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マクドナルドの「ジャパンバーガー」「フランスバーガー」

値段設定はブラジル、イタリア同様400円弱。ちょっと高い。

「ジャパンバーガー」はビーフメンチのバーガー。
ビーフメンチが何故「日本」なのかは全く分からないが、
食って見ると食い慣れた味ではある。
肉屋のメンチをコッペパンに挟んだ割とシンプルな感じの味が美味しいけど、
そんなに奇をてらった味ではない。
ベーシックな味の場合、マクドナルドでなくても作れるのだから、
それで400円取るのは高くないか?
肉屋のメンチが高くて150円、コッペパンも高くて100円程度だろう。
後のはみ出した分が宣伝費とか開発費だとしたら、
それを大量生産ではみ出さないようにしなければマクドナルドとして
売り出す価値はないだろう。

「フランスバーガー」はチキンコルドンブルー。
よう分からんが「おフランス」っぽく、チキンにチーズとハムが
マヨっぽく絡んでるところが、予断は許さないが「おフランス」風。
舶来物なら400円でもしょうがないか。
謎がある物に関しては深く突っ込めないのである。

順番的にはフランス、ドイツ、日本、ブラジルかな。

ああ、ブログがなかなか書けん。チッ
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『ウッジョブ!』をトーホーシネマズ日本橋9でかなり前に見たけどまあ普通やねふじき★★★

五つ星評価で【★★★普通に面白いと思うけど、ネット評価が高すぎてハードルを上げてしまった】  
と言うのが作品に対する全貌で、決して悪い訳ではないのだけど、ノリノリにはならなかった。どっちかって言うと矢口史靖のもっとくだらない部分が色濃く出るだろうと思っていたら、実にバランスが取れていて大人になったなあとか思わされてしまった。多分、矢口監督初の原作物なので、原作者三浦しをんへの落とし前を付けるような形で自分の色は抑えてあるのだろう。ちなみに原作未読なので、原作の筋やテイストがどこまで活かされた状態なのかは知る由もなし。

基本的に登場人物個々のキャラはメリハリ効かせてるので、なかなか良い。

なるほど染谷将太ってダラっとしてるのだな。
頑張っても頑張っても全力で立ち向かってもスポコンにならないのが矢口っぽくっていい素材だ(できれば役名を「鈴木」か「佐藤」にしてほしかった)。
染谷と一対を為す、ツンケンした学級委員長タイプに長澤まさみ。
これは新境地なのに違和感がない。封印した笑顔の代わりに哀しさとタフネスと「何か当たってんだけど」がもーたまらん。
山男・伊藤英明とツガイの優香。二人ともそれそれ別の意味で「猿」みたいな役だ。
そんな意味で考えると染谷と長澤はまだまだ人間だ。
人間だからこそ、山の神の加護を受けられるのかもしれない。

矢口らしく、映画にちゃんとクライマックスを設定してあるのが、大声で偉いと言ってあげたい。あの奇祭はなかなか本当にあり気で恥ずかし気でいいんだけど、個人的には「何か当たってんだけど」をもうちょっとしつこく掘り下げてほしかった。


【銭】
トーホーシネマズの会員ポイント6回分で無料入場。

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WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~@ぴあ映画生活
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WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~@映画のブログ
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PS 林業で結果が出るのは孫の代。
 孫に恥ずかしい思いをさせない為にもちゃんと仕事しなければいけない。
 聞いてるか、政治家ども。
PS2 『悪の教典』の伊藤英明、『黒執事』の優香、
 そして『脳男』の染谷将太、みんな寒村で何かを企んでいるとしか。

『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』をバルト9-9で観て、生まれてから今まで見たアニメで一番かっこいいぜよふじき★★★★★

五つ星評価で【★★★★★美学の塊】  
ともかく、かっこいいのである。
それは作画がいいとか、アニメートが優れているとか、
外見だけの話ではなく(外見も良かったが)
出てくる野郎どもがギラギラ、男だったり、女だったり、
実に大人なのである。
今、邦画でこんな大人な野郎どもを見かける事は少ない。
大人を演じられる役者がいなくなってしまったからだ。

