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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『LIFE!』をHTC渋谷1で観て、何でこれに惹かれないんだろうふじき★★

五つ星評価で【★★幻想と現実の隙間が少ない事を評価する人もいるが、私はそうは思わない】
毎日毎日同じ仕事をしているウォルター、ある日、仕事をやり遂げるために思いもかけない冒険の旅に。
日常と妄想と冒険の間が希薄なので、後半の冒険部分を妄想ととらえる人もいると聞く。私は、冒険は普通に冒険として解釈した。何の予備知識もなしに見た時、その方が自然だからだ。わざと不自然な解釈をする事で、作品内容を浮かび上がらせるような遊びもチョコチョコするが、それは理由があって後付けで行う操作であって、作為なしで映画を観れるなら、それはそれで何の問題もない。

この映画の中の冒険は行き当たりばったりだ。
さしたる努力や大きな工夫もなく、持ち合わせている運の強さで、
ウォルターの冒険は成功してしまう。
それは冒険の軽視ではないか?
理由もなしに、物事がうまく進むのは、
それを専門の生業としている人がいるのだから、失礼な気がしてしまう。

だとすると、後半の冒険は彼特有の妄想なのか。それはそれで、ちょっとイヤだ。
妄想ばかりのリストラ男の未来を信じる事は難しい。

何はともあれ、ウォルターの冒険は成功するが、
それで得たものは、今までにやってきたウォルターの仕事の肯定だった。
え、本当? 
今までの仕事で解決できなかったから冒険せざるをえなかったのに。
色々な仕事をする人がいる。
その全ての人がそれぞれの仕事において神様だって結論だと
『食神』みたいだけど、リストラする人たちに容赦ない事からも、
全ての仕事に対して、そうだという訳でもないらしい。
リストラ屋さんたちの仕事に対する姿勢がチャランポランに見えるから、
肯定されないという面もあるかもしれないが、
全身リストラに全力を傾けてる奴が出てきたら、それはそれで抵抗あるしなあ。


【銭】
テアトル系会員更新時の1000円で映画観れる券使用。1000円

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