五つ星評価で【★★★★イ・ジョンジェ萌え】
映画を作る、見るだけの間柄だが、イ・ジョンジェとは付き合いが長い。
アン・ソンギ同様、韓流の「は」の字もない頃から、良質な韓国映画を作り続けてきた男だ。それにしても昔は恋する学生みたいな役だったのに何とも渋い役者になったものだ。
韓流のチャン・ドンゴンとW主演だった
『タイフーン』を軽く扱われ、今回の渾身の大傑作
『新しき世界』も日本では観た人が打ちのめされてるだけで、奔流のような大ヒットに繋がらない。よくよく日本でのヒットに縁がないなあ。まあ、昔はアジア映画専門館だったキネカ大森でしか見れない顔たった事を考えると、ほんのちょっとだけメジャーになったのかもしれない。それにしてもこの人の知名度は低すぎる。それが、とても悔しい。
という事で、観た人は分かるだろうからクドクドは言わない(観てない人はこんなん読んでないで「早く観ろ」)。囲碁の局面で四方八方を取り囲まれるようなイ・ジョンジェ(ジャソン)の運命にただただ涙。とても悪意のあるシナリオに流されながら、自分の得になる生き方を選ばない男、その男のギリギリの生き方がもう哀しくて、哀しくて。その生き方にイ・ジョンジェの顔が似合う。
残酷に牙を剥きながら、非道な命令を繰り出すチェ・ミンシク(カン課長)の絶妙に疲労しきった顔も説得力があった。
そして、この映画に明るい勢いを付けているファン・ジョンミン(チョン・チョン)の人懐っこさと暴力が同居しているところ。これが、とても面白いキャスティングだった。
もともとアンダー・カバー物はそんなに好きではない。
どうしても潜入捜査している側に正義を感じられないからだ。
この映画はそんな次元ではなかった。「潜入捜査」をしているのではなく、罠にはめられて「潜入捜査」の蟻地獄から抜ける事が出来ない。蟻地獄を拵えたものすら、その蟻地獄にはまってしまっている。この映画のラストは、一見、それまでの構造が打ち砕かれたように見えるが、だからと言って、彼は何をすればいいのだろうか。どんな立場であるかに関わらず、刈り取られるまで、その場にいる存在にすぎない。何一つとして「新しき世界」にはなっていないのだ。タイトルはそういう皮肉なのだと思う。
囲碁の先生が素晴らしく美しく。
奥さんがとっても可愛かった。
囲碁に勝てないジョンジェが囲碁盤を叩いて自分の血で血まみれにしながら、
盤面を壊してしまうのは、この映画その物の暗喩なのかもしれない。
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五つ星評価で【★★何だこの売り物感のなさは?】
ダニー・トレホが出てるのに大きな活躍を見せず、
セクシー姉ちゃんが出てるのに、年を取ってる。
美人は出てるのに、異様にブラがダサい(なんかあそこだけリアルだったけど)。
アクションシーンはそこそこだけど、そこに着くまでの道のりが長い。
何か皆で一致団結して、ちょっとずつダメを蓄積して
取り立てて何の魅力もない映画を1本作りました、みたいな。
ともかく大したことがないのに、面白くない人が集まって、
すぐ話し込んでしまう。登場人物たちの会話部分が無駄に長いです。
星は一つでもいいけど、一応トレホの斧アクションはかっけーんで、
オマケしてギリ二つ。
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最強ゾンビ・ハンター@ぴあ映画生活▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
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最強ゾンビ・ハンター@すぷのたわごとPS それにしても「最強」じゃないなあ(割と弱っちいの)。
ちなみに原題は単に
『ZOMBIE HUNTER』なので、
ロケ地を埼京線沿線にして
『埼京ゾンビ・ハンター』にすれば良かったと思う。
PS2 「ポールダンスがあればいい映画説」ここで頓挫。
五つ星評価で【★★★★やるべきことを黙々とやるニキ・ラウダに痺れる】
ロン・ハワードは器用だ。
『コクーン』
『バックドラフト』
『アポロ13』
『ビューティフル・マインド』
『ダ・ヴィンチコード』なんかメチャクチャなフィルモグラフィーで一貫性がない。
その時、その時の状況によって適合していく。
抑制して制御する。極めてニキ・ラウダ的。
いやいや、天性の映画監督で、ジェームス・ハント的なのかもしれない。
とか、言いたくなるくらい映画の中でのニキとハントは輝いていた。
個人的には断然ニキ派である。
日本人だったらニキが好きでしょう。
努力を重ねてきた職人気質の男が好きなんだ(ホモではない)。
ハントはどっちかって言うと日本では悪役に配置されるタイプ。
最初っから全て持っている。
んー、シャア・アズナブルみたいだ
(あの人はあの人で陰で凄く努力してそうだけど)。
そして、ニキ・ラウダは
『ガラスの仮面』の姫川あゆみ的である。
一見恵まれているように見えながら、血反吐を吐くほど努力している。
