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赤城乳業「シャビィ梨」

シャリシャリかき氷状のカップアイス。
「梨」味はガリガリくんにも負けていないハイスペック。

赤城乳業なのに「乳」とは無関係に「氷菓」である。
基本「乳」は原材料に入っていない。
ただ、おそらくアレルギー対策として
「この製品は、乳・卵を使用した設備で生産しております。」
の一文がパッケージに記述されている。
「どんなに薄くても俺は乳の匂いを逃がしたりはしないぜ」という
乳マニアは食べてみるべきだろう。

原材料に私の嫌いな「甘味料(ステビア)」が混入されているのだが、決して後味は悪くない。これは原材料として「ステビア」以上に「砂糖」が入っているからに違いない。いいバランスをよう見極めた。
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『シャークネード』『メガ・シャークVSメカ・シャーク』をキネカ大森2で観て、キネカさん偉いわふじき★★★★,★★

「アサイラム2本立て」。
えらいわ、キネカ大森。こんな番組組むなんて。

◆『シャークネード』
五つ星評価で【★★★★トルネードに巻き上げられた鮫が空から降ってくるという奇想を見事に映像化。ありえない内容なのに、パニック映画として最高の面白さ】

鮫、鮫、鮫のオン・パレード。
しかも、この鮫の殺傷度の高さが究極。全身ブラウンの4枚刃で武装してるかのように、鮫と接触したら「ぶしゃしゃしゃしゃああああああん」と被害者は血まみれになるしかない。うわあ理屈はともかくとしてステキ。

浜辺のバー店長の主人公が分かれた妻と家族を心配して高台の家にまで避難がてらやって来たら、下水から鮫がウヨウヨ出てくるという衝撃の展開。辛くも脱出し、水っ気の全くない辺りまで避難してきたら、今度は空から鮫が落ちてくるという、ともかくこんなゴキゲンな話を作った奴らは頭は悪いが最高だ。

バーのバイトの女の子と、主人公の娘が中々の美人。美人がちゃんとキャスティングされてるって映画の本気度を見る上で大事。ちなみに野郎はそんなにイケメン系じゃないダメ男ですが、まあ、これはそういうもんだから。
冒頭、主人公とサーフィンする東洋系の女の子がタイプなのだけど、ムチャクチャ胸が少年のようにAカップだなあと思ってたら、可哀想な事に最初の被害者になってしまった。やはり、アサイラムと言えども(もしくはアサイラムだからこそ)胸がない女の子には容赦がないのだなあ。

ゾンビ映画の方法論を使った鮫映画という気もするので、同じように台風でゾンビが飛ばされてくる『ゾンビネード』みたいな亜流が出来たら、それはそれで面白いと思う。


◆『メガ・シャークVSメカ・シャーク』
五つ星評価で【★★出落ち映画】

こっちはテンポ悪いし、なかなか対決しないし、ぶつかるくらいしかできない対決自体に面白味がないし、対決を避けるために意外な展開が用意されてるが、どうもそれが映画の物語をただダラダラさせる事にしか機能してないし、と、ある意味とってもアサイラムらしい一本だった。アサイラムのマニアはこういうダラダラした中に適当にイベントが山盛りになってる映画の方が好きだったりするのかもしれんけど。

メガ・シャークの「メガ」っぷりは気持ちいい。あのでかいのが鱶鰭揺らしながら泳いでいるのは大変かっこいいし、気持ちいい。
メカ・シャーク、デザインはまあまあ。AIはいらない。あれが話を冗長させている。

主役は潜水艦乗りの黒人旦那と白人妻。黒人と白人の癖に演歌デュオっぽいロートルな空気を漂わせてる。白人妻が顔立ちは整ってるけど、いくつも洋ピンを乗り越えてきましたみたいな空気を漂わせていて、やっぱりちゃんとしたキャスティングって大事だよ、と『シャークネード』と合わせ技で思う。役者じゃなくって脚本が悪いんだろうけど、この映画の登場人物たちは絶対みんなIQが50程度しかないんじゃないかと思う。バカばっか(勿論、言葉通りの悪い意味で、である)。


【銭】
キネカ大森3回使える名画座専用回数券を使って、1000円で鑑賞。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
シャークネード@ぴあ映画生活
メガ・シャークVSメカ・シャーク@ぴあ映画生活
▼関連記事。
シャークネード カテゴリー2@死屍累々映画日記

