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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『ジゴロ・イン・ニューヨーク』をギンレイホールで観て、アレンぽいなふじき★★★

忘れちゃいそうだから、軽くポコポコ映画の感想潰していっちゃうぞ祭。

五つ星評価で【★★★ウディ・アレン監督作として発表しても誰も気づかないだろう】  
ジョン・タトゥーロの初監督作品(脚本もタトゥーロ)。どこからどう見てもウディ・アレンテイスト。酷な言い方をするなら、だったら二人目はいらないんじゃない。

思いもかけずジゴロが天職だったジョン・タトゥーロ(笑)。
日本でリメイクするなら、実はジゴロが天職だった嶋田久作くらいまでやらないと成立しなそうなんだけど、西島秀俊とかで撮っちゃうんだよな、きっと。

あまり大きな落ちを付けずにグダグダした感じで終わるのもアレンっぽい。

女優陣が多彩なのもアレンっぽい。


【銭】
ギンレイホールの会員証で入場。

あまり見たことを大っぴらにしない扱い。

『アバウト・タイム 愛おしい時間について』をシネマート六本木3(B1F小)で観て、まあまあふんふんふじき★★★

忘れちゃいそうだから、軽くポコポコ映画の感想潰していっちゃうぞ祭。

五つ星評価で【★★★気持ちいい春風みたいな。でもパンチは薄い】  

タイムトラベルものだけど、タイムトラベルの規則がとっても緩い事が公開当時ツイッターとかで話題になった。まあ、それはいいんだろう。誰もタイムトラベル基本概念がどうであるとか、こうであるとかという事を論理的に知りたい訳ではない。タイムトラベルはあくまで「もしも」ワールドに入る導入テクニックにすぎない。『インターステラー』の論理至上肯定派の方々にとっては、そうでないかもしれないが、こことあそこでは世界が違う。ここは「ゆるふわタイムボカン」ワールドなのである。

のんびり牧歌的だ。
やり直しをするのにトム・クルーズみたいに死ぬ事もない。
ちょっと分かりづらかったが、未来から過去にやり直しに戻ったら、そのまま過去に居付く訳ではなく、未来に戻って来るようだ。間がバッサリ抜け落ちちゃうので、多少、不安がある気がするが「誤差修正範囲」でしかやり直し未来は狂わないという事だろう。

主人公と恋人、妹の好感度が凄く高い。
主人公がヘタレなのがいい。ちょっとサバンナ高橋チック。
ヘタレなのに浮気とかしないのがいい。
そういう点でちゃんとしてるのは安心できる。


【銭】
月曜日、シネマートのメンズデー割引で1100円。

あまり見たことを大っぴらにしない扱い。

『ムーミン 南の海で楽しいバカンス』をトーホーシネマズ府中6で観て、全員大人だふじき★★

五つ星評価で【★★淡々】  

ムーミン一家が旅に出かけるがみんなマイペース。
「楽しいバカンス」という副題が霞む感じで「楽しい感」が伝わってこない。
「バカンスをしなくてはいけない」から「仕方なくしている」みたいな。
もともと原題は『リヴィエラのムーミン』なので「楽しい」というニュアンスはない。
私、物知らずなので「リヴィエラ」って観光地の固有名詞かと思ってたけど、元々はイタリア語で「浜辺」とかの普通名詞だったのが「観光地、景勝地」という意味で使われるようになり、最終的に「リヴィエラ」と言えばイタリアのあそこ、という具合に特定地方を指すようになったらしい。あっ、固有の場所でもあるのか。ややこしいな。「リヴィエラ」なんて、森進一の『冬のリヴィエラ』ぐらいしか知らんからな。

