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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

新橋ロマンで荒木渡邊20140718-20140724

◆『天女の交わり ぬくもり昇天』
五つ星評価で【★★★渡邊元嗣節全開】

久保田泰也主演、 樹花凛、眞木あずさ、山口真里 出演
渡邊元嗣 監督、2014年のピンク映画。

渡邊元嗣節全開。
ピンク映画でスペース・オペラやろうなんてキチガイは渡邊元嗣をおいて他にはいまい(本当はいそうな気がするけど、まあいいじゃんいいじゃん)。UFOに吊り線見えるのも愛嬌愛嬌。多分、4,50年前と同じ特撮技術を使っている。何と言っても星に見せかけた宇宙船による地球侵略(ペロリンガ星人じゃん)、ラムちゃん、管理人の響子さん、黒執事と巷で言われる性犯罪予備軍的なオタク・アイコンが物語にビッシリ詰まってるのだ。わはははははは。

小学生時代、ノストラダムスの大予言で地球滅亡を信じ、ベントラベントラを唱えたタツヒコの所に、それに呼ばれたと宇宙人のラムが地球侵略にやってくる。勝負はセックスでどっちが先に逝くか。タツヒコは味方の未亡人の裏切りにより負けてしまうが、白鳥座の天女の手助けにより、地球は救われる。
いいね、いいね。この中身が詰まってない感じ。

何よりいいのは女優が綺麗だ。
女優が綺麗だと渡邊元嗣は本当に相手を愛らしく撮る。
白鳥座の天女に樹花凛。これが2本目の新人さんらしい。清楚清楚かーわいい。
侵略宇宙人ラムに眞木あずさ。こっちはこれがピンク引退作らしい。
うわー、コスプレがステキよ。豹柄のグローブとニーソに角はないけど猫耳付けてるのは本家のラムちゃんより好きかもしれん。こっちもグー。

あ、管理人さんは年増なので、マンガから名前を借りたとだけ思っておいてください。再現とか全然してません。

 
◆『色欲怪談 江戸の淫霊』
五つ星評価で【★★凄く時代劇になっているが、観客要望として別にそこは求めていない】

陳 黛英 ちよみ 出演 
酒井信人監督、1997年のピンク映画。大蔵映画50周年記念作品。

照明、撮影部が頑張ってて、凄く映画の色が出てる。
匂いつくような人の肌の色。
そして、江戸時代を表す為の大道具小道具の数々が、
これでもかと江戸情緒を醸し出す。見事な仕事だ。

勿体ないのは話がつまらん。
金の為に非道に落ちる男に迫る霊。話に破綻がなさ過ぎて詰まらん。
エロとしてはいい仕事をしている。でも、あまり女優さんが好みじゃない。


◆『乱交の門 むさぼり調教』
五つ星評価で【★★★★異様な迫力】

花穂 主演、 海老名まゆ、愛田奈々、淡島小毬出演
荒木太郎監督、2014年のピンク映画。

荒廃してしまった相模原の地で、売春を営む男たちの組織と、それに逆らうような女たち組織がある地、相模原。浚われて無理やり客を取らされていた花穂が、自助援助交際の女性グループに救われ、そこで暮らしていくが、次第にそこでの掟に自分の生活が収まりきらなくなってしまう。

何か、地の底から轟く呪詛を冷静に写し取ったみたいな変な映画。
でも、惹かれる。

主役の花穂ちゃんは武田梨奈にちょっと似てる。

監督自ら演じる自分の髪を切って女に振りかけて犯すチンピラがヤバい。


【銭】
新橋ロマン、5週連続有料入場(番組表にスタンプ捺印)で無料。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
天女の交わり ぬくもり昇天@PG
色欲怪談・江戸の淫霊@ぴあ映画生活
乱交の門 むさぼり調教@PG
▼関連記事。
天女の交わり ぬくもり昇天 + 色欲怪談 江戸の淫霊(2回目)@死屍累々映画日記・第二章
天女の交わり ぬくもり昇天(3回目)@死屍累々映画日記・第二章

『パトレイバーTHE NEXT GENERATION第三章』をUCT6で観て、おふざけはどうもねふじき★★

五つ星評価で【★★俺はおふざけと言う逃げ道のない話を見たいのだ】  
エピソード4とエピソード5からなる。
エピソード4はコンビニに立ち籠ったテロリストを特車二課の面々の活躍で逮捕する話。エピソード5は熱海に怪獣が出現、慰安旅行に出ていた特車二課が怪獣の動向を探る、前後編の前篇。

