カンボジアの虐殺を監督自らの記憶によるナレーションと、その虐殺の土地の土を原材料にして作った人形によって描く。
ドキュメンタリーの手法として、こんなやり方があったのかという驚きを感じるとともに、平坦なナレーションが、続く事によるダイナミックさの欠如が眠気を誘う。こういうワンアイデアの技法は短編向けの技法なのである。後、ただ一人の証言を記録などによって追証するでもなく流しているので、記録としての精度は低いと言わざるを得ない。
この映画は記録以前に、挙手してただ報告している状態であると言えよう。
それにしても、殺しも殺したり、搾取するも搾取したり、である。
北朝鮮同様に、東洋人はこういう事をやらせると容赦がない。
【銭】
ユーロスペース会員割引で1200円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・消えた画 クメール・ルージュの真実@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・消えた画 クメール・ルージュの真実@映画好きパパの鑑賞日記
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