脱線脱線。

「楽しいムーミン一家」だから「楽しい」はキーワードとして、どこかに付けたかったんでしょうね。個人的には冒頭の焚火のシーンが一番「楽しい」。

それにしても妙に醒めてる映画だったな。

フローレンがビッチでエロい水着を着用してる。
カジノで儲かったからいいものの、あれはアニメじゃなかったらソープに沈められるパターンだ。元々、アンクレット(日本での別名は「ヤリマン・チェーン」)だけ付けてる姿がいやらしいんだけど、黒の水着付けた姿は「こういう太った熟女みたいなのが好きなマニアいるよな」みたいな感じ。

紆余曲折はあっても最終的に家に帰ってきて、元の生活を取り戻して「これが一番」などと言うのだけど、どうもその「これが一番」に心がこもっていない。いや、心がこもっていないと言えば、全てのシーンに心がこもっていない様にさえ見える。何故だろうと考えたら、ムーミンパパ、ムーミンママはともかくとして、ムーミンとフローレンのメンタリティーがTVアニメより大人なのだ。私の中でのムーミンは無邪気な子供タイプなので、「わーい」とか言ってるのだけど、この映画の中ではきっとそこに置いてあったら、ドラッグくらい摂取するだろう。「心がこもっていない」と言うより、「心の成熟具合」が期待している物とくい違っていたのだ。

個人的な意見として、この映画のムーミン、フローレンには魅力を感じない。主人公、ヒロインとしての感情起伏が大人すぎて乏しいから。ムーミンは嫉妬や怒りを見せるけど、別にその感情を克服するでもなく、何となく呑み込んでしまう。実に大人だ。社会性高い。そういう社会性高くて疲れる行動から解放されたくて私は映画を観に来るのに。

という事で、あまり登場しない3人のサブキャラがいつも通りでよい。
スナフキンはいつも通り、正しい無宿人で、単に放浪してるし、
ミーはいつも通り、全てに目を光らせながら反発してケチを付けてるし、
ミムラ姉さんはいつも通りかどうか知らないけど、
美人に胡坐をかいて不思議ちゃんだったりする。ええな、この人。


【銭】
トーホーシネマズデーで1100円に割引。

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劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス@ぴあ映画生活
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劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス@ここなつ映画レビュー
劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
▼関連記事。
日本の、ムーミン谷の彗星@死屍累々映画日記
フインランドのムーミン谷の彗星@死屍累々映画日記

『ワイルドカード』をUCT9で観てステイサムのB面かな?ふじき★★★

五つ星評価で【★★★ビックリ。ステイサムの真面目映画】  

ステイサムが人生に悩みながらも自分の前に立ちはだかる悪漢達には情け容赦なく殺戮してやまない映画。という事で、あまりお目にかかれないステイサムの真面目な心情吐露に焦る。ステイサムはちゃんとやってるのだけど、観客である自分にそういうステイサムを見たいという受け入れ体勢ができていない。だから、この映画のステイサムは無敵であるにもかかわらず、何かを踏み外してしまいそうな危なっかしさに満ちている。まだアカデミーが板についていた頃のニコラス・ケイジっぽいと言えばいいだろうか。

光のラスベガスと闇のラスベガス、というより、きらびやかな夜のラスベガスと暑くてパッとしない昼のラスベガスを切り取った撮影と照明は実にいい仕事をしていて、ムーディーで重くしっとりしてて美しい。そこで瞬間的に映される一瞬の悪夢のような殺戮シーンもとっても美的でかっこいい。でも、全体のトーンの暗さが単なるアクション映画に留めさせてくれない。単なるアクション映画に留まった方がジェイソン・ステイサム・ブランドとしては幸せだったのではないだろうか?


