という訳で、当然、変な映画だろうと思って見に行ったから落胆なんかはしない。
スカーレット・ヨハンソンが犯罪がらみで脳パワー全開になったら無敵になりましたってプロットは驚くくらいリアリティーがない。それは脳ができる範囲を超えている。脳にあそこまでの才能はないに違いない。仮にあるとしても、そう思わせるだけの説得力を持った絵にしていない。でっかいスイカを皮も剥かずに持ってこられても丸呑みは出来ない。咀嚼するためには程よい大きさへのカットが必要なのである。この映画はそういう努力に手を抜いてしまった映画なのだ。だから「脳」なんてキーワードを出さずに宇宙人に誘拐されて神様の能力を授かってしまいましたという話にした方が、嘘は嘘でもずっと納得しやすい話になる。
けれど、それをもってこの映画を否定したい訳ではない。
ええやん、こんな爺の世迷言みたいな映画でも。
爺の世迷言の癖して映像若いし、ヨハンソン黒ブラジャーだし、
ベッソンは自信満々だけど、論理的とはとても思えないし。
でも、爺らしく老成しないベッソンに対して
映画は何でも好きという訳にはいかないが、人物としては好感を持っている。
みんな、もう少し優しくしてやろうぜ。
【銭】
新聞屋系の招待券もらった。
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▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
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PS 『AKIRA』を思い出した。
PS2 セガールとLUCYガチで戦ったらそれでもセガールが勝つ気がする。
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