『それいけ!アンパンマン ミージャと魔法のランプ』をHTC有楽町1で観て、今年はおもろいやんふじき★★★

五つ星評価で【★★★ミージャ、コキン、クリームパンダ三人の幼児の冒険行がなかなか人生チック】

魔法のランプの世界で遠い目的地まで徒歩で辿り着かなければならなくなった幼児三人の旅程のイザコザとかがおもろい。三人の組み合わせは以下の通り。

・ミージャ 魔法で自分は何でもできると信じている。
 魔法の腕輪が故障中で魔法は使えない。
・コキン バイキンマンチーム、ドキンちゃんの妹分。
 涙を感染させる能力を持つ。甘えん坊の末っ子タイプ。
・クリームパンダ アンパンマンに憧れる幼児のスーパーマン。
 正論を持っているが実行する力は弱い。
 もともと飛べるが、ミージャとコキンにマントを破かれたので空を飛べない。

この三人の旅の様子がまるで人生の縮図みたいでおかしい。
普段、仲の悪い女二人が、自分たちの利得の為なら
躊躇なくタッグを組んでクリームパンダを凹ませたり。
その二人がこっそり違法にせしめてきた食料をこれ見よがしに見せつけては
クリームパンダには分けようとしなかったり。
女ってこんなんだみたいな感じの英才教育がこんなところで受けられるとは(笑)

魔法の泉の効力を独り占めしてモンスター化したバイキンマンに徹底的に追い詰められ、自分のベストを尽くしてみんなで助け合う事を会得するミージャ。基本、後半の展開はいつもと変わらないが、幼児に理解させる物として作らなければいけないので、そこはあまりトリッキーな展開にする必要はないだろう。声の大島優子は特に問題なし。どっちかというとかなり好演。


【銭】
毎週火曜はテアトル会員メンバーズデーで1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
それいけ!アンパンマン ミージャと魔法のランプ@ぴあ映画生活

『バケモノの子』を新宿ピカデリー1で観て、締め方と声優とふじき★★★

そろそろ忘れそうだから感想UPしないと作品
五つ星評価で【★★★普通に面白く、観終わったなあという充実感は感じたが、よくよく考えると色々合点がいかない気がしてきた】

監督前作の『おおかみこどもの雨と雪』の情感を優先させながら「どう生きるべきであるか」みたいな哲学で締める話が嫌いだった。哲学と言っても人と狼のどちらを選択するかと言う選択肢に現実の人生における実用性がないので、それは考え落ちにしかすぎないだろうというイヤさがあったのかもしれない。今回は単純な娯楽作品として見れて面白かった。前作同様「どう生きるべきか」の設問は話の中に籠められているが、それは極めて実用性に富む内容となっている。但し、実用性に富む部分が映画のつまらない部分であり、映画って難しいなと再考を促された。どうしても九太がリアル人間世界に魅力を感じる部分がピンと来ない。それは自分がリアルな現実を肯定的に捕えられていないという事かもしれないが、そんなん大半の人間がそうでないのか? いや、子供は違うのか。そういう意味では正しいのか。

単純に、世界の違うはぐれ者同士が親子になってくドラマがよい。
そして、子供が新しい世界(それは彼が捨てた古い世界と言う皮肉)を見つけ、
親離れしようとした時、子供の自分自身(=分身)と決着を付けるために、
親が身を切ってサポートするという浪花節をウルトラC的な解決方法で
絵として表現するのは、凄く考え抜かれた寓話的なアクセスだと思う。
ただ、そのウルトラCな解決方法がいきなりだし、
最善の手にはあまり思えないので面食らってしまう。
何か考えれば他にいい手立てがありそうな気がする。
そして、その熊徹と九太が一体になる事によって無敵になるという納得感がない。
あまり明確な理由もなしに、敵に勝ってしまうのは娯楽映画としてよろしくない。

しかし、化け物が姿形が違うだけで、異常に「人間」だ。
彼等のバケモノとしてのアイデンティティはどこにあるのだろう。
「西遊記」の流れを組むバケモノなら、
人食いを率先して行ってもおかしくない存在の筈なのだが(そうは見えない)。

熊徹の役所広司はちょっと聞き取りづらいが、顔が思い浮かぶほどではなかった。

多々良の大泉洋、百秋坊のリリー・フランキー、宗師の津川雅彦はあてぶりだから演技に問題はない。ただ、その役者が喋りそうなセリフを喋るだけの役だから、実は彼等はアニじゃなくて実写でもよかったのではないか(いや、そんなマヌケな真似が出来ない事は重々承知だが)。驚くようなアニメートもなく、脚本の上だけの役という感じが強い。