エピソード4は
テロリストに対するアクションがあり、なかなか良い売り物になる見せ場がある。
ただ、パトレイバー自身はほぼ活躍しない。にしても、カーシャのアクションはいいなあ。

エピソード5は押井守の脚本・監督作。
おふざけムード蔓延。
基本、この回では何も始まってない。
お金のかかる特撮を抱えて二本分の予算が必要だったのだろう。

4でちょっとよしと思ったのも束の間、5の脱力に疲労。


【銭】
特別料金1500円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
THE NEXT GENERATION パトレイバー 第3章@ぴあ映画生活
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THE NEXT GENERATION パトレイバー 第3章@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評

『超高速!参勤交代』を丸の内ピカデリー2で観て、蔵之介と深キョンがグーふじき★★★

五つ星評価で【★★★この居心地の良さは異常】  
思ったよりコメディー寄りではない。でも、楽しい。
様々な登場人物がただいるだけでアンサンブルになる、
これは極めてホームドラマ的な時代劇だ。

佐々木蔵之介の気取らないお殿様がいいのである。
深キョンのべらんめえな飯盛り女郎のそれでいてピュアなところが効くんである。
西村雅彦のいいように難題押し付けられるのがおかしいんである。
旅に出る寺脇康文、上地雄輔、知念侑季、柄本時生、六角精児の
輪郭が見事に皆バラバラで混同しようがないのである。
又、最初の参勤交代帰りに「帰ったら何やる」とか、
道場でそれぞれの剣技を見せてたりとか、
何気にキャラ立てを大変うまくやってる地道な努力が偉い。

色々な難題をミッションとして片づける面白さはあるが、
決してハラハラドキドキはしない。でも居心地がいい。
絵とか、とてもテレビ的でのぺっとしてて映画的じゃない。でも居心地がいい。

もっといろいろ作りようもあったと思うし、垢抜けてもいないとも思うのだけど、
映画劇中に出てきた「大根の漬物」のように、きっとこれはこれでいいのだろう。

どうしても憎めない一本。いや、そもそも憎む必要がないのだけど。


【銭】
20日は松竹映画館のファン・サービスデーらしく1100円。

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超高速!参勤交代@ぴあ映画生活
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超高速!参勤交代@映画的・絵画的・音楽的
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超高速!参勤交代@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
▼関連記事。
二回目@死屍累々映画日記
続編@死屍累々映画日記

PS 『超姑息!参勤交代』ってのも面白いかもしれん。
PS2 ネタ
 「明日までに参勤交代するよう申し付ける」
 「明日まで!」
 「助けてドラえもん!」
PS3 佐々木蔵之介が死ぬとループします。
PS4 ネタ
 「これは慌て者の金」
 「遠方だからして、まさに遠山の金さんよのう」
 「うまいよっ、大将!」
PS5 寺脇康文と六角精児が出てるのだから、
 知恵者にはあの……相棒が紅茶を飲みながら……走ってくれそうに
 ……ふんどしになってくれそうにないな。
PS6 深キョンのふんどし希望。

『瀬戸内海賊物語』を新宿ピカデリー10で観て、普通にちゃんとした娯楽映画じゃんふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★出てる役者が皆いい。エールをこめて星四つ】  
ツイッターで評判が良かったので観に行った。いや、もうかなり前だ。
よかった。

主役の柴田杏花ちゃんの凛とした居住まいが良かった。
主役ライバル線の葵わかなちゃんの堂々としたライバル芝居も良かった。
 (『陽だまりの彼女』の上野樹里の小さい時役の子。いやあ役者だ、全然違う)
銭形雷の早織ちゃんはもちっと出番増やしてほしかった。
綺麗どころ以外でも、内藤剛志から小泉孝太郎、中村玉緒まで役者がみんな好演。

題名とポスターからは分かりづらいが、話は宝探しの冒険もの。
きちっと出来てる。監督、脚本、原案の新人、大森研一は
ちゃんと娯楽映画に仕上げた上で、大事なメッセージもしっかり籠められている。
なかなかやるじゃん。
でも、いいもの作っても話題にならないと次が作れないんだよなあ。