【銭】
UCTの入場ポイント2ポイント使って入場料金1000円に割引。

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WILD CARD/ワイルドカード@だらだら無気力ブログ

PS バート・レイノルズの『ビッグ・ヒート』って映画のリメイクらしい。

『神様はバリにいる』をUCT11で観て、惜しいなふじき★★★

五つ星評価で【★★★堤真一のインチキくささがバリバリおもろい】  

映画が堤真一の役者力に負けてる一本。

堤真一のインチキ富豪っぷりがメチャクチャおもろいんだけど、
そのエピソードの語り口(脚本)がつまらん。
堤真一のエピソードを引き出す為の
狂言回し役の尾野真千子がよくやってるけど結果的によくない。
尾野真千子は堤真一の「破天荒」を際立たせるため、
地味かつ真面目かつネガティブかつ不幸のどん底というキャラなのだが、
「やりすぎ」というより「リアル」すぎて居たたまれない。
このキャラが堤真一に感化されて
映画の冒頭と尻で落差ができないといけないのだが、
その落差が目に見えるくらい大きくない。
要はばっちセックスしたくなるようなマックスいい女になってない。

玉木宏はいると安定する。
ナオト・インティライミは驚いた事に三の線としていい仕事をしていた。
菜々緒は出なくてもいい程度の役だが、実に菜々緒っぽいキャラ。
堤真一宛書みたいであるけど、西田敏行でもイケルと思う。


【銭】
ユナイテッドシネマ豊洲金曜メンバーズデーで会員割引1000円。

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神様はバリにいる@映画的・絵画的・音楽的
神様はバリにいる@タケヤと愉快な仲間達
神様はバリにいる@ペパーミントの魔術師
神様はバリにいる@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評

PS 神様はバリバリ、バリにいるんや。

『スパイ・レジェンド』をUCT6で観て、おもろいやんふじき★★★

五つ星評価で【★★★詰め込み過ぎではあるけど余計なものは観客側が排除すればよし】  
引退したスパイが事件に巻き込まれる。
この映画の世界観では「引退できている」という時点で凄腕だ。
それくらいポンポン簡単にスパイが死んでいく。
効率悪いからゾンビをスパイにした方がいいくらい死ぬ。
身元不明者の死体や、不審な爆発、火災などが頻発しても、
本来の諜報活動(軍事支援に近い)に支障を来さないように
世界が整備されている。そういう世界なのだろう。

ピアース・ブロスナンに『誰よりも狙われた男』みたいなスパイを求めてはいないし、『ジョーカー・ゲーム』みたいに殺さない事に命を賭けすぎても困るので、スパイを描く筆致(タッチ)としては実にデットボールギリギリの内角に放り込んできてストライク取ったみたいなベスト・コントロールに見える、ってか、元々スパイ映画のスパイってこういう筆致(タッチ)で、現実の方が乖離していったのか。

亀梨君が10人殺さずにいる間に、ピアース・ブロスナンは100人殺す。
危ねえじゃん、そんな奴を野放しにしてたら。
若いスパイとラブラブしてた姉ちゃんとかトバッチリもいいところだ。

そんな殺人鬼もどきのスパイを取り巻く事件は更に過酷で、
謎が謎を呼び、新展開のつるべ撃ちになるので、
ストーリー上は全く退屈しなかった。
ちょっと脳が追い付かないくらいだ
(くらいじゃなくて少し追いつかなかった)。

主人公の古巣CIA内部でも、一切誰もが誰もを信用できず、
各人がその技量の元、孤立している。それ、組織としてよくないよね。
このCIAのメンツが皆、いいキャラ立ちしてる。

主人公を事件に誘ったベテラン(伊東四朗っぽい)、彼から仕事を受けつつ、彼を監視する女補佐官、監督統制しきれないで米国に帰されるトップ上司、主人公が育てた殺人兵器の部下。あと、CIAではないが、フリーランスの女殺人鬼のいかにも洗練されたビジュアルにしびれた。女殺人鬼はかくあるべしという、そんなビジュアルだ(ただ退陣があっけなくて残念だった)。

いやあ、なかなか堪能した。
もう三日経ったら忘れそうだけど、娯楽映画はそれでいいのだ。


【銭】
この映画専用のUCT会員割引メールが来て、それを使用して1000円。

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スパイ・レジェンド@ぴあ映画生活
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スパイ・レジェンド@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
スパイ・レジェンド@徒然なるままに