楓の広瀬すず、いい声だなあ。聞き惚れた。

一番の問題キャスティングは染谷将太。染谷将太と分かりすぎる。
彼が短期スパンで激昂する役を連続オファー受けてるのも良くないのだが、やはり癖のありすぎる発声は彼を隠せないし、それはアニメ映画の情報としては切り捨てたい無駄な部分なのだ。

九太(宮崎あおい)と多々良(大泉洋)は『パコダテ人』
そもそも尻尾を持つバケモノらしき物なのである。

ツイッターで『バケモノの子』というタイトルから、前作も『バケモノの子』だったじゃんという話をする人がいて、成程とも思ったが、映画鑑賞前に「バケモノであるかどうかは戸籍の有無で決まる。雨と雪は戸籍を持ってるからバケモノとして扱うと差別になる」みたいな事を返したのだが、実際、映画見たらそんな話の展開があった。いや、本来、そんな役所がどうのこうのはどうでもいい話だろ、おい。

楓ちゃんに外なら「何やってもいいんだろ」と言ってメチャクチャやる成人バージョンがみたいんです、すいません(バケモンは俺の心と下半身にいる)。


【銭】
前回有料入場割引(2か月有効)で1300円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
バケモノの子@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
バケモノの子@映画のブログ
バケモノの子@ペパーミントの魔術師
バケモノの子@タケヤと愉快な仲間達
バケモノの子@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評

『ダライ・ラマ14世』をユーロスペース2で観て、脳味噌横滑りふじき★★

五つ星評価で【★★大変よい話を話されてるとは思うものの、仕事帰りの身体と脳では着いていけず】

ダライ・ラマが「ダライ・ラマ・スーパースター(奇跡の聖人)」であるかどうかは、実際どうでもいい話のようである。そういう伝説の元に鍛え上げられた人生ではあるだろうが、大切なのはその境遇に置かれた事で到達できた仏教の教えを自在に引用する、誰にも適わぬほどのクレバーさであると思う。仮にダライ・ラマが近所の八百屋のオヤジであったとしても、あのクレバーさを纏っているのであれば、信用に足りる(別に近所の八百屋のオヤジが信用できない訳ではない)。例えば、中国という国がダライ・ラマに脅威を感じてやまないのは、ダライ・ラマがスピリチュアルに何者であるかと関係なく、その徳性に気づいているからに他ならない。徳のない者は徳のある者を嗅ぎ分ける。徳のない者にとっては、自分のデタラメ加減を映す鏡として映る、そんな者を近くに置いておきたくはないだろう。


【銭】
ユーロスペース会員割引で1200円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ダライ・ラマ14世@ぴあ映画生活

『悲しみの忘れ方』をトーホーシネマズ新宿8で観て、少女は健気だが問題は映されない運営サイドにあるのではないかふじき★★★

五つ星評価で【★★★アイドルのドキュメンタリーはアイドルが可愛く撮れていれば一応OK。そこはちゃんと乗り越えてる】

乃木坂46に思い入れはない。
別にAKB側にも多大な思い入れはないのだが、メディア露出が多い彼女たちについては、乃木坂とは段違いに「何となく」ではあるが、知っている。

映画としては、そもそも知らない人間を何人も説明しなくてはならないという、このシリーズ独特の縛りに負けている。やはり、最初に5人くらいに絞ってじっくり説明してはいるものの、一人一人の物語が完結しないまま、後半登場人物ばかりが増えていくので、後追いする脳の処理が追い付かない。もう、誰が誰なんだか。ファン向けと断言しちゃうのは簡単だが、一般公開されてる劇場映画なのだから、ここでファン以外の層にアピールしてファン拡大を狙いたいと考えるべきだろう。後半に行くに従って、起きた事件をダラダラ書くだけの映画になっている。どこかで思い切って削る人員は削り、削った人員の分は販売ソフトで補うみたいな戦略をした方が良いかと思う。他チームとの違いをちゃんと見せるためには付ける必要のあるメリハリはちゃんと付けるべきだ。中途半端が一番よくない。

テンパりながらも感情がダダ漏れる生駒ちゃん、かーえーなー。
出来上がってないけどぶつかってく子と、変な出来上がりになった子が
個人的には好みなのだな(それは乃木坂やAKBに限らず)。

それにしても、この映画でも明らかになるのは、運営サイドの非情さだ。
勿論、そんな不都合な物を描写しようとしたり、糾弾しようとしたりの気概は、この映画にはない。身内で作ったドキュメンタリーだから、そんな意図を持って作れはしないだろう。