大人は誇りを忘れない。
大人は自分の生きてきた道を信じる。
大人は自分が信じる物の為には命を捨てる事すら躊躇しない。

今はもう、高倉健や菅原文太みたいな剥き出しの大人はいなくなった。
みんな、周りを見回して、社会に合わせてセコセコ生きている。
そういう優しい大人じゃなくては排斥されてしまう世知辛い世の中なのである。
優しい事は処世術としては実に優れた生き方なのだが、
実はギブ・アンド・テイクで、自分の優しさを許してもらうために
人の優しさを受け入れなければならない。
要するにみんながうまく生活していく為に、笑いたくなくてもニコニコし、
泣きたくてもニコニコ笑って暮らさなければいけないのだ。

この映画の大人たちは違う。
笑いたい時に笑い、泣きたい時に泣く。
誰からも強制は受けない。
その代わりに、常に他者から心臓を撃ち抜かれる覚悟で生きている。
昔はこういう自分の信念を曲げないプロフェッショナルな野郎がいっぱいいたのに、今、彼らはどこへ行ってしまったのだろうか。

だから、この映画の中のルパンはかっこいい。
この映画の中でルパンは次元に友情でお付き合いをしている訳ではない。
もっと大雑把だ。
彼は役に立つ相棒と、自分の好奇心を満足させる為に動く。
思い通りに事が運び、未知であった謎が彼の前にひれふした時、
彼は思い切り、美味い煙草を喫えるのだ。
単に、彼自身の満足の為に。

次元大介は「ガンマン」というアイデンティティに生きる。
彼が必要とするのは彼が銃を撃つ「有用性」だ。
銃によって、自分を規定する。
だから、目の前で彼の「有用性」を傷つけた男は許せない。
そして、彼も彼がおもうとおりに自己を発揮出来た時、
思い切り、美味い煙草を喫えるのだ。
単に、彼自身の満足の為に。

二人の相棒は、嗜好は異なるが似たもの同士だ。
その馴れあいにならない、お互いがお互いを認めているが故の
ちょっとヒリヒリした居心地良さも気持ちいい。

あ、不二子の無駄なエロさも好き。


【銭】
正規料金の1300円支払い。

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LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標@ぴあ映画生活
▼関連記事
LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五エ門@死屍累々映画日記

マンガ『食堂かたつむり コミック版』鈴木志保、原作 小川糸、ポプラ社を読書する男ふじき

原作小説未読、映画化されたが未鑑賞。

マンガと絵本と小説のどれからも等距離みたいな構成を取っているのがユニーク、かつ、「アートよのう」な感じのマンガ。
こんなん映画化するんは大変だったろうな(成功したかどうかは伝え聞かず知らんけど)。ちょっと映画を観たくなった。

『夢は牛のお医者さん』をポレポレ東中野で観て、遠大だけど平坦なりふじき★★★

五つ星評価で【★★★ドラマじゃないからドラマチックじゃない】  

チラシのコピー↓
「昭和62年、新潟の山あいにある小さな小学校に3頭の子牛が"入学"した。
 まっすぐに夢を追った少女の26年間に密着したドキュメンタリー映画。」

26年間もなんて、少女に密着しすぎやろ。

いやいやいやいや、
実際はそんなストーカーのようにへばりついてはいない。
作家性とかを横に置いておいて
TV番組の中でたびたび取り上げた学校や家族について
取りまとめてみたら、こんな長期間お付き合いしてた事が分かりました、
みたいな話らしい。メディアを介したホームビデオに近い。

そんなに最初から計画性を立てて撮った物ではないので(おそらくね)、
いい意味で、ドキュメンタリストの視点が欠けている。
撮った者の「俺はこの映像をこう見せたい」という意思が希薄だ。

