FC2ブログ

ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『ムーミン 南の海で楽しいバカンス』をトーホーシネマズ府中6で観て、全員大人だふじき★★

五つ星評価で【★★淡々】  

ムーミン一家が旅に出かけるがみんなマイペース。
「楽しいバカンス」という副題が霞む感じで「楽しい感」が伝わってこない。
「バカンスをしなくてはいけない」から「仕方なくしている」みたいな。
もともと原題は『リヴィエラのムーミン』なので「楽しい」というニュアンスはない。
私、物知らずなので「リヴィエラ」って観光地の固有名詞かと思ってたけど、元々はイタリア語で「浜辺」とかの普通名詞だったのが「観光地、景勝地」という意味で使われるようになり、最終的に「リヴィエラ」と言えばイタリアのあそこ、という具合に特定地方を指すようになったらしい。あっ、固有の場所でもあるのか。ややこしいな。「リヴィエラ」なんて、森進一の『冬のリヴィエラ』ぐらいしか知らんからな。

脱線脱線。

「楽しいムーミン一家」だから「楽しい」はキーワードとして、どこかに付けたかったんでしょうね。個人的には冒頭の焚火のシーンが一番「楽しい」。

それにしても妙に醒めてる映画だったな。

フローレンがビッチでエロい水着を着用してる。
カジノで儲かったからいいものの、あれはアニメじゃなかったらソープに沈められるパターンだ。元々、アンクレット(日本での別名は「ヤリマン・チェーン」)だけ付けてる姿がいやらしいんだけど、黒の水着付けた姿は「こういう太った熟女みたいなのが好きなマニアいるよな」みたいな感じ。

紆余曲折はあっても最終的に家に帰ってきて、元の生活を取り戻して「これが一番」などと言うのだけど、どうもその「これが一番」に心がこもっていない。いや、心がこもっていないと言えば、全てのシーンに心がこもっていない様にさえ見える。何故だろうと考えたら、ムーミンパパ、ムーミンママはともかくとして、ムーミンとフローレンのメンタリティーがTVアニメより大人なのだ。私の中でのムーミンは無邪気な子供タイプなので、「わーい」とか言ってるのだけど、この映画の中ではきっとそこに置いてあったら、ドラッグくらい摂取するだろう。「心がこもっていない」と言うより、「心の成熟具合」が期待している物とくい違っていたのだ。

個人的な意見として、この映画のムーミン、フローレンには魅力を感じない。主人公、ヒロインとしての感情起伏が大人すぎて乏しいから。ムーミンは嫉妬や怒りを見せるけど、別にその感情を克服するでもなく、何となく呑み込んでしまう。実に大人だ。社会性高い。そういう社会性高くて疲れる行動から解放されたくて私は映画を観に来るのに。

という事で、あまり登場しない3人のサブキャラがいつも通りでよい。
スナフキンはいつも通り、正しい無宿人で、単に放浪してるし、
ミーはいつも通り、全てに目を光らせながら反発してケチを付けてるし、
ミムラ姉さんはいつも通りかどうか知らないけど、
美人に胡坐をかいて不思議ちゃんだったりする。ええな、この人。


【銭】
トーホーシネマズデーで1100円に割引。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス@ここなつ映画レビュー
劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
▼関連記事。
日本の、ムーミン谷の彗星@死屍累々映画日記
フインランドのムーミン谷の彗星@死屍累々映画日記
スポンサーサイト