FC2ブログ

ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『バードマン』をトーホーシネマズ六本木7で観て、変なのでも悪くないけどそう好きでもないふじき★★★

五つ星評価で【★★★これにアカデミー作品賞と監督賞を与えるのは先鋭的だが頭でっかちな老人がアカデミー会員に多いという事だろう】  

全くもって悪くはないし、飽きる事もないし、ちょっと引き込まれそうにもなるのだけど、どっちかっていうと突き放した感じで冷静に見ていた。ずっと1カットという映像構成に今更驚きはしない。効果として、カメラは漂っていたかったのだろう。後から考えると、その「ふらふら」した感じが主人公の不安感を強く表わしていたのかもしれない。とりあえず、不快な揺れとかがなかったのは良かった。ドラム・パートの強いBGMはメンタリティ強調の効果が強い。この心拍数に近いBGMのおかげで、より強くシリアスなドラマが強調されて見えてるのかもしれない。

次のようにチラシに書いてある

出演は『バットマン』のマイケル・キートン
『インクレディブル・ハルク』のエドワード・ノートン、
『アメイジング・スパイダーマン』のエマ・ストーン。
新旧アメコミキャストという顔ぶれに、
演技派のナオミ・ワッツが華を添える。

ナオミ・ワッツはアメコミ映画こそ出ていないが
『キングコング』で猿真似みたいなことをやらされてるので、
アメコミに対比した「演技派」という位置に置くのは抵抗がある。
舞台で勃起して一部分が緑色の大男になるかどうかは知らないが、
エドワード・ノートンの方がよっぽど「演技派」のイメージが強い。
そういう意味でもエドワード・ノートンはいいキャスティングだ。
本当にクズだったら笑えるけど、
そこまでシニカルなキャスティングはしないだろう
(ナドレックさんの『映画のブログ』を読むと、どうも本当のクズらしい)。

エマ・ストーンは可愛いし、尻がステキらしいから許す。
セリフにあるが、そんなステキな尻に見えないのは撮影監督の落ち度だろう。
脱がしてでもステキな尻に見せてくれんと。
スパイダーマン縛りで蜘蛛糸で縛ってもいいぞ。いや、いっそ縛れ。

マイケル・キートンの身体の衰えをそのまま武器にしてるのは良い。
誰が声やってるか分からないけど、バードマンの声は渋いなあ。
六本木に1/1フィギュアが置いてあったけど、
バードマンのデザインもうちょっとベルトが大きかったら、
かなりショッカー怪人だと思う。


【銭】
トーホーシネマズデーで1100円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)@或る日の出来事
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)@映画のブログ
▼関連記事。
バードマンもういっちょ@死屍累々映画日記

PS 長いサブタイトルがうざい。
PS2 ハリウッド『バードマン2』の企画はこうだ。
演劇で成功した主人公の下に、わらわらとヒーロー役者が集まってくる……
スポンサーサイト



『ストロボ・エッジ』をトーホーシネマズ六本木6で観て、違和感ふじき★★

五つ星評価で【★★少女マンガだけど、セオリーから堂々逸脱】  

有村架純がムチャクチャ可愛い。
あまりに可愛くて健気なので、これはブラフで、
実はメンタル真っ黒なのではと邪推したりもしたが、
そんな事もなく、物語の中では「天使かよ、おま」みたいに
非の打ちどころのない、いい子なのだった。

対する福士蒼汰もいい奴。ホモじゃないから、野郎はこれぐらいにしとく。

で、恋愛映画というのは、二人にとっての障害を如何に跳ね除けて、
幸せになるかという物語で、少女マンガでいう所の「障害」とは
通常、ライバル=恋敵なのである。

大体、彼の側に、主人公の少女との恋愛に踏み切れない理由があり、
それは、主人公が今はもう本気ではない、傷ついている恋敵を
優しさから捨てられないとか、恋敵が用意周到で十重二十重の
恋愛防壁を敷いてるとか、なのだが、そんな「障害」を
主人公の健気さで懐柔し、周囲からも、ライバルからも、
あの人と彼がくっつくならしょうがないというお墨付きを貰う事が
恋愛双六の「あがり」になる。

言わば、主人公の魅力で恋敵をやんわりバッサリ斬り捨てる。
それが恋愛物の醍醐味ではないだろうか。
であるが、この映画では恋敵が「はいはい」とストンと身を引いてしまう。
その後に現われる恋敵候補娘も決して、その場に居座ろうとしない。

なんてイビツな。

有村架純が、彼氏の彼女席を奪うでもなく、煩悩と煩悶してる様は
男目線からはなかなか萌える物があるのだが、
そんな精神修行みたいな状況と、結果、棚からぼた餅みたいな彼女席のGET、
これ、主要購買顧客層の女目線から見るとどうなんだろう?

どうでもいいのか。
福士君だけ見てれば。

その福士君が物語後半にボクサーのような鋭さで有村架純にお見舞いする
右ストレート「壁ドン」は、
思いの強さが、そのストロークの素早さに表れたみたいで、とっても面白かった。
あの右ストレート「壁ドン」を磨き上げるだけの武術とか開発したら、
それはそれで何かしら物に出来そうな気迫に満ちていた。
なので、それを模した記念撮影用巨大ポップが映画館に設置してあるのは
なかなかいいアイデアだと思った。

福士君と言えば、設定上ブレザーが高校で、詰襟が中学という風にしてるのだろうけど、ガタイのいい身体で詰襟を着ると、とてもお兄さんに見えてしまって、これは衣装設定のミスだろう。


【銭】
トーホーシネマズデーで1100円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ストロボ・エッジ@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
ストロボ・エッジ@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
ストロボ・エッジ@カノンな日々