努力が全てなので、人から敬われるが、あまり人の輪の中に入れない。
それをあざ笑うかの如き、天才(北島マヤ)の出現に悩まされる。
やっぱり日本人としては、どうにもこの不器用なニキ・ラウダ贔屓なんである。
F1に興味はない。と言うより、車自体に興味がない。
にも関わらず、この映画はムチャクチャ面白かった。
もう、この映画の中の車は現実上の車じゃないんだな。
『アポロ13』のロケットと同等かもしれない。
『アポロ13』では、ロケットに乗る宇宙飛行士がニキ+ハントであり、
高高度記録で音速を破るチャック・イェーガーがニキ。
ライバル物としては今回の方が対比が効いてて分かりやすい。
ってか、それだったらロン・ハワードが撮る
『ガラスの仮面』が観たい。
歴史にタラレバはないとよく言うが、
日本戦でニキがリタイアをせず、ハントを抑え込んでいたなら、
その後、それが何年か続いていたら、F1の歴史は全く違っていたかもしれない、
そう、考えると不思議である。
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ラッシュ/プライドと友情@迷宮映画館PS ちなみにコピー「あなたの生涯の1本を塗り替える。」については、
腹立ち紛れで、意地でも塗りかえない。
若い時に観た映画の印象の方が老いて観た映画より全然、強いせいもあるけど。
だから、若い人がこれを、生涯の1本にしてしまうのは凄くありな気がする。
俺の1本は
『逆さ吊し縛り縄』のまんまです。
PS2 トーホーシネマズ府中の1階にある肉屋で揚げ物をよく買い食いするのだが、
ここに映画の半券持っていくと200円のポテトサラダが50円値引になってかなりお得。
五つ星評価で【★★★ニラーの可愛さがとんでもない。充分、楽しめるけどちょっと大味なので、星四つを付けるのは何となく躊躇】
ショーン・ペンの
『アイ・アム・サム』をインド映画に翻案した感動の映画。
ではあるのだけど、インド映画色が強すぎて、引く部分がなくもない。
無垢な知能障害の父親を演じたヴィクラムの演技が本物っぽすぎる。
ショーン・ペンの知能障害ももちろん本物に見えて凄かったのだが
(いやー、うーん、もう忘れかけてる。ダコタ・ファニングが子供の頃だものなあ)、
ヴィクラムの知能障害は本物っぽすぎて
(近くで接してないのであくまで想像の域だけど)、
見ていてかなり「イラっ」と来てしまう。
役柄上、善人である事は理屈として分かるのだが、
自分の中の日本人脳が、あいつにはあまり近くにいてほしくない、
あいつが近くに来たら避けるべきだとはっきりサイレンを鳴らしてしまう。
まず単純にスピードが嫌だ。
日本人は時間に追われまくってるから、
あのゆっくりスピードで対処させられるのは大変つらい。
あと、夏でもセーターを手放さない理解できない頑固頑迷さ。
そのセーターを着てる様子がオードリー春日っぽい。うん、嫌だ。
その真逆で女の子ニラーが可愛すぎる。
女弁護士や財閥女子も美人で眼福。
恋の話ではないからか、インド舞踊は控えめだった。
後半、大きく時間が割かれる裁判が割とお茶らけて見える。
『アイ・アム・サム』もこんなユルかったっけ?
ユルいはユルいで、各人の思いが色々、表に出す事に成功してるし、
このなさそうな展開が映画のトーンを明るくしてる。
そして、ラスト。
切ないベタに涙腺が緩んでしまうのだが、
もっと他の「ほどよいラストの暗喩」だって出来たろうに、と思ってしまう。
そこは脳内補完しろって事なのかもしれない。
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神さまがくれた娘@ぴあ映画生活
五つ星評価で【★★登場人物多すぎ】
映画冒頭に「事実に基づく」と出るので、
怪獣・宇宙人の登場がない事が即分かる。チッ。
ノルウェー海底油田のパイプライン建設時の事故の謎を追う。
大量の登場人物が出てきて、事件の謎が深まるにつれ、増えて、増えて、いや、最初からいたのかもしれんが、人が多すぎて、関係性までは把握できん。事件当初、当事者の素人探偵が「俺が間違えている筈がない」体で調査を始めるので、どう見ても自分の過失の言い訳にしか見えず、主人公に肩入れできないのが最大のネック。
見終わった後には、いろいろ納得できるものであるが、明解にすっきりしない。
よく出来てるは出来てると思うので残念だ。
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パイオニア@ぴあ映画生活PS LDメーカーの話ではない。
五つ星評価で【★短いのに超だれ】
公開初日の土曜日にはシアター3でやってて、手狭なせいか満席で入れなかった。
火曜に出向いたらシアター2に変わっていた。
代わりにシアター3に落とされたのは
『タイバニ』と
『カノ嘘』。
そこそこ週経ってるから、妥当な判断っぽい。
で、
『テーター・シティ』と同じプロダクションという事で、
つまらんだろうと思ったら、思った以上につまらんかった。
ガコーン、意識喪失である。
ただ、ビジュアルは中々いい。もう、最近の若いもんときたら皆、外見ばっかで!