新宿ピカデリーに半年くらい前からチラシが置いてあったが(目測)、
公開は都内ほぼ単館で二週間。
事情は知らないけど、だから好きになれないんだよ、新宿ピカデリー。
ちゃんと見れる機会を作って、いい物が届くように手配してほしい。
それは別に、ピカデリーに限らないんだけど。


【銭】
チケット屋で額面1000円の前売券を額面価格でGET。

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瀬戸内海賊物語@ぴあ映画生活
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瀬戸内海賊物語@ペパーミントの魔術師
瀬戸内海賊物語@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評

『クソすばらしいこの世界』を観て、ナイスアイデアだふじき★★★

五つ星評価で【★★★ナイスアイデア】  
劇中の大きなアイデアが際立つ。
が、アイデアなしでも成立は可能だったろう。
そのアイデアに頼り切ってる訳ではない。
普通に日本の高校生ものと言う勘違いイメージで観に行ったので実に楽しめた。

殺す側、殺される側とも、双方クソな中に一人だけ真っ当な女の子がいるので、掃き溜めに鶴状態。この真っ当な女の子が韓国人で、韓国人のメンタリティがあれで正しいかどうかは分からないが、殺される屑側の日本人のメンタリティーはリアル。ダメに落ちていくグループってあんな感じだ。

そして「知らなかったでしょ」に続くあのセリフが愉快。
英語を喋れない女の子が英語で哀願する場面は、そこからもう一回転するかと思ってた。そこから見抜かれて、見抜かれながらも何かの手立てで運命は変えられないという方がよいと思う。


【銭】
ホラー秘宝リピーター割引で400円安の1100円。

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クソすばらしいこの世界@ぴあ映画生活
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クソすばらしいこの世界@銀幕大帝
クソすばらしいこの世界@いやいやえん
クソすばらしいこの世界@momoな毎日

PS 舞台挨拶で観た朝倉監督は私好みの美人です。
 あああああ、舞台挨拶で朝倉監督のポロリ希望(どんな舞台挨拶やねん)

『へんげ』をキネカ大森1で観て、これもギリ、ネタバレなしで行きますふじき★★★

五つ星評価で【★★★大きい事はいい事だ】  
って事で、ホラー秘宝企画で観た『へんげ』面白かったです。
そう言えば公開館のキネカ大森さんで『スイートプールサイド』の上映が決まってるんだよな。ま、まさか『へんげ』って『変毛』じゃないだろうな。
いや、そっちも見たい。いや、旦那さんの身体の一部がちぢれっ毛になるのは、そんなにどうでもいい。やややややややっぱり、奥さんの………弁士中止!

話中盤の美人局みたいな展開は話が小さくなってしまうようで、今一つだと思ったが、旦那の原因不明の病気が肉体の変化まで起こす事が発覚する冒頭と、心霊テイストが割り込んでくるところと、ラストの大立ち回りは、役者の熱演もあって、とても盛り上がっている。良い。良い。

奥さんのラストの咆哮は「そっちなの」感が高くてよかった。


【銭】
ホラー秘宝リピーター割引で400円安の1100円。

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へんげ@ぴあ映画生活
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へんげ@レザボアCATs

『ネブラスカ』『旅人は夢を奏でる』をギンレイホールで観て、爺力で勝負だふじき★★★,★★

◆『ネブラスカ』
五つ星評価で【★★★ブルース・ダーンの顔力が凄い】

「ねぶる」=「しゃぶる」、
「スカ」=「糞便」。
いやあ、そんな映画じゃなくてよかった。

老境かなり行き切った感じの父と息子のロード・ムービーだが、
父ブルース・ダーンの老人っぷりが素晴らしい
(そらまあ、演じる以前に元から老人ではあるんだろうけど)。
そのブルース・ダーンの兄弟が集まった無口な会合の可笑しさがたまらん。
もう、映画観終わる頃に、この爺ちゃんをドンドン好きになっていく。
優しくて強くて弱くて断れずに、何でも黙々とやる。
ダメだよ、これ、日本人みたいだもの。だから、日本人はこーゆー人、好きだよ。
その奥さんのデリカシーのない下品さがたまらん。イライラする。
こんなにライフルや散弾銃を浴びせたくなった母親は映画の中で他に類を見ない。
最終的には美点も出てきて、バランス取れるけど。