だから、記録として非常にフラットだ。
映像に掻き毟られるような喜怒哀楽は少ない。
でも、そういう状態こそが実はごく普通の日常なのだから、
それをそのままの状態で見せる事って実は大きな意味があるのではないだろうか。

なんだけど、なんだけど、平坦だなあ。
平坦な物がずっと映っていると、やっぱりそこそこ飽きてしまう
(猛烈に飽きないのは他人の生活には必ず独特で目を引く部分があるからだ)。
これはこれでいい記録映像(ニア・ホームビデオ)なのだけど、
商品として出すからには、ハッタリでいいから、
「俺はこの映像をこう見せたい」という、話の核が欲しかった。
そういう話の核を見せない事こそが、やりたい事だと言われたりしたらやだな。


【銭】

1年間有効の10回券を10000円で購入。そのうち1回1000円分で鑑賞。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
夢は牛のお医者さん@ぴあ映画生活

『悪夢ちゃんThe 夢ovie』をトーホーシネマス日本橋3で観て、何だおもろいやんふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★思った以上に全然ちゃんとしていたので高評価】  
冒頭、小学生の作文形式で「これまでのこと」が読み上げられる。
一見さんを意識したなかなかの親切設計だ。
そして、私は一見さんなのであった。
うん、特に分からんという事もなく、ちゃんと面白かった。

妙にツンツンしながら正論をぶつ北川景子、
あの舌ったらずな声はヤバイ悪夢ちゃんこと木村真那月、
変に存在感の強い優香、みんな面白い。

物語の結末(閉じ方)をファンタジーの力で解決にしたりせず、
ちゃんと問題のある本人達に問題に取り組ませて終わらせているのは偉い。


【銭】
チケット屋で安売り前売券GET 950円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
悪夢ちゃん The 夢ovie@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
悪夢ちゃん The 夢ovie@映画的・絵画的・音楽的
悪夢ちゃん The 夢ovie@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評

PS とても不入りという話に興味を引かれて見に行った(悪趣味よのう、俺)。
 まあ、不入りだったね。

『デンジャラス・バディ』を新宿シネマート1で観て、あーもー面白れぇのにふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★サンドラ・ブロックのコメデイーは鉄板】  
そうだなあ。
ロマコメじゃないんだけど、この手のアクションコメディー系統もサンドラは前に撮ってるから安牌の筈。だけど、ポスターとか宣材があまり面白そうに見えなくて、私も評判を聞かなければスルーしようと思っていた。宣伝安く上げてヒットすればラツキーみたいな売り方。でもまあ、コメディー映画を掛けてくれるだけで太っ腹だ。そういうジャンルなのである。割といつもできるだけいい環境でお客に届けようと心掛けてくれている感じが伝わるシネマートさんには感謝。

で、ちゃんと面白かった。

アメリカの警察は広域警察FBIと地方警察が混在して、
FBIの方が『踊る』のキャリア組みたいに偉そうにしている。
サンドラはこのFBIの方でキレ者だけど、偏った現場経験で割と頓珍漢な言動もする。
相棒を無理やり組まされる地方警察側のデブ女は粗暴なマツコDXと思っておけば間違いない。この粗暴なマツコDXが中々ガッツリ、サンドラに負けない強いキャラでよかった。痩せとデブでバランスもいい。

サンドラ、『ゼロ・グラビティ』の後がこれっていいバランスだなあ。


【銭】
月曜はシネマート、メンズデーで1100円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
デンジャラス・バディ@ぴあ映画生活

PS ナイフの下りとか、『カンフーハッスル』みたいだ。

『ハイキック・エンジェルス』をHTC渋谷3で観て、おらそんなにマニアじゃねえから厳しいづらふじき★★

五つ星評価で【★★話がないのはどうでもいいけど、アクション中心の映画でアクションの見せ方に問題があるのは困る】
単純にストーリーはないも同然で、それは本当は良くないが、よくある話だからもう無視しても心が痛まない。ただ、アクションシーンに気分を乗らせるためには、本当はちゃんとストーリーがあった方がいいし、キャラクターももうちょっと普通に同調しやすい性格にした方がいい。