そもそも、おかしいのは「乃木坂46」の基本コンセプトが映画で明かされない事だ。彼女たち「乃木坂46」はどのようなメンツを求められ、どのように育てられた、どうなるのが目標である、とかの運営側の視線が全く明かされていない。AKBのように当初、運営する事その物が実験であった組織を書くドキュメンタリーなら、それでいいだろう。だが、乃木坂は「AKB公式ライバル」という看板を背負って募集されたのだから、明らかに何がしかの選考要素はあった筈だ。それは組織の核であるのだから、御座なりになどせずにきっちり表明すべきだろう。彼女たちは、映画内ではあまり考えなく取られた烏合の衆のようであり、それぞれが小さくとも才能と挫折を持つ原石のようでもある。最初の選考に関してはそういう曖昧な描かれ方しかされていない。

実は、ここは大事で、私は運営側が乃木坂に求めたのは次の要素ではないかと踏んでいる。
①AKBのように「前に前に」の姿勢が強すぎない事
②お嬢様っぽいこと(ロングスカートの着用)
③初々しく世慣れていないこと

AKBがメスのオス化集団であるならば、
乃木坂は昔ながらの少女のままの集団ではないか。

乃木坂のメンバーそれぞれが可愛いし、魅力的である。だが、彼女たちが頑張ってもAKBとの差は狭まらない。それは「素材の良し悪し」などという気は全くなく、良くも悪くも乃木坂は同傾向の素人を集めたグループであり、「少女的」である事を義務付けられているから突出したカリスマ傾向の個性を出しづらい。又、AKB・他グループと同列で活動し、関係を埋めたり、キャラを深めることを許されず、小さい(乃木坂のみの)グループでの活動を強いられた。おそらくAKBより、恵まれないプロモーション体制も強いられている。そして、最初からAKBを超えられないチームとして選抜されている。私は運営がそういう風に意図的に乃木坂と言うグループを作成して、養成したのだと思っている。AKBを引き立たせるため、たまに引き合いに出される噛ませ犬として。勿論、そんな彼女たちがAKBを乗り越えたりしたら痛快なのだが、「お嬢様っぽい非常に正しい歌唱」で作品を世に問う彼女たちの成功は難しいと思う。楽曲のイメージがある程度、決められているのだが、そこにAKBのバリ・ドゥード(何でもあり)のような「今」の強さがない。

だから、今回の映画に関しても、彼女たちの可愛さ可憐さは伝わってくるが、同様に運営の姿や意図が隠蔽されており、たいへん気持ちは良いが、気持ちが悪い気もする。とても悪い言い方をしてしまうと、「乃木坂にもちゃんと注目しているんですよ」という言い訳を成り立たせるアリバイとして映画が作られている気がする。

だから、頑張れ乃木坂46。
応援はしないが応援してるぞ(支離滅裂だ)。


【銭】
チケット屋で額面1500円のチケットを950円でGET。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46@ぴあ映画生活

PS 私、乃木坂に関してはほとんど知らない。
 だから、言ってる事が正々堂々間違えているかもしれない。
 そんな場合は、姉さん言葉で優しく叱ってやってください。
▼関連記事。
・Documentary of 乃木坂46(一作目)@死屍累々映画日記・第二章
Documentary of 乃木坂46(二作目)@死屍累々映画日記・第二章

『脳漿炸裂ガール』を角川シネマ新宿1で観て、残念な話を原曲がドッシリ支えてるふじき★★

五つ星評価で【★★話は残念だけど、ラストシーンの清々しさを評価したい。あと映画内でも流れるボカロの原曲が気持ちよすぎる】

捕えられた少女(もしくは+少年)が、不条理な死のゲームに叩きこまれる系。
この手の「死のゲーム」系の話で、ちゃんと大人が鑑賞に耐えられるレベルのもっともらしさを維持していたのは御大深作欣二の『バトル・ロワイアル』とザワザワザワの『カイジ』くらいだろうか。前者はゲームの不条理な部分を戦前の日本になぞらえるが如く自然に映画内に蔓延させ、後者は不条理の根源を富という誰もが心に当てはまるピースで補完した。
「そういう状況である」という事を設定としてゴリ押しする事は簡単だが、元々リアルではない不条理な設定を何の批判もなしにストレートで「こういう世界観だからしょうがないんです」と持ってこられると、映画は一気に一般常識の下の作品群(B級映画)に落ちる。そういうダメ子さんな作品はダメ子さんな作品として楽しめばいいんだけど、普通に人にはすすめづらい。という事で、『脳漿炸裂ガール』は話や設定の部分がこれ以上にないくらい「タコ」です。微塵もリアルを感じられません。そういうの好きな人専用作品です。

