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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

マクドナルド「アボカドバーガー類」

アボカドビーフ・チキン・エビ

一応、味については少し好意的に評価しよう。
マクドナルド風をちゃんと残したまま、アボカドを加味して、
大きくバランスを欠いてまずくはならなかった。
凄く美味い、常習性がある、ともならんかったが、
パクって大急ぎで作った味だから、こんなもんだろう。

ネットで話題になった見本と実物の見た目が違いすぎるというのも、
ハンバーガーってマジマジ見つめながら食べる食いもんでもないから、
そんなに気にしなくていいかと思う。
気になる人はキスみたいに目を瞑りながら舌とか使って
テクニシャンになったつもりで食べるといいよ。

値段、単品で400円弱というのは高い。
アボカドという青物を加えてるだけなんだから、
肉類を偏愛するマクドナルド論理からすれば
そんなに豪華な食い物というイメージはない筈だ。
300円程度じゃないか。
まあ、消費税に紛れて取りすぎてもばれないとなったら
堂々と高目に調整するような不誠実な体質という値段設定なんだろうけど。
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『おとなのかがく』をユーロスペース2で観て、たんねー感ふじき★★

五つ星評価で【★★説明不足。基本、素材映像感の強いドキュメンタリーは好かない】
とてもシンプルな構成のドキュメンタリー。

テオ・ヤンセンの風を受けて歩くオブジェをミニチュア化して、
「大人の科学マガジン」の付録にするまでの工程の記録。

工程の記録をじっとカメラで捕える。
「見ていれば分かるだろ」という日本古来の「技術は見て盗め」みたいな姿勢。
そこから分かる物はある。
物事に取り込む真摯な姿勢や、難行に挑む匠の技術の深さ(多分)、
それらの物作り姿勢が奇しくも中国の工場に受け継がれている様子、など。
ただ、それだけで分からない物もある。
匠は1ミリに20本の線を引ける繊細さがないと
業界ては役に立たないのだと言う。
「20本、線を引け」という訳ではないが、
ただカメラで様子を映しているだけでは、その繊細さが伝わってこない。
カメラはその繊細さを証明するために、罠を張るなり、
後付けで証明するなりすべきだったろう。
「凄い技術」は観ている凡人に受け止められてこそ「凄い技術」として輝く。
「凄い技術」が「凄い技術」関係者にしか分からないのは、
一般に公開する「映画」というメディアとしては良くない。

何がどうだから凄い。
その立証が必要だ。
一生懸命集中してやってるから凄い、に見えては失敗だし失礼だと思う。

あと、今回、テオ・ヤンセンのオブジェを付録化するプロセスはいいとして、
何故、これを作るに至ったかの理由が、
映画内では「面白そうだから」だけしかうかがい知れないのも良くない。
勿論、「面白そう」でもあり、頂点を乗り越える快感もあるのだが、
そもそも、「大人の科学マガジン」とは、
又、その付録によって、何がなす事が求められているかが、
映画を観ても全く分からない。

そんな事はニュアンスで分かるだろう。当たり前だろう。
と言い出すのであれば、この映画はあまりいらない映画なのだと思う。
私はドキュメンタリーは知らない現実を面白く切り取って見せるものだと
思っている。
ニュアンスで分かるだろという事は、
観客が何かしら知ってる前提に立って作っているという事だろう。

「物知らず」とののしられれば「はあ、すいません」と謝るしかないが、
私は「大人の科学」も、その付録も観た事も、手に取った事もない。
このテオ・ヤンセン・ミニチュアのオマケ作成工程を見せる事で
「おとなのかがく」全体が分かるだろって感じの
『おとなのかがく』というタイトルの付け方には凄く抵抗を感じる。
だって、「大人の科学」の全貌が、これでは全然分からないから。

何も知らない人が、それを見てそれが何を求めて作られたかが分かり、
その作られた物の凄さまで分かる、そう作ってもらいたかった。


それでも最低の星一つにしないのは(星ゼロは基本付けない)、
テオ・ヤンセンのオブジェや、そのミニチュアの動きが面白いからだ。


【銭】
当日1200円をユーロスペースの会員割引で1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
おとなのかがく@ぴあ映画生活