主人公は格闘映画オタクの宮原華音。
アクションは冴えてるが、かなり立派にバカな役で、
しかも愛せないバカなので見てて困る。
愛せないバカって、単純に自分の行動が人の迷惑になる事が分からないバカだ。
映画内で自分の限界を知り、バカは反省するが、
反省に至るまでは好き放題なのでイライラする。
アクションは、動き回る、飛び回る系。
エロとかとは関係なくバンバン、パンツ見えるのはいい。
いやらしい目線とかではなく、見える方が自然だから作意を感じさせなくなるのだ。

二番手に付くのが主人公のライバル的な位置づけでやってきた青野楓。
高身長から出されるハイキックが綺麗だ。
これは現実目線を持ついいキャラだ。

三番手が宮原華音に憧れる心の弱い格闘少女川本まゆ。
この子が贔屓。
ハイキックみたいな華麗な技ではないが、
ゴリゴリ接近戦の肘打ち、関節技、絞め技を超スピードでかける。
一番、相手が痛そうに見える。
勝った時にちゃんと制圧してるように見える。
それと心が弱いのに、仲間を捨てれずにボロボロになって戦う姿にはキュンと来た。

四番手がバレエ少女、長島弘奈。
アクションシーンその物が少ないが、
こういう違う目線のアクションが一つ入ってるのはとても新鮮。

敵、笛少女。分かりやすいキャラ設定。
スカートの下がスパッツなのは良くない。
撮影の為にスパッツ穿いてるように見えちゃうからである。
第二戦の負け方はコロンブスの卵なんであるが、
それで終わらせちゃうのは惜しい。

問題なのはタイトルにあるハイキックがあまり痛烈な打撃に見えない事である。
映画の中の見え方の問題だから、プロデューサーの西冬彦がこだわってそうな、
実際の戦闘として有効かどうかは関係ない。
絵としてダメージを与えてそうかどうかである。
ハイキックを出す宮原華音、青野楓とも重そうな一撃には見えず、
敵がこれで駆除されるのはリアルに見えない。
特に青野楓のハイキックは綺麗にまとまりすぎていて、なおかつ、
伸びきった所で相手にタッチするようにキックしているので(安全策か?)
相手が倒れるのが何かとても不思議に見えるシーンが幾つかあったりする。

後、素人が臨場感を増すために無計画に手持ちカメラを揺らすのは止めてほしい。
機材のデジタル化により軽量化したことで更にやりやすくなったんだろうけど、
あの揺らし方には極力中央はずらさずに揺らすなどの配慮があるのだ。
そういう事に意識せずに揺らすと観客が疲れるだけで目で追えない画面になる。

凡人演出家の西冬彦が監督からプロデューサーになったのはいい。
監督の絵の撮り方は映画っぽい。
出来れば次は脚本も西冬彦から取り上げてしまえ!

割とどうでもいい事だが、幾つかツッコミ。
・悪い人はあんな明確に「悪い人ですよ」と主張するファッションは着ないでしょ。
・1億円運ぶのにジェラルミンケース1個だから、
 10億だったら10個いるよ。1個しか出てこなかったから後9億どこかにある。
・強い弱いのパラメータが割と戦いごとにバラバラ。
・USB五つ見つけるより、多額の現金を見つける方が簡単だと思うが、
・映画館一週間に一回しか上映せずに、その回一回に客足を集中させ、
 大ヒットとあおるのは止めてほしい。


【銭】
テアトルの会員割引で1300円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ハイキック・エンジェルス@ぴあ映画生活
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ハイキック・エンジェルス@徒然なるままに

『祖谷物語 おくのひと』をユーロスペース2で観て・・・ふじき★★★

五つ星評価で【★★★活劇だったら】  
ハイキックの武田梨奈と、
『たそがれ清兵衛』で人外の魔剣をものしたように見えた田中泯と、
『さよなら渓谷』のレイプ魔大西信満がぶつかり合う。
寒村の舞台には謎の外人と、
使い魔、式神を思わせるソフト案山子が跳梁跋扈する。