それでも、映画独自の少女の感情がせめぎ合う部分なんかが、この映画を嫌いにはさせないので、見ていて煩悶してしまう。もちっと上手く作ればいいのに。

ともかく原曲のボカロ曲がかっこいい。
「さあさあ狂ったように踊りましょう 
 どうせ100年後の今頃にはみんな死んじゃってるんだから」

の部分の映像化とかゾクゾク来る。

脳漿を炸裂させる銃のデザインと効果が凄くいい。

主役の一人、柏木ひなた(私立恵比寿中学)は頭の悪いキャラで、その頭の悪さを延々とアップで撮られ続ける。見ていてちょっと辛い。
もう一人の主役、竹富聖花の演技は妥当なのだけど、その感情が観客にまで強く伝わってこない。組み合わせはいいけど、個別にはそれぞれ今一つ同士。

あと、ラストシーンがすっとカッコよく、気持ちよく映画を見終えるのはよし。


【銭】
テアトル会員割引で1300円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
脳漿炸裂ガール@ぴあ映画生活

『ガンヘッド』をFCで観て、ゲラゲラ、ダメダメじゃんふじき★

五つ星評価で【★こんなにダメダメとは思わんかった】

公開時に一回観ている。
多分、その時はガーガー寝た。
リベンジをと思いつつも26年観る機会がなかった。
で、観直して、あの時、熟睡した自分は正しかった事が判明、
いや、これは寝てもいいだろ。

誰一人として魅力を感じない登場人物。
薄くて達成感のないストーリー。
敵も味方も関係性が見えづらい。
そもそも主役格の「ガンヘッド」にパーソナリティが必要かすら疑問だ。
アクションは土建屋の重機がぶつかり合うみたいにリアルだが、
リアルなりに、何が起こっているかが分かりづらい。

この時の高嶋政宏は全力で映画の主役に向いていない。

【銭】
FC一般料金520円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ガンヘッド@ぴあ映画生活

マンガ『もぐささん 第五巻』大竹利朋、ヤングジャンプコミックスを読書する男ふじき @tomoyaharada

「餅」の回での眼鏡姿のもぐささんが特に可愛い。

感想と単行本発行周期が一巻まるまるずれてる。

『マジンガーZ対暗黒大将軍』『グリム童話 金の鳥』をFCで観て、昔のアニメやすらぐなあふじき★★★,★★★

◆『マジンガーZ対暗黒大将軍』
五つ星評価で【★★★いやあ、東映動画】
多分、四回目くらい。劇場で観たのはおそらく二回目。

凄く荒く子供騙しで適当なところが癒される。
今、そんなの中々作れないでしょ。
でも、「凄く荒く子供騙しで適当」でも、つまらない訳ではない。
的は外していない。要はスタッフがリラックスする箇所が今と違うのだ。

兜甲児てきとー。パンツ見せながら踊るさやかさんとゴーゴーで超軟派野郎だ。
しかし、マジンガーも一対多とは言え、負けっぷりが半端ないな。
何かある毎に撃つ光子力ビームは9割以上外されてる。

暗黒大将軍無駄にでかい。
おめ、そんなにでかいなら最初から自分で戦えよって思うくらいでかい。

ちゃんとボスボロットも一か所だけだけど見せ場があるし、
総じて、それぞれのキャラに見せ場がある優しい脚本。
その中でも一番かっけーのは兜剣造の登場シーン。
無駄に変身破りながら現れる。
別に最初から素顔で現れればいいじゃん。

水木一郎の歌はどれもこれもかっこ良くて燃える。


◆『グリム童話 金の鳥』
五つ星評価で【★★★キャラがどこかミンキーモモっぽい】

ファンシーっつか、キャラがよう動くっつか、
童話の世界にいながらアニメートも含め、ふざけっぷりが葦プロに似てる。
うん、ちょっと疲れに負けてここで休憩を取ってしまった。
アニメートはなかなか味のある動き。


【銭】
FC一般料金520円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
マジンガーZ対暗黒大将軍@ぴあ映画生活
グリム童話 金の鳥@ぴあ映画生活
▼関連記事。
マジンガーZ対デビルマン@死屍累々映画日記・第二章
・マジンガーZ対暗黒大将軍@死屍累々映画日記・第二章
プロフィールだ

fjk78dead

Author:fjk78dead
ふじき78
映画を見続けるダメ人間。
年間300ペースを25年くらい続けてる(2017年現在)。
一時期同人マンガ描きとして「藤木ゲロ山ゲロ衛門快治」「ゲロ」と名乗っていた。同人「鋼の百姓群」「銀の鰻(個人サークル)」所属。ミニコミ「ジャッピー」「映画バカ一代」を荒らしていた過去もあり。

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