(そこONLY)。
でも、話作りが予告や短編の時点でつまらないのは、重症である。
【銭】二番組券2000円を購入、そのうち1回。
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マンボーグ〈日本劇場公開特別版〉@ぴあ映画生活▼関連記事
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ファーザーズ・デイ@死屍累々映画日記
『サイド・エフェクト』五つ星評価で【★★★★怖くてたまらない】
多くは語らない。ネタバレるから。
スティーヴン・ソダーバーグとは相性が悪い方なんだけど、これはよかった。
ジュード・ロウ:ラスト近くのヤバさまでよく演じたなあ。
ルーニー・マーラー:すげえ可愛い。凄いなあ。
キャサリン・ゼダ=ジョーンズ:ほどほどのイケテない感を出すのが上手いんだなあ。
チャニング・テイタム:身体が筋肉なのに天使っぽい役。
顔だけ映ってるチラシを見てて分かった。
筋肉野郎だけど顔はトム・ハンクスに似てる。
怖い。上手い。
ジュード・ロウは
『コンテイジョン』の演技のオツリで、追い込まれた時、
観客の信頼を裏切りそうな悪いイメージがある。それがいい方に作用している。
コメントを付けてくださる方がもしいるようなら、
この作品については話の筋や、人物相関などを語るとネタバレてしまうので、
極力、ネタバレしない記述の配慮をお願いします。◆『ランナウェイ 逃亡者』五つ星評価で【★★確かにレッドフォードの映画】
よさげな話なのに何でつまんなかったんだろう。
シャイア・ラブーフの顔がニタニタ顔で甘すぎる。あまり知恵者に見えない。
ロバート・レッドフォードが年相応に爺さんすぎる。
そして、そのレッドフォードのファッションが若者すぎる。
流石に彼ほどの爺さんになるとTシャツは似合わない、本人がどう思っていても。
どうも、この辺のチグハグさと、ゆっくりテンポがあかんかったようだ。
目がランランとしてるスーザン・サランドンはよかった。
地味スーツの公務員が似合うアナ・ケンドリックもよかった。
【銭】ギンレイホール、会員証で入場。
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サイド・エフェクト@ぴあ映画生活・
ランナウェイ/逃亡者@ぴあ映画生活▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
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サイド・エフェクト@映画のブログ・
サイド・エフェクト@迷宮映画館・
ランナウェイ/逃亡者@映画的・絵画的・音楽的
『最後のマイ・ウェイ』五つ星評価で【★★★人間一人分の歴史を観たなあという満足感】
知らん。知らん。クロード・フランソワなんて知らん。
フランスのアイドル歌手(♂)の一代記。
見てみると映画は滅法面白い。
人から愛される素質がある。
独占欲と支配欲が強くて、人を愛すると相手をボロボロにしてしまう。
才能にあふれ、マルチに活躍の場を広げ、戦い続ける。
見ていて、しょーもない奴と思わせながら、そのしょーもなさも合わせて、どうにか安定して落ち着く場所を与えてやりたいと観客に思わせる手腕が素晴らしい。主人公に欠陥はあるが、その欠陥を埋める後悔や才能を小出しに出して、観客を納得させる。そら、同調するよ。映画を観てて、基本、主人公を嫌いになるのはつらいもの。
という訳で日本だったら、
西條秀樹で最後に美波春夫が『YMCA音頭(※)』を歌う事で涙を流すみたいかな、と思って見ていた。下記TBのトラネコさんは俊ちゃんだそうです、成程ね。
PS 最初の恋人がゴーちゃんにちょっと似てる。
PS2 フランス・ギャル役の女の子がなかなか可愛いのう。
PS3 『マイ・ウェイ』があの英詩がオリジナルじゃないというのは知らなかった。
でも、元の仏詩が女々しさの極致みたいな曲だから、
シナトラはそれとは別の英詩でうたって大正解だったと思う。
※ YMCA音頭は多分、実在しません
◆『スカイラブ』五つ星評価で【★★いけすかない主人公】
ジュリー・デルピーの監督作。
舞台は過去。冒頭と巻末に現代部分がちょっと付く。
その現代部分で主人公の「いけすかない部分」が明確に描かれる。
ああ、いやだいやだ。めんどくさい。関わりあいたくない。