PS すっぱいレジェンドだったらやだな。

『劇場版Bisキャノンボール2014』をテアトル新宿で観て、面白いけど欠点もありありふじき★★★

五つ星評価で【★★★キャノンボールものとしては成功、アイドルものとしては失敗】 

実はBisの事は、映画内に登場するAV監督同様知らない。

で、ビーバップみのる氏の暴走、梁井一氏の裏暴走など、キャノンボールものとして見ると実に定番で面白い。撮影対象が何者であっても揺るがない「しょせんチンコとマンコ」的なゲームの進め方は、これはこれで見たかったものであるし、それを抑えてしまう大人性をキャノンボールの観客は求めていないに違いない。

ただ一方、アイドルという撮影対象に対して、明らかにアイドル活動に支障を来たすような間の詰め方をしてるのは、それが手である事が分かった上でもいい気持ちがしない。そんなのはカメラを持った野獣にセーブできる訳がなし、企画段階から懸念されていたに違いないのに、捨ててしまった部分なんだろうけど。

そういった意味ではマネージャーの渡辺氏が大人側の共犯者になったものの、Bisを管理して商品として守る者としては目が届いていなかったと思う。「俺が責任を取る」というくらいなら、企画最初から「渡辺マネージャーと監督とのはめ撮り1000ポイント」みたいなのを隠しポイントとして伏せておいて、撮終後に全員でくんずほぐれつすればよかったんじゃないだろうか。嫌な絵だなあ。ただ、マネージャーがいい人に撮られ過ぎてるのでそりゃあチンチンくらい写されなきゃバランス取れないでしょ。

あと、基本、いつも通りのやり方で撮っているからだろうけど、撮影対象に対して愛がないと思う。どうも撮影対象より「俺が、俺が」になりがちだ。それは撮影対象から各監督に対する信頼がないという事の裏返しかもしれないが、いい絵が撮れていない。別に笑顔を撮れという訳ではないが、絵として車に乗ってずっと喋ってる絵ばかりで、それはBisを撮っているのではなく、監督自身の技術を撮っているに過ぎない。6人いるのに、6人それぞれの個性とかダダ死にである。見終わってファーストサマーウィカとカミヤサキとかは混同が抜けてない。それだけの個性として撮られてないという事だ。


【銭】
テアトル系水曜1100円均一料金。

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『ストライクウィッチーズ Operation Victory Arrow Vol.2 エーゲ海の女神』を角川シネマ新宿1で観てええ商品でええ小品やなふじき★★★

五つ星評価で【★★★恥ずかしいけどコンパクトで面白かったりする】  
パンツ丸見えの飛行少女ってビジユアルが相変わらず恥ずかしい。
スカートという概念がない世界であるとの設定なのだが、今回、すんごいチョイ役であるが、地方の宿屋の女将さんがスカート履いて出てくる。うーん、適当やな。別にそんなにバリバリ、ハードSF的な仕様を求めている訳ではないけど。

という事で、30分一本勝負で、
敵怪生物の為にエーゲ海の故郷の島を破壊したくない黒ウィッチーズちゃんの為に仲間のウィッチーズちゃん達が協力して頑張るぞ、という話。

30分で1200円という価格設定が相変わらず割高なのだが、起承転結がちゃんと付いていて、アクションにメリハリがあり、話の長さと内容の長さがちょうどよい、という訳で、ソフトとしては実にいい出来に仕上がっている。

中でも話の長さと上映時間のサイズが同じくらいというのは大事だ。
テンポ的にも無駄やダレが全くないという事で、これが守られないためにグダグダになってしまう惜しい作品は多い。特に演出力のない実写監督が撮影素材をあれもこれも盛り込む為に90分で充分な内容が120分超になったりする事が昨今、多い。だから、この潔い短さはとても魅力がある。でも、値段は1000円切ってもいいだろ、とは思う。

まあ、ここまで見たら三部作だってんで、次の30分も見るよ。今の価格設定が継続されるなら、成金親父がキャバクラでチップ弾むみたいに、これにお金を落とすよ。まあ、似たようなもんだし(似たようなもんでしょ)。