『北斗の拳』と言えば言えるのだが、
どちらかと言うと、
暗殺拳の使い手というよりは、単に拳がメチャクチャ硬い人っぽい。
内部破壊でなく、完全に外部破壊。しかもバリ切れ味鈍い。
寝ぼけたような話をテンポ悪く、分かりづらくダラダラやってるのだが、
随所随所のビジュアルは面白い。
この人たちは西村映像みたいに特撮メインの外注軍団になって、
たまに映画も撮ってみる、くらいのスタンスの方が面白い物が作れそうだ。
主役のアダム・チャップリンは筋骨隆々でなるほどケンシロウみたいではあるが、
正確にはトキの偽物に似てると思う。
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アダム・チャップリン@ぴあ映画生活▼関連記事
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テーター・シティー@死屍累々映画日記
パリパリ話が主筋に戻ってきたが、
ヒュプノ(催眠能力)のおかげで、
チルドレンが活躍する世界が三層構造みたいになってて、大層わかりづらい。
①チルドレンが自分たちが体験していると思い込んでる世界
(ヒュプノに見せられている世界)
②ヒュプノ能力者Aが別のヒュプノ能力者Bに見せられている
ヒュプノ能力者Aの深層心理。
③「①」から抜けだした先でチルドレンとヒュプノ能力者が争っている現実世界
(但し、ヒュプノ能力者のお膳立てした催眠世界とも部分部分合わさっている)
うーん、ややこしい。
大変失礼ながら、ややこしさを感じさせないほど技量が優れていると思えないのだ。
まあでも、筋が進むのはいい事だ。
五つ星評価で【★★不調の原因は我にあり】
一作目
『マイティ・ソー』未見。
一作目未見が全ての原因かどうかは分からないけど、今一つ乗れず。
強さの尺度がはっきりしない映画は今一つ好きになれない。
アスガルドに敵対するダーク・エルフが息を吹き返して、
何らかんらやってるうちにアスガルドはけっこうやられてしまう。
何やってんだよ。そんな風にならんように、
弱りかけた敵は女子供に至るまで撲滅しとけよ、アスガルド。
それが出来ないのなら、もっと軍事備蓄しておけよ、アスガルド。
こんな一気にやられちゃうほど弱い軍事力でどうする。
その上、こいつらダークエルフ軍はエーテルとかいう謎の力を
まだ手に入れてない状態でこれなのだと言う。
弱い、弱すぎるだろ、アスガルド。
で、エーテルを手に入れたダーク・エルフはよく分からんが地球に。
この辺が今一つ分からんが、
ソーくん達は「即席どこでもドア」みたいな機械で対抗。
座標軸決めて、この機械で力の分断だけキッチリやっておけば、
もっと簡単に勝てたんと違うか?
