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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『トゥモローランド』を新宿ピカデリー1で観て、ブラッド・バードちょっとしくったなふじき★★★

五つ星評価で【★★★次から次へと事件が起こるから面白いけど本質的に薄いと思う】

そう言えば発券の時「トゥモローワールド1枚」と言った気がする。

ジョージ・クルーニーの少年時代(空を飛ぶ)と、そのガールフレンドのアテナがムチャ可愛い。あの坊やなんて性別に関わらず可愛い。二人合わせて鉄腕アトム的である。あー、アテナのソバカスが可愛くていいなあ。キャラと言えば悪者側のロボットの張り付いた笑顔も「悪役はこう笑うんだ」という典型を見せられたようで、何か良い。そのロボット達が一人一人はみんな個性的な顔立ちなのに全員集まると没個性になるのもリアル、、、、かもしれない。

で、矢継ぎ早にガンガン事件が起こり、その事件が面白い物だから映画として見て飽きる事はないんだけど、結局、予告や宣材などで事前に知らされていた「トゥモローワールドとはどういう所である」との説明すらしっかりしてくれないのは片手落ちだろう。皆が知っている事でも「映画」として独立させるために、あえて映画内で一回説明するのが「映画」として筋を通すという事に他ならない。

そして、この映画の最大の欠点は「トゥモローワールド」が作られた起源が軽くしか語られてない為に、そもそもどんな理念で作られた場所なのかが空気でしか伝わって来ず、クルーニー少年が何を求めてそこに行き、何に排斥されたのか、少女アテナが誰の為に何をしようとして働いているのか、などの「それぞれの理想」がとても曖昧にしか語られていない事にある。分かるだろ、フィーリングで、みたいな。分からんわい。よしんば、それが茫洋と分かるにしても、映画内での対立を明確にするために、それぞれの意見の違いはガッツリぶつかり合わせなくてはいけない。そこがないから、見てて面白くてあっという間に終わったけど、何が言いたかったのかよく分からない映画になってしまったのだと思う。


【銭】
ピカデリー前回有料入場に付く割引サービスにて1300円(割引は二か月以内に限るのでギリ間に合った)。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
トゥモローランド@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
トゥモローランド@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
トゥモローランド@或る日の出来事

PS 田口トモロヲランドの方が面白かったかもしれない。
 ジェットパックの代わりにチンチンが鉄のドリルで発明コンテストに優勝だ!

PS2 触ると周りが女湯になるバッチをください。
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『怒りの荒野』『情無用のジャンゴ』をシネマヴェーラ渋谷で観てジェンマかっけーなんじゃもう一本はふじき★★★★,★★

特集上映「イタリア萬歳Ⅱ」の1プログラム。

◆『怒りの荒野』
五つ星評価で【★★★★ジェンマだねえ】

特別出演みたいなのじゃないジェンマごりごりの主演作を観るのは初めて。
避けてた訳ではないけど、ちょうど時代が合わなかった。
いやあ、ジェンマかっこいいわあ。脚が長い。憂いの表情が似合うわ。
このジェンマが最初、町の最下層民で汚物とか集めさせられている。
売春婦と誰とも分からぬ父親の間の子という出自からもうケチョンケチョンの立場である。人として扱ってもらえない。流れ者のガンマン、リー・ヴァン・クリーフと関わる事で、彼は自分の人生を切り開く。そして訪れるリー・ヴァン・クリーフとの対決の時。
いやあ、おもろい。音楽が『群盗』の時、かかってた奴だわ、これ。
そして、主人公が乗り越える障壁ともなるリー・ヴァン・クリーフも渋い。
一つ足りないのは女っ気(皆無じゃないけどただの手駒)。


◆『情無用のジャンゴ』
五つ星評価で【★★怪作】
タイトルと正反対に情に引っ掻き回されすぎの主人公ジャンゴ。
捩じり鉢巻き(っぽい)バンダナに杉ちゃん風ベストが微妙にかっこ悪い。
何か話が行き当たりばったり。
金塊強奪しました。
裏切られて皆殺しにされかけました。
皆殺しの奴らが近隣の町についたら、近隣の町の奴らに殺されてしまいました。
金塊は町の実力者二人が隠し持ってて、すったもんだの挙句、人がいっぱい死んで、もうどうでもいいや。うーん、飽きた、飽きた。おらあ、基本的には普通の映画が好きなんだなあ。


【銭】
シネマヴェーラの会員割引で1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
怒りの荒野@ぴあ映画生活
情無用のジャンゴ@ぴあ映画生活