こ、こんな伝記アクション映画向けなキャスティングなのに、
そうか、そうか、そんな風に撮るのか。
個人的には武田梨奈と田中泯の一騎打ちと
襲い掛かってくる無数の式神案山子との戦い、
それと、大西信満に襲われる武田梨奈は見たかったは見たかった。

武田梨奈、撮ってる側が愛情込めてるからか、
アクションなしでもちゃんと成立してる。
めんこくて、とてもいい娘だ。

田中泯も大西信満も誠実に役に取り込んでいる。

後半、武田梨奈が都会に出る所からが
話が大きくうねるところだが、バランスから行ったら
この前の部分が長すぎる。
田舎と都会を対比するにしては都会が短すぎて
どうにも「都会も付けておきましたから」感が漂ってしまう。
都会の場面全体を制御するクールな青の色は綺麗で好き。

映画全体3時間弱で、
ちゃんとそれに見合ったものを映画から与えてもらったとは思うが、
見ている観客が私も含めて老体が多かったから、
もちっと短くしてもらった方がみんな楽だよ(あー人のせいにしてしまった)。
興行もあまり長いとかけづらいし。

いや、興行の事を言うなら武田梨奈の脱ぎを!
(期待させて空振りすんのはいくないぞ)


【銭】
映画ファン感謝デーで1100円。流石にこれに通常料金払うのは気が引けるし、バルトの売りだったシネマチネーは1400円ってつまんない額にあがっちゃったし。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
祖谷物語 -おくのひと-@ぴあ映画生活
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祖谷物語 -おくのひと-@お楽しみはココからだ

PS 外人の自然保護団体が開発阻止のためにトンネル開通を反対していたのに、
 トンネル開通後はそのトンネルを使って帰っていくのが皮肉だった。
 高邁な理想も簡便さには勝てない。

『サケボム』をシネマカリテ2で観て主張がよう分からんふじき★★

五つ星評価で【★★最後まで見れるけど面白かったかと聞かれると黙っちゃうような映画】  
前売券を安売りしてたので買ったら、公開回数が少なくて見るのにしんどい思いをした。
友情譚なるんだろうけど、濱田岳の相手になるユージン・キムが生粋の日本人から見ると、どうにもいけ好かない野郎で、それが映画見た後も変わらないので、それじゃダメだろ。奴はアメリカンとしての都合のいい処世術には長けているが、日本人としての美徳にかける。その欠けている美徳が映画終了後に埋まりはしない。深い溝は浅くなるが、もうちょっと劇的な何かがあっても良くないだろうか?
あと、フェアに行くなら日本人・濱田岳が堂々とダメ出しされるクライマックスがあってもよかったと思う。

酒蔵に死体隠してそうな、でんでんと
もしかしたらホモちゃうんけと邪推したくなるマッチョ渡辺裕之は儲け役。
姉ちゃんは美人が多いが、あまり話にグイグイ入ってこない。

濱田岳の役名がナオトなので、
「この後、ナオトは酒蔵を継がずにインティライミになりました」と締めると
RGのあるあるネタみたいに「散々引っ張ってそれかい」になって、
それも又よし!(よかねーよ!)


【銭】
チケット屋で前売券を750円で買ったが、1日1回で、フェスティバル扱いなので、毎回上映時刻が変わるとは思ってなかった。そんなん前売券売るなよお。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
サケボム@ぴあ映画生活
プロフィールだ

fjk78dead

Author:fjk78dead
ふじき78
映画を見続けるダメ人間。
年間300ペースを25年くらい続けてる(2017年現在)。
一時期同人マンガ描きとして「藤木ゲロ山ゲロ衛門快治」「ゲロ」と名乗っていた。同人「鋼の百姓群」「銀の鰻(個人サークル)」所属。ミニコミ「ジャッピー」「映画バカ一代」を荒らしていた過去もあり。

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