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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『ワンダフルワールドエンド』を新宿武蔵野館1で観て、そこにある肉感ふじき★★★

五つ星評価で【★★★意外と怪作】  

橋本愛がブレイクしないモデルを演じる。
必死に努力をし、一定のファンもいるが、
ぶっちゃけ「知られざる存在」だ。

誰もがネットを使って自らを「ここにいる」と発信できる現在、
彼女の悩みはネットに介在する発信者大多数の悩みと言っていいだろう。
役の上とは言え、橋本愛ですら売れないんだから切ない。

橋本愛は元々キツメの顔で大人びているのだが、
この映画では「精いっぱい可愛く自己演出してるキャラ」を演じている。
無理なくそういう自己演出が成立して見れるのは実際、美形だからだろう。
反面、本当に大人の身体になりつつある橋本愛にビビッドカラーの
御伽話のような私服は似あわなくなりつつある。
それはきっと橋本愛を訪ねてきた子供のファン蒼波純には似つかわしくても、
少しずつ女としての肉が染みついてきた橋本愛には
通過してしまった過去にしなければならない物なのだ。

ラスト、二人の色々な感情が渦巻きながらの邂逅は、
いきなりフアンタジックな世界に突入してしまうのだが、
キッチリした落とし前を付けずに
大きな花火を上げて終了宣言だけしたように見えた。
もう一回見直すと解釈が変わるかもしれないけど、
そこを確認する為にもう一回は見なくていいや。


【銭】
新宿武蔵野館水曜1000円均一。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ワンダフルワールドエンド@ぴあ映画生活
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