恐怖演出、というより恐怖演出に付けられる音が特に古いのだと思う。ただ、恐怖演出時の画面も新味は乏しく、昭和のカラーテレビ黎明期の恐怖ドラマみたいだ。
新垣里沙は『ガラスの仮面』の北島マヤみたいな女の子の筈なのだが、
演技力を演出するのは難易度が高く、そういう設定というのは分かるけど、
実際、上手くは見えない。
新垣里沙を落とし入れる悪い側の少女に中村有沙。
こっちの娘の方が遥かに印象に残る。
リアルな世界では、実際この娘が主役で立てられた企画なのに、
ネームバリューで主役の座を奪われたとかはありそうな話である。
あと、中村有沙と同じ事務所役の團遥香。
朝の情報番組Zipに出てるってのと、舞台挨拶で実物見たので、
かなり気になってる。
んー、怖くない。
何か少しずつ「ダメ」が蓄積してって、
大きなダメとして結実しました、みたいな一つ一つあげつらっても
しゃーないよ、みたいなあちこちダメな映画。
【銭】
ヤーロスペースの会員割引で1200円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・ブラック・フィルム@ぴあ映画生活
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