けっこうリアルに本当の屑人間が跳梁跋扈していて、そいつらに罰が当たらないのもリアルというかシニカルというか、そこが映画の目的じゃないからいいんだろうけど。勧善懲悪ではないし、悪い奴がウヨウヨのさばってる世界観なのだな。

いい映画だし、誰でも楽しめると思うけど、これを俺自身が求めている話なのかという疑問が浮かんできたので、星は三つにした。だから決して映画として出来が並とか凡とかいう訳ではない。私の星は好き嫌い表示だから。惹かれるけど溺れはしない感じ。


◆『旅人は夢を奏でる』
五つ星評価で【★★得体のしれない親父が得体のしれないまんまというのがカウリスマキらしいんではないか?なくないか?よう分からん】

『ネブラスカ』同様、親父と息子のロードムービー。

個人的には幼年から会ってない父親と何でそんなにすぐ旅に出ちゃうのよ、という点は合点がいかなかった。何かそんなに簡単に信じてオレオレ詐欺だったらどうするよ。あの親父のオレオレ詐欺はやだな、リアルだけど。徐々に徐々に親父のいい点が浮かび上がってくるところはいいんだけど。バーで音楽で口説くシーンで、あの歌は反則だ。あの相手の母娘がなかなかのキャラなのに、あれだけなのは勿体ない。まあ、あの後の話を考えると出番はなくてしょうがないけど。

主人公の娘の動物の雛っぽいグニャグニャした可愛さが最高。

ラストそんな所に持っていくのかというのは意表をついた。
単純な計算で割り切れないのが人間だ、みたいな感が全体に漂う。


【銭】
ギンレイホール、会員証で入場。

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ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅@ぴあ映画生活
旅人は夢を奏でる@ぴあ映画生活
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ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅@お楽しみはココからだ
ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅@映画的・絵画的・音楽的
ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記
旅人は夢を奏でる@あーうぃ だにぇっと

『マウント・ナビ』をネタバレありで

ネタバレありなので注意

以降、文字色を白にするので、
PCはマウスで文字反転して見てください(でいいんかな)。
ケイタイは地色設定が違って、そう言うのが効かんから以後はネタバレるから
いやならここで引き返してください。タブレットは知らん。

・けっこう回収してない伏線があるのは逆に可愛い気がする。
・一瞬『未知との遭遇』の予兆無し版かとも思ったけど、そんな事は勿論なかった。
・奴らの殺傷能力は『オール・ニード・イズ・キル』に引けを取らないと思うのだが、予算の差が映像に与える影響は大きい。
・宇宙人が完全に人間タイプで、ラスト童子と一緒に微笑んでたりしたら作品の印象はかなり違うに違いない。
・にしても、けっこう知能程度の高い宇宙人が地球にSEXしにくるって設定が凄い。でも、狩りにくる『プレデター』と比べると、どっちがどうとかではなく、そう大差ないのかもしれない。しょせん、自分達に宇宙人の気持ちは分からん。宇宙人じゃないんだかから。
・宇宙人の欲情の範囲の広さには敬意を表する。案外、外見が似てない種族で、欲情を覚えるのは大変な努力を要するのではないか。どんな事が行われているかを宇宙人が人間だった場合で説明するとその勇猛さがはっきりわかる(下記↓)。

チャーター機から降り立ったトム・クルーズはいきなり雌牛を背後から犯し始めた。

そういう映画なのである。勇気あるな、宇宙人。


以上、ぐらっちぇ諸君。

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マウント・ナビ(ネタバレなし)@死屍累々映画日記

『マウント・ナビ』をキネカ大森1で観て、素行の悪い映画マニアはゲラゲラ必見だぜふじき★★★★(ネタバレ・ギリなしで)