そして回想から過去に入って主人公が少女になって5分とかからないうちに、やはりこの少女とその少女を取り巻く家族が実に「いけすかない」事が分かるのである。
そんな主人公たちの「いけすかなさ」と格闘する113分。
親戚一同が集まって、婆ちゃんの誕生日を祝う。
ジュリー・デルピーの子供に向けるカメラが優しい。
そこはいいと思う。
【銭】ギンレイホール、会員証で入場。
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最後のマイ・ウェイ@ぴあ映画生活・
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最後のマイ・ウェイ@レザボアCATs
『愛さえあれば』五つ星評価で【★★★歌わないマンマ・ミーアみたいな(あ、マンマ・ミーアをもう覚えてないや)】
結婚式を中心に親同士が恋仲っぽくなったり、
結婚をあげる当人同士の障害が持ち上がったり、
ライトコメディーという程じゃないけど、
適度にやかましく適度に切ない。
いわゆる中途半端って奴じゃないか。
シリアスに寝首をかかれそうになる
『マンマ・ミーア』みたいな
(でも、マンマ・ミーアもう覚えてないからなあ)。
新婦の母親と新郎の父親の年をとってからのロマンスが本題で、
性格よさげなおばちゃんと胸毛モジャのピアース・ブロスナンにはあまり興味ない。
興味もたないとダメ?
興味持たなくても楽しませてくれるくらい適度に面白いから問題ないんだけど。
新婦の女優さんが誰だか知らないけど、見とれるくらい綺麗。
◆『ローマでアモーレ』五つ星評価で【★★アレンぽいけどね】
ローマの恋のアラカルト・ムービー。いつものアレンの。
相変わらずアレンは呼吸するように自然に映画を撮っている。
その呼吸に観客の息が合うとか合わないとかにはアレンはもう興味がないのだ。
この映画を観て宣伝担当者は、この映画なら
『ローマでアモーレ』で充分だろ。
そう思ったに違いない。実に適正なタイトルだと思う。
四つの話が決して組み合わさる事なくダラダラ語られる。
そう、ローマってきっとダラダラな町なんだろう。
・ウッディ・アレン演じる男が娘の結婚式にローマにやってきて、
風呂場だと凄い美声のオペラ歌手(新婦の父)を見つける話。
・若い建築家が未来の自分と語らいながら、すんでのところで
性悪女(エレン・ペイジ)と爛れた関係にならずにすむ話。
・ロベルト・ベニーニが有名になったり無名になったりする話。
・田舎のカップルが都会に出てきて、どっちも思いもよらない
恋のアバンチュールをしちゃう話。
どれもまあ、適当な白昼夢で、男は姿形は違ったり違わなくても全部アレンの分身で、女はそんなアレンが相手したいと思ってるあらゆるタイプの聖女だったり、ビッチだったり、なんである。うん、アレンだ、いつもの。
まあ、ええでねえの。目くじら立てなくても。
『映画的・絵画的・音楽的』さんのとこに付けたコメントが一番、
この映画に対する全ての人々の感情を言い表わしてると思う(下のリンク先から飛んで確認してみてください)。
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愛さえあれば@ぴあ映画生活・
ローマでアモーレ@ぴあ映画生活▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
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愛さえあれば@映画のブログ・
愛さえあれば@映画的・絵画的・音楽的・
ローマでアモーレ@映画的・絵画的・音楽的
五つ星評価で【★★★これはこれでいいけど、この後の方が面白そう】
『オールド・ボーイ』のパク・チャヌクのハリウッド、デビュー映画になるのかな。なかなか堂々、立派な出来ってか変な出来。これだけ好き勝手に作れているなら心配することも全然なさそうだ。
画面作りの美学が大層凝ってて面白い。特にあの蜘蛛が……
その美学な画面同様、捻じれている事に対する否定から解放された主人公が足を踏み出すその先の道程の方が面白そうだ。
【銭】ギンレイホール、会員証で入場。
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イノセント・ガーデン@ぴあ映画生活
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