五つ星評価で【★★★くだらないシチュエーションや妄想については全部好き】
『あまちゃん』の宮藤官九郎が「団地を舞台にしたアクション映画」と言いながら自己のオナニズムについて言及して見せた一本。
わははははははは。
バカらしくて大いに結構。
バカらしい中に、後ろにちゃんと筋の通ったバックストーリーを準備してる用意周到さも実に結構。
何より良かったのは、こんな激薬を役者として投与するのかと
見る前には全く何一つ期待してなかった遠藤賢司、ことエンケンの大活躍。
『不滅の男』以降、老境に至った遠藤賢司の、
ビンビンに壊れすぎて何を歌ってるかも分からないが、源ソウルだけを兄弟船に乗せてぶつけてくるような、節操のない男ロックっぷり。
もちっと前の時代のちゃんとメロウなギターもひけるフォークっぷり。
これ、どっちも収まってるのはとってもお得だ。
後、役者としてもいい味出してる。
多分、実情、徘徊老人に近いんだろう(いやいやいやいや)。
もう、役者遠藤賢司はこれで引退でいいと思うよ、これ以上はないから。
次に草磲の変な武器。
あれは男として生まれたからには一回くらい扱ってみたいくらいスタイリッシュだ。
見せ方としては真の意味での「中学生円山」が登場してからの活躍っぷりがカリカチュアされずに、そんなに凄い事のように見えないのが不満。
【銭】
レイトショー割引料金1200円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・中学生円山@ぴあ映画生活
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