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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『道化死てるぜ』をUPLINK FACTORY(1F)で観て、まあえんでねふじき★★★

五つ星評価で【★★★こんなんに目くじら立てんでもと優しい気分になれる映画】

えーと、邦題を付けた人の勇気と投げやりに拍手したい。
映画その物より、このタイトルの方が乗り越えちゃってる。
「何を乗り越えてる」かは………「常識」かな。つまんねー答だな。

まあ、でも、これはノスタルジックな昔ながらのホラーでいいでしょ。
殺人ピエロがやってきて、やりたい放題。
描写の血がくどくて、血でバシャンバシャンになる。
やってることがマヌケなんで、グロくても怖くならずに、ひたすら汚く見づらい感じ。
この辺、スプラッタにこだわらずに綺麗に処理したらセンス良かったのに。
「目には目を」的に全く同じやり方か、その時のピエロ技を仕掛けるとか、
そういうのはちゃんと踏襲してほしかった。
基本、フレディみたいな存在だから、何、やってもいいし。

しかし、2014年にもなって、1970年代風ホラーなのかよ!(わははははは)

あ、子役は可愛かったけど、大人になったらみんな劣化した。
成人した後の女の子で、どれも似たり寄ったりとは言え、
主人公とくっつくのはあの娘じゃないでしょ(何か老けてる感じで怖い)。

主人公がずっと薬飲んでるけど、あれだけ執拗に飲ませた割には、
ピエロが幻覚かどうかみたいなことを、ほとんど匂わせなかった所から見ても
作ってる時点でどう収めるか迷ってたんじゃないんだろうか。

さて、この記事は、実は下書きに「永遠のゼロ」を使ってるんで唐突に思った。


ピエロ役を田中泯が演じていたら

きっと今年最高の映画だった筈だ。




【銭】
正規料金1200円支払。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
道化死てるぜ!@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
道化死てるぜ!@銀幕大帝
道化死てるぜ!@momoな毎日

PS せっかくUPLINKさんが「見逃した映画特集」って企画で
 見逃ししないようにサポートしてくれているのに自分を含め、
 二人しかお客がいなかった。
PS2 そうそう、猫好きが激怒するシーンが含まれてます。
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『フライング・ギロチン』をシネマート六本木2(B1大)で観て、惜しいなふじき★★★

五つ星評価で【★★★生き方の映画にギロチンが活きない】

清朝の暗殺組織「血滴子」の没落を描く。
原題が「血滴子」で、その暗殺部隊が使用する武器が「フライング・ギロチン」。
このギミックがCGを効果的に使っていてメチャクチャかっこいいのだが、
暗殺部隊の滅びの美学を描く映画なので、映画冒頭くらいしか、
この素晴らしいギミックの活躍の様子を見る事が出来ない(><)。

祖国に裏切られ、亡き者にされようとしながらも、
まだ祖国を思いやろうとする主人公の姿は泣けるのだが、
アクション映画としては「大砲に負けて惨死する宮本武蔵」
みたいな絵面が延々と続くので泣かされながらも結構きつい。

後、満族に虐げられる漢族という構図があり、権力側は主人公以外は全て満族。
叛逆者(とみなされている被統治者)は漢族。
暗殺部隊「血滴子」の中でも、隊長として技術を敬われながらも
その地位が絶対ではないという複雑な人間関係があるみたいだった
(どうも、その辺は日本人が見ても満・漢の区別も付かんしでよう分からんかった)。
ああ、この主役のイーサン・ルァンって『モンガに散る』のモンク役の人かあ。
あの時はマッスルだったけど、
今回は「ひょろおん」としたいい中国人体系に上手いこと身体を変えてるなあ。

何か似てる暗殺組織をどこかで観た気がするなあと思い出したのが、
ドニー・イェンの『処刑剣』の明の暗殺組織「錦衣衛」だった。
あれは殺しまくり。やっぱり暗殺組織は殺さんとね。



【銭】
シネマート・メンズデーで月曜1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
フライング・ギロチン@ぴあ映画生活

PS 「冬の香港中国エンターテイメント映画まつり」3本の面白い順は
 『フライング・ギロチン』
 『ゴッド・アイ』
 『ゴールデン・スパイ』
 多少、冒険的な演出が好きであるなら上二つは取替可能かもしれないが、
 『ゴールデン・スパイ』の最下位は揺るがない。