五つ星評価で【★★★とても落ち着いて見れる部分と直視したくない部分が混在】
2015年になってから初めて見た映画。
って、ダメダメじゃんて言おうか、今年もこんな感じと言おうか、
なんか人生を占うような煮え切らなさの残る映画だった(大きく出たな俺)。
そこそこ可愛い軽コメディーであるものの、幾つかイヤだったり、
そこは直してほしいよな、な部分があったりする。
まあでも、基本、こーゆーテイストは嫌いじゃないからなあ。とグズグス。
あれだ。あれだ。
片瀬那奈様がはじけてる映画はそれだけでも見る価値がある。片瀬那奈様の役は女の武器を500%くらい使い尽くす地上げ屋の腐れマンコ。
こんな役をチャーミングかつ、コミカルかつ、下品に、
ノンストップハイテンションで演じられるなんてステキだわあ。
主役の能年玲奈より、那奈様の女郎蜘蛛みたいなカクカクした感じの方が好き。
まあ、能年玲奈ちゃんは原マンガ同様の野暮ったい感じと、
ギャップのお化粧バージョンで、適材適所でよくやってるからOKだけど。
ただ「白目」「石化」は使いすぎだろ。ここぞで使わんと威力が薄れる。
そいと「オタク=腐女子」じゃないから。冒頭からちょっとガクっと来た。
ちゃんとリサーチしようよ、脚本家さん。オタクになれとは言わんからさ。
あと、全体的な流れとして、オタクの各々の専門家故の技能が活きないってのは珍しいは珍しい。そういう部分を拾ってあげないのは対象に対する愛情が薄いのではないかと勘繰ってしまう。又、オタク女子が群れをなして抗議集会に出向き、抗議集会の味方からも阻害されるとっても痛いシーンがあるのだが、そこはリアルすぎて目を背けたい。リアルならリアルでいいが、そういう時に弱いキャラクターに言い訳を作ってあげるのが脚本の優しさだろう。
鉄道オタクに池脇千鶴。
な、なんて贅沢な。しかも、贅沢が活きていない。
いや、悪くはないが、これ誰がやってもそう変わらん。
三国志オタクに太田莉菜。
なかなか切実で泣かされるキャラなんたが、
変身前後のメリハリはもっと強烈につけた方がいい。
和物オタクに馬場園梓(アジアン)。
この人、素人だけど役者としては安定感ある。
枯れ専に篠原ともえ。
おおおお、篠原ともえも大好き。
この人けっこう的確にちゃんと細かい演技とかもするんだよね。
女装子に菅田将暉。
仕上がりいいなあ。
この仕上がりの良さが映画をいい意味でちょっとリアルにしてる。
【銭】映画フアン感謝デーで1100円。
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凄く雑談しやすい映画だわ。