五つ星評価で【★★★★バカは見ろ】  
POVで「マウント」の題名通り、山に登るので、常にグラグラ、ガタガタして見づらいのであるが、それでもこの手のホラー映画が好きな人は絶対、見るべきだ。だって、この映画じゃないと見れない物が見れるんだもの。
ホラーって一回性が大事で、一度、白日の下に引きずり出されたら、恐怖は薄まる。だから、本当に怖いホラーって少ないし、新しい事をやっているものも実は意外に少ないのだ。新しい事をやってない物は、パターンとか、ルーチンのバリエーションで見せる。みんな、とっくに気づいていると思うが、もう今はゾンビが画面に出てきても何も怖くない。映画市場の中でゾンビの登場は日常になったからだ。だから、市場調査をするかの如く、前例とはちょっと違うゾンビが小出しにどんどん増えていった。変わり種のスナック菓子みたいである。だから、もう今ではどんなゾンビが出てきても驚く事ができない状況になっている。多分、今、出てきたら驚くのはブードウー教の呪いの儀式で蘇るクラシック・ゾンビくらいだろう(それを題材にしたホラーもあるが、まあ、そんなに当たらなかったからOK)。
って事で、『マウント・ナビ』には新しい事が入っている。入ってると俺は信じる。あれは新しいだろう。あれは気まずくて、みんな踏み込まなかった部分だ。とはいえ、それでも新しい。
言っておこう。それが必ずしも怖いとは限らないが、監督の千葉誠治はそれを描きたくて描きたくてたまらなかったに違いない。その心意気やよし。俺だって、あんなのは好きだ。

そして、劇中に出てくるあいつらに向かって一言いってやりたい。
物好きめ。お前らそんな事の為に、そんな事の為に、そんな事の為に。
ああ、言えない。これ以上は言えないが、お前らの冒険心には感服する。
そして、POVという撮影方法の為に、最後までカメラでずっと撮り続けた鉄の心のカメラマンにも敬意を表する。うん、まあ、フィルムじゃなくてよかった。フィルムだったら1ロール10分くらいだろうし、重くって移動とかできないからって、そんな事はどうでもいいな。フィルムのPOVは難しいな。同じように山に登りたがる木村監督ならフィルムでホラーPOVとか作れるかもしれん。あの人も現場が悪ければ悪いほど喜びそうな変な人だから。

個人的にはせっかくだからポロリが欲しかった。
んー、舞台挨拶でポロリとかでもいいぜ!

この文章で読んで何にも分からないかもしれないけど、それでいい。
ともかく劇場で見てみるといいだよ。ホラーってそんなもんだ。
言っとくが保証は全然しないから(おいおいおいおい)。


【銭】
ホラー秘宝リピーター割引で400円安の1100円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
マウント・ナビ@ぴあ映画生活
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マウント・ナビ(ネタバレ)@死屍累々映画日記

PS 映画生活のレビュー点数が異常に低くて大笑い。
 まあ、30点とか言う点数は勲章みたいなもんだろう。

『オールド・ボーイ』を丸の内TOEI②で観て、そうなるんかふじき★★★

五つ星評価で【★★★モザイクやめろや】  
韓国映画『オールド・ボーイ』のリメイク。
日本マンガが原作だが、あの監禁の理由は韓国映画版オリジナルの設定らしい。

まず、でっかいモザイクやめろや。
センスない。
ボカシの方がまだ風情がある。
デジタルだからモザイクの方がかけやすいのか?
単に見えづらくするのなら、色変更だけでもいけるだろ。
あと、いやらしいシーンはともかくとして、残酷シーンにもモザイクかけるかね。
あそこ、そうまでして規制するほどひどいシーンとも思わん。

韓国版と比べると、韓国版を観た人でも楽しめるようなブラフが入ってたりする。
濃い「情」の演出をかなりスマートに削ぎ落としてしまっているのは惜しい気もするが、ラストのあの処置はいいアイデアだと思う。あと、主人公のハンマーはいいけど、アメリカが舞台なのに敵が銃を撃ってこないのはちょっと違和感がある。監禁設備を秘密裏に運営するために銃声を響かせないとか、それらしく設定を語らせておけばいいのに。

エリザベス・オルセンは生乳よりパンツ尻の方がエロくてよい。


【銭】
チケットショップで1100円の鑑賞券GET。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
オールド・ボーイ@ぴあ映画生活

PS 久々に丸の内TOEI。
 ああーあ、そうだそうだ。
 休憩時間にスクリーンにスライド映写とかないのが
 当たり前の事なのに、とっても嬉しい。
 うん、でも、シネコンには行く。映画館使用のヘビー・ユーザーとして、
 ポイントや割引を使わない訳にはいかない。
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