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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『神様はバリにいる』をUCT11で観て、惜しいなふじき★★★

五つ星評価で【★★★堤真一のインチキくささがバリバリおもろい】  

映画が堤真一の役者力に負けてる一本。

堤真一のインチキ富豪っぷりがメチャクチャおもろいんだけど、
そのエピソードの語り口(脚本)がつまらん。
堤真一のエピソードを引き出す為の
狂言回し役の尾野真千子がよくやってるけど結果的によくない。
尾野真千子は堤真一の「破天荒」を際立たせるため、
地味かつ真面目かつネガティブかつ不幸のどん底というキャラなのだが、
「やりすぎ」というより「リアル」すぎて居たたまれない。
このキャラが堤真一に感化されて
映画の冒頭と尻で落差ができないといけないのだが、
その落差が目に見えるくらい大きくない。
要はばっちセックスしたくなるようなマックスいい女になってない。

玉木宏はいると安定する。
ナオト・インティライミは驚いた事に三の線としていい仕事をしていた。
菜々緒は出なくてもいい程度の役だが、実に菜々緒っぽいキャラ。
堤真一宛書みたいであるけど、西田敏行でもイケルと思う。


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ユナイテッドシネマ豊洲金曜メンバーズデーで会員割引1000円。

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PS 神様はバリバリ、バリにいるんや。
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『スパイ・レジェンド』をUCT6で観て、おもろいやんふじき★★★

五つ星評価で【★★★詰め込み過ぎではあるけど余計なものは観客側が排除すればよし】  
引退したスパイが事件に巻き込まれる。
この映画の世界観では「引退できている」という時点で凄腕だ。
それくらいポンポン簡単にスパイが死んでいく。
効率悪いからゾンビをスパイにした方がいいくらい死ぬ。
身元不明者の死体や、不審な爆発、火災などが頻発しても、
本来の諜報活動(軍事支援に近い)に支障を来さないように
世界が整備されている。そういう世界なのだろう。

ピアース・ブロスナンに『誰よりも狙われた男』みたいなスパイを求めてはいないし、『ジョーカー・ゲーム』みたいに殺さない事に命を賭けすぎても困るので、スパイを描く筆致(タッチ)としては実にデットボールギリギリの内角に放り込んできてストライク取ったみたいなベスト・コントロールに見える、ってか、元々スパイ映画のスパイってこういう筆致(タッチ)で、現実の方が乖離していったのか。

亀梨君が10人殺さずにいる間に、ピアース・ブロスナンは100人殺す。
危ねえじゃん、そんな奴を野放しにしてたら。
若いスパイとラブラブしてた姉ちゃんとかトバッチリもいいところだ。

そんな殺人鬼もどきのスパイを取り巻く事件は更に過酷で、
謎が謎を呼び、新展開のつるべ撃ちになるので、
ストーリー上は全く退屈しなかった。
ちょっと脳が追い付かないくらいだ
(くらいじゃなくて少し追いつかなかった)。

主人公の古巣CIA内部でも、一切誰もが誰もを信用できず、
各人がその技量の元、孤立している。それ、組織としてよくないよね。
このCIAのメンツが皆、いいキャラ立ちしてる。

主人公を事件に誘ったベテラン(伊東四朗っぽい)、彼から仕事を受けつつ、彼を監視する女補佐官、監督統制しきれないで米国に帰されるトップ上司、主人公が育てた殺人兵器の部下。あと、CIAではないが、フリーランスの女殺人鬼のいかにも洗練されたビジュアルにしびれた。女殺人鬼はかくあるべしという、そんなビジュアルだ(ただ退陣があっけなくて残念だった)。

いやあ、なかなか堪能した。
もう三日経ったら忘れそうだけど、娯楽映画はそれでいいのだ。


【銭】
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スパイ・レジェンド@徒然なるままに

PS すっぱいレジェンドだったらやだな。