【銭】
1200円均一。

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ストライクウィッチーズ Operation Victory Arrow Vol.2 エーゲ海の女神@ぴあ映画生活
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『きっと、星のせいじゃない。』をよみうりホールで観て、きゅんふじき★★★

五つ星評価で【★★★生きるとは辛さに耐えること、死ぬとは被忘却に耐えること】

ガン患者のラブコメ(哲学的だけど「コメ」なんだと思う)。
可愛い女の子は鼻に管を付けてても可愛いってのを実践するのが凄いなあ。シャイリーン・ウッドリーって必ずしも美人美形タイプじゃないんだけど、そこがいい。お目めキラキラ。少女マンガの主人公だな。
野郎のアンセル・エルゴートもティーン物特有の「ロクデナシぶさかわナイスガイ(シーズー犬に似てるけどマッチョて脚長)」。二人の決してベタベタではない自然に距離感のない感じがいい。

おままごとみたいと言えば言えるし、プレ恋愛と言えばプレ恋愛なんだけど、それでもいい。最近の恋愛映画は達観しすぎていて、「くっつきました-別れました-終わり」みたいなのとか「くっつきました-やる事ないから、SMとか変態嗜好恋愛」みたいなのとか、そんなんばっかな気がするので、変形とは言え恋愛が成就する映画には気持ちが緩む。いいんだよ。普通に恋愛が成就して終わる映画があったって。

シャイリーンの母ちゃん役で出てるローラ・ダーン、
顔が縦長に伸びて『スクリーム』のホラーマスクにますます似てきた。

デフォーのクズ野郎は盤石。声がいいな。
クズ野郎でもクズ野郎じゃなくても
デフォーの声ってずっと聞いてたくなるトーンだ。


【銭】
チケット屋で試写状350円でゲット(ごめんごめん)。

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きっと、星のせいじゃない。@ぴあ映画生活

『スキマスキ』をシネマート六本木2(B1F大)で観て、可愛い人たちふじき★★★

五つ星評価で【★★★隙間はみんな好きだろ】

原作未読。

何とはなしに「エグザイル系」の人を褒めるのには抵抗がある。
それは「エグザイル系」の人達が集団の中にいるというだけで、出落ちのようにモテてしまうからだろう。まあ、要は、あまり大きな裏付けがないのにモテて結構な事ですなあ、という嫉妬である。
なので褒めたくはないのだけど、主役のヘイサクを演じる「劇団EXILEの町田啓太」は上手かった。

とってもみっともない役なのだが、みっともなさから逃げずに前面に出しきって演じる事で、しょうもないけどいい奴というラインに到達。でもまあ、元が美形だから表情が崩れてもかっこいいはかっこいいのである。チッ。

このスキマを愛さずにはいられない、愛すべきクズと、
スキマに身体を露出させ相手に見せつつ、相手を秘かに覗き返し、
相手にのめり込んでしまう隙だらけの女子、佐々木心音との
スリリングな関係が中々魅せる、とても気になる。
個人的にこの佐々木心音嬢があまりタイプではなかったので、
演技を認めつつも、のめり込みはそんなになかった。
タイプで言えば、色気のないガリガリタイプの佐々木心音の学友、
中村映里子の方が、その不器用そうな部分も含めてずっと好きだ。
彼女のぶつからずにはいられない猪突猛進ぷりが、
町田啓太の不器用な猪突猛進ぶりとダブって見えるのも面白い。
多分、性別は異なるが、ここには同種嫌悪があるのだろう。

ラストのオチ(サゲ)はあまりよく機能していない。

エンドロールにかかるTHE PRISONERの「LETTER」って一直線で気持ちいい曲だ。
この曲がヘイサクのバカで一直線を表してるのが、映画としてとても効いている。


【銭】
シモーネマート、月曜メンズデーで1100円。

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スキマスキ@ぴあ映画生活
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