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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』をトーホーシネマズ有楽座で観て、何が好きで何を不足に感じたのかふじき★★★(ネタバレ)

五つ星評価で【★★★どうしても前作と比較をしてしまう】
  
今作はそんなに嫌いではないが、
やはり燦然と輝く前作と比べると目劣りしてしまう。

今回、好きだったのは次の三点。
①クロエちゃんのドキドキハイスクールライフ(と、あの棒)
②やたらめったら出てくる素人ヒーローのキャラ立ちとマザー・ロシア
③執事を殺された時のマザー・ファッカーの開眼シーン

①クロエちゃんは可愛くなった。
 身体が発育して大人になった。
 ヒット・ガール衣装が似合わなくなってきたのは意図的かどうかは分からないが
 衣装が発育に合わされてないからではないか?
 私服も全体、子供子供しすぎてて、やぼったかった気がする。
②本当に何もできなそうなインセクト・マンとか好き。
 もちろんマザー・ロシアはいい。逆にマザー・ロシアがいなければ烏合の衆だ。
③あのシーンはいいけど、あそこに続くシーンがなかった。


第一作の話の胆は、プロ(マフィア)とプロ(狂った傭兵)の戦いに巻き込まれた
素人(キック・アス)がほぼ死ぬと分かっていても、自分の命を投げ打ち、
正義を遂行しに行く姿だった。

第一作のラストシーンで学校に入る二人は、巨悪も倒したので、
スーパーヒーローになる必要は特にない。
でも、いざという時の心構えはできている、くらいの気持ちなんだと思う。
特にキック・アスは「ならずに済むなら、ならない方がいい」と思っているだろう。

今回の開始導入はここから始まっているが、
なりたくなさげな舌の根も乾かぬうちに、すぐヒーローに戻ってしまう。
いや、お前、ひどい目にあったろう。

ここから先は個人が集団になっただけで、
前作と基本フォーマットはあまり変わらない。

自衛の正義活動がうまく行く。
悪の出現によるしっぺ返し。
正義集団は自分たちの生活を捨て、戦いに赴くのか?

異なるのは今回は正義も悪もアマチュアである事だ。
残念だったのはマザー・ファッカーが唯一の拠り所の部下を殺されてからだ。
あそこで何か手段を使っておじさんを殺しておくべきだった。
例えば、十機のリモコン飛行機に爆薬を付けて、
刑務所中庭にいるおじさんに特攻を仕掛けるとか。
馬鹿馬鹿しいアマチュアのアイデアがプロを凌駕してしまうシーンが欲しかった。
かくして、悪玉側はマザー・ロシア以外アマチュアになってしまった。
だから、キック・アスの父親と大佐は殺せても、ナイト・ビッチは殺せない、
みたいなチグハグな事になる。

とっても単純に前作の踏襲になるが、
ナイト・ビッチを殺せないのなら、その後、大した活躍もしないのだから、
人質に取ってしまえばよかったのだ。

ナイト・ビッチ奪還に行かなければならないキック・アス。
だが、大佐の死が恐怖の引鉄となり、頼りになる仲間は付いて来てくれない。
死地を救ってくれるのはもちろんヒット・ガールだ。
最後には全員、駆けつける。こんな作りの方が盛り上がったと思うな。

素人対素人だから、緩い戦いが成立する、というのはあるんだけど、
そこはアイデア一つでどうにでもできると思う。
だって、悪の巣窟は銃器で武装してて、最初から戦力差があって当たり前なのに、
実際、戦うとタメになってたから。

ジム・キャリーがあんなに自分の色を隠してどうするというのだ。
ジム・キャリーの色が色濃く出れば出るでイヤだった気もするが。


【銭】
チケット屋で前売券を600円でGET(底値は350円というのを見かけた)。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
キック・アス/ジャスティス・フォーエバー@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
キック・アス/ジャスティス・フォーエバー@映画のブログ
キック・アス/ジャスティス・フォーエバー@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記
キック・アス/ジャスティス・フォーエバー@或る日の出来事
キック・アス/ジャスティス・フォーエバー@我想一個人映画美的女人blog
キック・アス/ジャスティス・フォーエバー@『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

PS にしても、一番悪辣なのは、
 日常スペースで「あの棒」を使ったミンディだと思う。
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