従順なトンカチはよかった。
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マイティ・ソー/ダーク・ワールド@ぴあ映画生活
五つ星評価で【★★★中だるみはあるけど中々の良作】
故ポール・ウォーカーの何本かある遺作の一本。
「遺作」である事だけを宣伝文句にしてるのは際どいなと思いつつも、
見てみると中々ポール・ウォーカーらしさが滲み出てて良かった。
ポール・ウォーカーらしさって何だろ。
大概、髭面で眼光は厳しい。ガタイは並でマッチョだらけだと埋もれてしまう。
立場によって、悪に付く事もあるが、それでも彼の中での信念は揺るがない。
体格的に優れすぎていないため、ピンチに会う事も多いが、
ただ「頑張る」、それによって危機を跳ね除けていく。
こんなイメージじゃないだろうか。
弱さを持つ優男だが、信念が彼自身を裏切らない。
今回もそんな役だ。
妻の早産のために病院に訪れた彼が、妻の死と娘の誕生に出会う。
感傷に浸る時間はない。巨大ハリケーンにより病院は封鎖され、
取り残された生命維持装置を付けた娘と彼は、
救助が来るまで一睡もできない状態でサバイバルしないといけないのだ。
環境に起因する絶対的な危機に、人はどう耐え忍んでいくか、
というプロットは
『127時間』や
『ゼロ・グラビティ』に近い。
ポール・ウォーカー、耐える。耐える。耐える。耐える。耐える。耐える。
耐え続け捲り。流石に中だるみはある。
でも、彼が生きるためにはもう娘に依存しながら耐えるしかないのだ。
こういう構成だからかなり地味である。
映画内でポール・ウォーカーも睡魔と闘うが、
映画観客も同様に睡魔と闘わなければならない。
(でもだから、この映画をダメとは思わない)
彼の妻にジェネシス・ロドリゲス。
『崖っぷちの男』の弟の恋人役。
相変わらず綺麗だわ。
「怒ると綺麗なんだ」ってのは御慧眼。
ちなみにチラシの図案は大嘘。
・拳銃、握ってない気がする。
・図案では大地震のようにビルが倒壊しているが、
水害の被害こそあれ、ビル倒壊なんかは無し。
絵柄ではまるで世界の滅亡のようだが、そんな気配は映画では微塵もない。
中だるみはあるんだけど、映画全体から漂ってくる
亡くしてしまった人や、その亡き人の忘れ形見を思いやる主人公の優しさ、
そしてその主人公を見つめるカメラ自身の優しさにグッと来るものがありました。
ちょっと見てもらいたくなる映画。
ポールも君たちが見に来てくれる事をきっと望んでいるぞ。【銭】東急の共通招待券をチケット屋で1200円で購入。
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ハリケーンアワー@ぴあ映画生活▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
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ハリケーンアワー@すぷのたわごと・
ハリケーンアワー@風に吹かれて・
ハリケーンアワー@映画一カ月フリーパスポートもらうぞPS 赤ちゃんが人工呼吸機で胸が上下動するのが可愛い。
PS2 アドレナリン、映画館の売店でも売ってくれ。
PS3 点滴はいらない(どんな映画館だ!)。
PS4 コックがくれたサラミの入った何かを特典で配ろう。
PS5 映画館にシャーロック(犬)を放つのは厳禁。
◆『野蛮なやつら』五つ星評価で【★★★オリバー・ストーンはゃんと娯楽映画にしてくれるんで安心】
アーロン・ジョンソン(頭脳)と
チャニング・テイタムテイラー・キッチュ(腕)の、
アマチュア・マリファナ業者が市場を独占しようとするマフィアに
ブレイク・ライブリー(共通の恋人)を誘拐拉致され、反撃に攻じるまで。
主役を張るアーロン・ジョンソン、
チャニング・テイタムテイラー・キッチュ、
堂々と渡り合う麻薬カルテルの女ボス、サルマ・ハエック、
そして、間に立つ有象無象としてジョン・トラボルタにベニチオ・デル・トロ、
この辺りの全員が全員、一癖あって食えない感じがなかなかいい。
ただ一つ。誘拐監禁拉致されるブレイク・ライブリーに今一つ魅力がないのだ。
何かね、ドナルド・サザーランドっぽい顔立ちなの。
それじゃあんまりだって言うんなら中島美嘉。どうも、あんまねえ。
いい男優をいっぱい連れて来られてもホモじゃないからねえ。
暴力を受け入れられなかったアーロン・ジョンソンが
徐々に暴力に麻痺していってしまうところはうっすら見どころ。
◆『キル・ビル』五つ星評価で【★★★見直すと部分部分は凄くいいけど、やはり全体のコントロールは効いていない】
久しぶりに見直し(ファーストランから2回目か3回目か?)。
ああ、やっぱり面白い。音楽が上手いなあ。日本語セリフがへぼいなあ。
ユマ様美しいなあ。
栗山千明の頑張り感が際立つなあ。でも栗山千明は紺ソクが良かったのになあ。
手拍子の殺陣で
『江戸の牙』を思い出す。
『ジャンゴ』同様、無駄に長い。
『ジャンゴ』も
『キルビル(1&2)』もどちらも100分弱一本で撮る内容。
にしても、ライダースーツも、音楽も、どこをどう切り取っても宣伝パッケージとして、こんなにカッコよく宣材作れちゃう映画はない。
【銭】前売券使用で700円。
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野蛮なやつら/SAVAGES@ぴあ映画生活・
キル・ビル@ぴあ映画生活
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