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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『相棒 劇場版Ⅲ』をトーホーシネマズ日本橋5で観てそこそこあそこふじき★★★(ネタバレあり)

五つ星評価で【★★★制作側の意欲は買うが娯楽として小玉だ】  
「相棒」は映画だけ観てます(TVはたまにチラ見程度)。
「相棒」という器を使って、国防論を書きたかったのは分かる。
最後に伊原剛志が捲し立てる狂気の論理が、
大きく逸脱して異常に見えない点も面白い。
捜査が政治に左右される中、解決点を模索するのが
『相棒』というドラマの特徴だと思うが、
その辺はキッチリ抑えられてる。

問題なのが事件の大きさで、
映画にするほど大きな(ゴージャスな)事件に見えない。
いつもの単発ドラマ、もしくは、時間拡大枠くらいで足りそう。
もしくは、別の二人組による「スピンオフ相棒」くらい。
これきっと「島」じゃなく「村」でも成り立ちそうな話だし。

推理ドラマの線が妙に弱いのも気になる。
最終的に凶器として使われた蹄鉄は出てこない
(蹄鉄の数の偽装が行われただけで、
 殺人を立証するものは状況証拠しかない)
それと、犯行目的から言えば、誰が犯人でも困らない
(全員の共謀でもおかしくない)。
やはり犯人が降参しなければ逮捕できないだろう。

ただ、個人的には釈ちゃんが、涙をのみながらいやらしい事を強いられるような淫靡な役、という脳内補完を済ませて頭の中で再構築したりするのが楽しいので、この話はこの話で嫌いじゃない(ダメ俺)。


【銭】
映画ファン感謝デーで1100円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
相棒-劇場版III-巨大密室!特命係 絶海の孤島へ@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
相棒-劇場版III-巨大密室!特命係 絶海の孤島へ@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
相棒-劇場版III-巨大密室!特命係 絶海の孤島へ@ここなつ映画レビュー
相棒-劇場版III-巨大密室!特命係 絶海の孤島へ@Akira's VOICE

PS 謎の発見。
 目の前に三種類のチラシがある。
 ①メインビジュアルの「島」にタイトルがかかってるB5サイズ
 ②ジャングルを走る主役二人がビジュアルのB5サイズ
  コピーは「全ての謎を終わらせる。」
 ③主役二人の顔のアップを大きく配置したB4サイズ
  コピーは「相棒史上、最高密度のミステリー。」

 ②③にはデザインの右下に「Not for Sale 💛 」と筆記体で
 署名みたいな文字が書かれてる。何だ、これ? 「非売品」って?
 チラシ自身の事か? だったら①は売っていいのか?
 ググってみたら、「相棒」の初日プレゼントなどに
 「非売品 💛 」みたいにシャレた筆記体で入ってるのが、
 チラシにも波及した模様。「はきゅーん 💛 」
 コレクターズ・アイテムって事か。
 「非売品だけど、非売品だから価値があるのよ~ん 💛 」
 みたいで微妙な表現だな。
PS2 「全ての謎を終わらせる。」ために、
 犯人が自分の身体でパンデミックを仕掛ける、くらい
 その気になった映画だったらやるよね。
 「相棒」でそこまでやっても収束できんだろうからやらんのは正解だけど。
PS3 あと、予告編で使われたBGMが『万能鑑定士Q』の予告BGMと
 同じのはどうかしてくれ(って、それはどっちかってと『万能鑑定士Q』側か)
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『サンブンノイチ』をトーホーシネマズ日本橋2で観て、嫌いじゃないよふじき★★★

五つ星評価で【★★★予告がつまらなくて残念。あと、話を追うとつまらないと思う】 変な役者が変な演技をしてる映画が好きなのだ。
という事で、変な役者の変な演技がけっこうテンコ盛りで、その辺に満足した。

ただ、話が難解と言うより、どんでん返しをやりすぎて、
何が正しいのか分からなくなってる状態。
どんでん返しをする中に、勢力争いが混ざってきて、
この場面で勢力争いが混ざる意味が分からない。
この込み入った話に盛り込まないかんのか?
ラストああいう閉め方をしたのは思い切りがいいが、
エンターティメントなドクドク脳汁が出るようなカタルシスが欲しかった。

藤原竜也はもう、追い込まれる演技の天才。
 いつ、いかなる時でもピンチに直面してるみたいで、ええのう。
田中聖 アクション子分。役柄は果たしたが、それ以上の面白さは出なかった。
小杉竜一 ギャグメーカー。セリフのテンポ回し役としては面白いが、
 キャラとしては見た目通りすぎてもったいない。
中島美嘉 この人のナチュラルすぎる感じのセリフは嫌いじゃない。
 「レズ」に好まれそうってのは、いい設定だ。本当、そんな感じ。
窪塚洋介 一番、キャラがおかしかった人。
 あまり、大きく褒められないけど(バジェットが低いからか?)、
 最近かなり、ご躍進だと思う。
池畑慎之介☆ 見た目が一番ぶっ飛んでる人。
 「お婆ちゃん」で誰もが違和感持たないのが凄いよなあ。
檀蜜 絵として一番かっこよかったのがこの人。
あ、あと中島美嘉の走り幅跳びと藤原竜也の断頭台机は良かった。



【銭】
映画ファン感謝デーで1100円均一。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
サンブンノイチ@ぴあ映画生活
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サンブンノイチ@映画的・絵画的・音楽的
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『吉祥寺の朝日奈くん』をバウスシアター1で観て復習ふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★復習が大事な映画もある】  
THE LASTBAUS Aプログラム「バウスを巡る映画たち」の一本。
公開時に見てるので、これは二回目。
2011年の自分の邦画ベスト1である。うん、見直したかった。

というのは、『シックス・センス』みたいに
一回見た後に見直すと意味が変わる映画なのだ。
犯行現場を後から確認するようにして楽しんだ。
星野真里も桐山漣も繊細な演技をしてるんだなあ。

ドキドキする。

桐山漣はこの後に見た『L・DK』にも出てて、
同じように青年役ではあるものの随分、骨格がしっかりして男らしくなってた。
短期間でグングン変わってくんだなあ。
そして、映画にも映っているバウスシアターで、この映画を観て、
バウスシアターも近日中に閉館を迫られている。
たまらんなあ。

久しぶりに行って確認したが、
バウスシアターの舞台はムチャクチャ広かった。
豪華豪勢。その立派振りにちょっと震えた。
シネコンなどが出来た時、おざなりになっちゃうのが舞台。
普段、使わないからね。
でも、舞台の奥行きが広くて、
劇場の最前列とスクリーンまでの間に距離がある映画館は
観客が見やすいいい映画館である(経験則)。


【銭】
興行均一料金1300円。

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