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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『パズル』をHTC渋谷2で観て夏帆ちゃん300点ふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★映画としては大笑いでも夏帆ちゃんが、夏帆ちゃんがあああああああああ、そういう映画です】

監督の内藤瑛亮は映画として綺麗に収めたいとか、
そんな事は全く考えていなそうだ。ある意味、とても心強い。

野村周平演じる少年が、何故、そういう行動を取らなければならなかったかが分かろうが分かるまいが実はどうでもいいように、映画は一見成立してるように体裁だけ整えて作られている。だから、映画その物は20点くらいの映画だと思う。逆に低い事こそ評価の表われと思ってもらいたい。

で、夏帆ちゃん300点
出るシーン、出るシーン、全て息をのむ美しさ。
エンドロールの夏帆ちゃんを見るだけで千円くらいの価値はあると思う。
よし、テアトルのサービスデーでもう一回くらい観よう。
理屈がどうとかはどうでも良くって(どうでもいい内容だから)、
この映画の夏帆ちゃんをただもう一回観たいなあ。

その夏帆ちゃんと一応W主演扱いの野村周平は出番も多いんだけど、堂々変な役を演じさせられた上に観客が誰も共感を持てないという、とても損な役どころだった。オードリーの若林にちょっと似てる。

高橋和也。暴走する野獣刑事。基本、ずっと夏帆ちゃんを見てたい映画なんだが、ラスト近く校舎にデンデケデケデケ飛び込んでく高橋和也を捕えたカメラのいい加減なデフォルメにはもう夏帆ちゃん一途なのに、ぼよんぼよん心が高揚して「高橋和也いいかも」と浮気心を踊らされた。

大和田獏。「手を見せてごらんなさい」の後の速攻がうらやましい。
ああいう事を男は実はみんなやりたいんだよなあ(違う?)。

八木さおり。ああ、八木さおりが遂にお母さんをやるような年になったのね。
しかも狂った母さんだ(笑)。
これは『ごちそうさん』のノリちゃんが狂ってしまったような、そんな感慨。


ろくな映画じゃないけれど、俺は大好き。



【銭】
テアトル会員の曜日割引で1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
パズル@ぴあ映画生活
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パズル第二回目鑑賞@死屍累々映画日誌
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『父の秘密』『眠れる美女』をギンレイホールで観て、父に集中しすぎたか美女はグーグーふじき★★★★,★★

◆『父の秘密』

五つ星評価で【★★★★どの国でもイジメは変わらないのか】

『父の秘密』と言いながら、多く割かれるのは「娘の秘密」だ。
絶望的になるほど、どんな国でもイジメは、
弱者(もしくは弱者にしたい者)にレッテルを貼りつけ、
それを周囲から一網打尽に取り囲んで殲滅するようなやり方をするのだな。
なんか胸糞悪い。ここまで胸糞悪く出来るのが演出力なんだろうが。

見終わって何にもすっとはしないが、
主人公親子がこの後、平和に過ごしてくれればいいのにな、と思った後、
フィクションじゃん、と気づく。

来るなあ。

女の子がちょっと谷村美月っぽい。


『THE父の秘密』
父は実は自動車事故に見せかけて母親を殺害している。
娘の供述と父の供述が合わないのは娘も本当はその現場を見ていたからだ。
父は自動車を捨てた。洗っても洗っても自分で殺した母の血がぬぐえなかった。
新しい土地で娘は母が故郷にいると嘘を付く。父が殺したなどとは言えない。
娘は父の職場を見に行く。注意しないと従業員を殺してるかもしれない。
その間もイジメはエスカレートしたが、娘は父には相談しなかった。
殺されてしまうかもしれないから。自分も、相手も。
イジメが遂に死に近づいた。娘はあきらめて逃げた。
彼等の何人かは父に殺されるかもしれない。でも、自分は生き延びるのだ。

みたいな秘密だったりして。



◆『眠れる美女』

五つ星評価で【★★エッセンスは良くても全体散漫じゃない?】

まん中寝てます。

尊厳死を中心テーマに置きながらも、三つのエピソードのバランスが悪い気がする。
自殺の話は妙に小さいし、政治家の妻の死はどうもはっきりしないまま進んで
親子ともども何を悩んで娘が何でいきなりSEXしちゃうのか妙に分からんし、
役者親子のエピソードはエルアーナと混同しやすく分かりづらい。

まん中に横たわる尊厳死を周囲で争われているエルアーナの話を
単純に掘り下げた方が面白かったんじゃないだろうか?


【銭】
ギンレイホール、会員証で入場。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
父の秘密@ぴあ映画生活
眠れる美女@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
父の秘密@映画的・絵画的・音楽的