五つ星評価で【★★★面白いけど進まない話】
基本、色々なタイプの剣豪が出てきて、
あっちでチャンチャン、こっちでバラバラ、
大活劇を繰り広げる。
活劇やキャラクターショーとしては破格の面白さ、
ただ、物語は進んでいない。
きっと今回の最終前篇の中で大事な箇所は
志々雄の印象付けと、折られた逆刃刀の回復くらいで10~30分。
それ以外はバッサリ切っても話としてはそんなに支障がない。
そんなくらいしか話が進んでないのに面白いのである。イビツな事この上ない。
在学生チームはちゃんとキャラが固まってるから盤石。
佐藤健はちょっと「オロ」って言ってるような軽いシーンが少ないのできつそうだ。でも、本当によく動く。
あと、みんなが酷評する武井咲の事が妙に好きだ。キンキン声で身体が重い感じがリアルに「女子」っぽいからかもしれない。役者としてそんな見方されるのは不本意かもしれないけど。
転校生チームは藤原竜也はクズの総まとめみたいな役。本当にもう普通の役のオファーが来ないな、この人。
伊勢谷友介と田中泯もよし。田中泯は凄く褒められてたので期待しすぎてしまった。いや、ちゃんと凄いのだけど、自分の中では
『たそがれ清兵衛』の時の鬼気迫る剣豪の方が評価高い。
土屋太鳳は今回の儲け役。あまり一人で何かをやるという役ではないのだけど、周りが変なのが多いので、どこにいてもバッと目に飛び込んでくる。
神木隆之介くんはいい位置づけ。ヒールの中では志々雄藤原の次にいい役。
高橋メアリージュンいまのところ綺麗だけで役を持たせてるのが凄い。
【銭】火曜109シネマズの会員デーで1300円。
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◆『オーバー・ザ・ブルースカイ』五つ星評価で【★★★★ボロ泣き】
カントリー・シンガーの男と彫師の女のラブストーリー。
子供のメイベルちゃんが可愛い。
カントリーシンガー野郎のダメだけど許せる感もいいし、
彫師女の目が離せなくなる魅力も抜群だ。
そして全編に流れるカントリーソング。
ああ、いい映画観た。
時系列がけっこうわざとゴチャゴチャ入り乱れさせてるのはイヤ(しゃあないけど)。
男が論理的であろうとして、生まれ変わりを否定するような物言いをするのに、激昂すると「そんな事して故人が喜ぶと思うのか」みたいに言い放ってしまう矛盾がリアル。男も女も信じたいものを信じるが、男は「これこれこうであるから信じるに値する」みたいに考えがちだ。でも、生や死に明確な答はないから、自分が信じた物を人に押し付けるのは大変不遜な行為なのだ。
この映画の世界では、この後、1秒後に
全世界が滅んでしまう方がきっと幸せであるに違いない。
◆『レイルウェイ』五つ星評価で【★★原題は『THE RAILWAY MAN』鉄道男】
あ、コリン・ファレルでなく、コリン・ファースなのね。
眉毛太くない筈だわ。
コリン・ファースってガタイでかいから鉄道オタクっぽくはないな。
それにしても、外国の鉄道オタクも日本とあまりやる事は変わらない感じだ。
クワイ河での強制労働の話になって、悪夢を共有する真田広之との再会になる。
真田広之は真田広之であって、戦時の軍人が老けたようにはあまり見えなかった。
外人から見たら、日本人はみんな若く見えて年は分からないかもしれないが、
日本人の自分が見ると、真田広之はコリン・ファースと肩を並べる壮年には見えない。
あと、誰も知らない拷問は、とても痴漢冤罪の取り調べのようであって実に日本的な光景なのだけど、あれで精神を病んだみたいにひどい光景にはそんなに見えない。そう見えるように演出が見せるべきだろう。又、その後、一つの行動を境にして、二人は分かりあえてしまう。それは早すぎはしないか。
クワイ河労働での日本人の怒号の発声が凄く的確だったのはとてもいい仕事で感心した。
【銭】キネカ大森3回使える名画座専用回数券を使って1000円で鑑賞。
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