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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『ロボコップ』をトーホーシネマズ府中6で観て、マヌケなりにグッジョブふじき★★★(ネタバレ)

五つ星評価で【★★★オリジナルへの敬意があって割といい】
  
リブート前のオリジナルへの敬意も見えつつ、
新しい試みは試みで加えられているのがとっても可愛らしくて好感度が上がる。
何だ、お前、まさか参議院議員にでもなる気か、みたいな映画。


※※※※※このあとネタバレ※※※※※
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『危険なプロット』をギンレイホールで観て、上手さに舌巻くふじき★★★★(ネタバレ的)

五つ星評価で【★★★★なんて、うめーんだオゾン】

元は演劇作品(戯曲)らしい。
だから、これが面白いのはシナリオの力による所が大きいのかもしれないが、
まあ、そうは言っても演出もイカシてる。
進むにつれ、何が現実なのか、物語なのかが判然としなくなってくるのも楽しい。

予告は肝心な部分を一応、隠してはいるもののちょっと見せすぎ。

カリスマ性はないが、物語の構造を熟知していて、
それゆえ最後には自分で自分をどうしようもない所に追い込んでしまう
文学教師をファブリス・ルキーニが好演。
いや、メインのキャストは彼の妻、少年、少年の友人、その父母まで全て好演だ。

少年を演じたのはエルンスト・ウンハウアー。「ウンハウアー」って凄い名前だな。
彼が求めるのは彼の元を去った母の欠落を埋める母性のように見えるが
(それでいて欲望を同時に満たそうとするのでオイディプス王的展開になる)、
同時に父を介護している彼は子供としての自分を失っている。
彼が欲するのは自分を愛してくれる母と同時に、自分を律してくれる父である。
少年の友人の父母と相対した時、友人に取って代わりたいという願望に姿を変え、
教師と彼の妻(不妊)に相対した時、間に収まりたいという風に見えた。
それが上手く機能しないのは、おそらく少年がもう
少年から抜けださなくてはいけない年齢だからだろう。
少年は、その能力により、外に母の愛を求めつつ、外に父の強さを求めながら、
その父の強さを成立させる為に、父を制御しようとさえする。凄く矛盾している。
皮肉ではあるが、ラストシーンは少年と教師にとっての理想的な関係に他ならない
(社会的には全くそう見えないが)。
ちなみに母親役は目の前のマンションから順番に補充するのである。

星を五つにしないのはキュンとくる可愛い女の子が出て来ないから(単にそれだけ)。


【銭】
ギンレイホール、会員証で入場。

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▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
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